ともぞうさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

特攻野郎Aチーム THE MOVIE(2010年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

特攻野郎Aチームは高校生くらいの時にテレビでやってた。それがだいぶ経っての映画版。個性豊かなメンバーがド派手なアクションで任務をこなす。今作でも戦車で空から落ちても大砲を撃ちながら微調整し、湖に落ちる>>続きを読む

女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

3.5

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実在の人物であるアン・スチュアート女王(1665〜1714年)の史実を元にした女3人のドロドロの愛憎劇。女王の最側近として国を意のままにしていたサラは最初見下していたアビゲイルに調略され、城を追い出さ>>続きを読む

聖の青春(2016年製作の映画)

3.4

将棋バカ一代。癌に侵されながらも治療に抵抗してまで将棋に打ち込む。憧れの羽生名人と互角に戦えるまでに力を付けるのに、寿命が尽きてしまう。もっと早く病院に行き、もっと早く治療に励んでいたら。そう思わずに>>続きを読む

ドリーム ホーム 99%を操る男たち(2014年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

アメリカ人の価値観が日本人と違い過ぎて、感情移入しにくい。不動産屋の強引な追い出しは確かに非情だけど、そもそもローンを何ヶ月も払わず、退去命令が出てるのに期限日ギリギリまで居座るから、追い出しをくらっ>>続きを読む

タイムリミット 見知らぬ影(2018年製作の映画)

3.7

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あれだけのカーチェイスをしているのに犯人はどうやって、カールを監視してたんだろう?なぜ、カールは家族にもよく分からない嘘をつくのか?犯人はどうやってカールの兄に成り済ましたんだろう?など、いろいろ脚本>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.4

ほぼ史実通りの話をメリルストリープとトムハンクスという名優を使って、スピルバーグが監督。極めて映画らしい映画。個人的にはラストがウォーターゲート事件に繋がる終わり方も良かった。面白くない訳ではないが、>>続きを読む

老後の資金がありません!(2020年製作の映画)

3.2

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シリアスなテーマをコメディで見せる。前半は全く頼りにならない夫と蓄えもないのにお構いなしにお金を使う義母にイライラ。後半は生前葬で義母と和解し、家を売ってシェアハウスに入って全て解決。う〜ん、脚本が適>>続きを読む

タイラー・レイク 命の奪還2(2022年製作の映画)

4.2

前作に続き、アクションに次ぐアクション。CGのクオリティーが高く、リアルさが素晴らしい。双方が防弾チョッキを着たプロ同士なので、簡単に死なないのも面白い設定。前作より今作はアクションだけでなく人間模様>>続きを読む

日本列島生きもの超伝説 劇場版ダーウィンが来た!(2023年製作の映画)

3.5

ダーウィンが来た!劇場版第4作。
日本に住むいろいろな動物たちの生態が楽しい。日本にもまだまだ沢山の生物がいることを再認識できる。

〈あらすじ〉
南北に長い日本列島には、四季折々の自然の中にさまざま
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クーリエ:最高機密の運び屋(2020年製作の映画)

4.0

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1962年のキューバ危機の時の実話。ただのサラリーマンがスパイ(の運び屋)としてソ連の大佐と核戦争を回避すべく活動する。重要な情報を手に入れることができたため、キューバ危機は回避されたが、主人公もソ連>>続きを読む

ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

3.5

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女性版ミッションインポッシブルの趣き。アクションに次ぐアクション。たが、主人公は決して死なない感満載。途中、仲間だと思ってた男が実は敵だったというドンデン返しあり。素直に面白かった。

〈あらすじ〉
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私の知らないわたしの素顔(2019年製作の映画)

3.3

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元夫が若い女(自分の姪)と浮気をして去ったことから、老いへの抵抗と若さへの渇望に囚われたおばさんの話。動機には納得するが、それでもそれで精神まで壊してしまう姿は痛々しい。最後