いやー最高だった。こんなにファックを連呼する映画もなかなか無いのでは。ここまで突き抜けると逆に清々しいし、レモンのくだりは笑い転げた。尺は長めだけど笑ってたら終わった。ディカプリオ演じる頭の良さとバカ>>続きを読む
主旨はとても分かりやすい。冒頭、なぜこんなに厚化粧をして着飾ってるんだと疑問だったがそういうことか。深層心理では一度も自分に価値を見出だせず、家族も言葉や態度には出さないものの彼女に対してガラスの壁を>>続きを読む
2時間半の間、1800年代初頭のヨーロッパに居たようだった。アウステルリッツの戦いは監督がこだわったと言っているだけあってリアリティと迫力が凄まじい。氷上での怒濤の砲弾の嵐と水面下の死の沈黙の世界が対>>続きを読む
雨の中、扉を叩いてフランシスを呼ぶシーンに一番色気を感じた。ジョージの愛するがゆえの苦しみと、文字通りフランシスの歪んだ感情が奏でる不協和音がなんと甘美なことか。破滅的、倒錯的という言葉がこんなに似合>>続きを読む
今年観た邦画でトップクラスに余韻が深い。他人との共感を求めて「普通」に擬態しそれを最良と疑わない人々と、「普通」の居心地が悪い人々が感じる孤独とそれによって生まれる共感。「普通」って何なのだろう、と改>>続きを読む
とんでもないものを見てしまった。悪趣味なオヤジだなと思っていたらどんどん雲行きが怪しくなって唖然とした。どちらかというと足のシーンよりも、山崎の部屋のシーンの方が精神的にきつい。トラウマになりそう。
「私」の淡々とした口調がむしろ恐怖を煽る。今自分がいる土地の履歴って知らない人がほとんどだと思うから本作の探索の仕方はリアリティがあって面白かった。炭鉱の事故や座敷牢といった歴史上実際にあったであろう>>続きを読む
ジュディかわいい…落ち込むと耳が垂れるところとか、エンディングでピョンピョン踊ってるところに射抜かれた。可愛すぎる🐰♥️ズートピアは多様性に満ち共存していて理想的な街のように見えるが、そこには当然のよ>>続きを読む
脚本はともかく、演出?雰囲気?がいい。ナイフに映る見開いた目とか、淡々と進むハードボイルドな感じとか。中田秀夫監督の真骨頂は「リング」だと思うけど、その残り香がまだ感じられる。
今年ワースト候補の作品だった。予告でも流している通り主人公がサイコパスで人殺しを厭わず、序盤から血飛沫がものすごい。出だしで過激描写を入れて鑑賞者を一気に引き込むのはいいとして、中盤以降の失速が尋常じ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
続編の新作を観たら1作目が見たくなった。禍々しさのレベルが違うのよ。結果的に儀式で祓いきれたとは言えないし、神父が2人も犠牲になってしまうのも改めて見ると落ち込むし、なぜリーガンなのか分からない不安要>>続きを読む
シチリア島における当時の同性愛者に対する視線が躊躇なく描かれていたことが一番印象に残った。親切だった人ですらその事実を知った途端に手のひらを返し、それまでの人柄や人間性など丸無視で、まるで悪魔でも見る>>続きを読む
舞台挨拶回。押井監督が登壇されるというので観に行った。攻殻機動隊シリーズは押井作品しか見たことがなく、SACシリーズは初見だったから理解出来たとは言いにくいが、モーションキャプチャを使用した3DCGア>>続きを読む
怖さ、禍々しさはあるもののやはり1作目には到底及ばない。強靭な神父がというよりは、娘を思う親たちの思いが折り重なって救おうとしていて、これはこれでいいのかもしれないがホラー映画として、そして前作が名作>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
こんなかっこいいスティーブブシェミ見たことない!イーニドの思考回路がわからん。そこはシーモア一択だろ。とはいえイーニドに自分を重ねてしまって、彼女の言動に素直になれよと思う度に自分にブーメランで傷を負>>続きを読む
子ども向けアニメっていうイメージを覆された。暗くじめじめして救いなど皆無かのような世界観と鬼畜の所業が攻めてる。the 日本っていう感じ。人間よりも幽霊族の方がよっぽどまともなのが良かった。水木の行動>>続きを読む
本作の信長好き。何でもないことのように首が転がる狂った世界、肉体的に殺すか精神的に殺すかの違いで現代とあまり変わらないのでは。
レイ、ミーア、ステラ、みな最期は自分自身の意思を取ることができるのが何よりも救いだ。誰が何をしなかったとしてもこの結末にはたどり着けなかっただろうから、彼らの存在は日陰だとしても決して無駄ではなかった>>続きを読む
冴えないオヤジとじーさんがイキイキした目付きで銃器をぶっぱなすの、とてもシュールだった。普段は冴えないけど実はそれは仮の姿…って誰もが一度は想像するあれだな。画面の色味が良かった。
そもそもなぜ?っていう根本的な疑問は拭えないが、一切説明がないことからそこは考えるなということなのだろう。物語全体はさくっと見られてかつ見応えがあった。主人公の女性は何日もかけてカーターの人柄を知って>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
お仕事シリーズなるものを全く知らずに観たけど、前半の主人公の淡々とした感じ、仕事に身が入らない感じにすごく共感した。今まさにあんな感じで仕事を金稼ぎのツールとしか思ってないから、高橋さんのキャラクター>>続きを読む
禍々しい雰囲気が恐怖心を煽っていて良いと思ったけど、結局のところ死んだ息子なの?母親なの?娘なの?って感じでモヤモヤした。長女だけ変に大人びてるのも、父親が牧師にも関わらず目に見えないものの存在を否定>>続きを読む
パブロかわいい👼🐻クリーヴの浮き沈みの激しさに笑っちゃったけど嫌いじゃない。今まで観たことのない表現方法でまだ完全に咀嚼できてないけど、エンドロールの演出は大好き。ああいうラストいいよね、楽しいし。頭>>続きを読む
最後のシーンで涙が込み上げる。罪は罪として償わなければならないが、それとは別に彼も学生時代は被害者であったということ。何かを超越しなければ生存できないほどの辱しめを受け、それによって自分自身も歪んでし>>続きを読む
寒さの表現だけはすごかった。あとはよく分からない。敵ってこの場合ロシアなのかな?暗闇をスケートで進むっていうのが北欧ならではだな。
エンドロールは最後まで見ることがスタッフへの礼儀だなと思った。ラスト竹山さんがポパイのお弁当を受けとるシーンの演出はとてもよかった。本作は新米スタッフの苦労、ポパイの裏側、ベテランスタッフの昔話の3つ>>続きを読む
映像美というか雰囲気は良いと思うんだけど、義姉が登場して以降どうした??やる気なくなったのか?なんだあのいきなりのホリックみたいな双子メイドは?そして突然の鞭🙄もはや春画あんまり関係ないような…いやー>>続きを読む
脚本が残念。突っ込みどころが満載だった。VFXやゴジラの迫力は凄かったから、ゴジラのシーンをもっと見たかった。そして神木隆之介の演技が下手で驚いた。感情移入できない主人公よりもゴジラが戦後の日本をさら>>続きを読む
DESTINYはいろんな人の思惑が渦巻いて、まさに今の世界を見ているようだ。昔はSEEDの蛇足くらいにしか思ってなかったけど、SEEDが意図せず戦禍に巻き込まれたキラ個人の葛藤を描く作品に対して、むし>>続きを読む
うーん、オゾン監督作品では外れの部類だった。なんか退屈。うしろのおじさんが終始声だして笑う人だったのもげっそり。世の中の動きに則って本編では女性の強さ賢さを散りばめながら、エンディングのジャーナルでは>>続きを読む
序盤ドキュメンタリー風に淡々と進むのが怖かった。終盤のやや常軌を逸した表現には少し白けたが、久しぶりに良質なホラー映画を観た。結局、一番怖いのは生きてる人間なんだよな。ホラー映画は韓国とタイが台頭して>>続きを読む
あなたは過去に性暴力被害を受けた経験があるから、精神的に脆いから自作自演では?って薄ら笑いを浮かべながら話す捜査官、裁判官に対して下衆以外の言葉が見つからない。普通こうなったらこうしますよね?みたいな>>続きを読む
シンは家族が目の前で死んだ経験が力を求める根本にあるから、具体的に今目の前にいる人を助けたい。そのためにはどうしたらいいか具体的に考える、言い換えると短い視野で救済を考えている。一方でキラやアスランは>>続きを読む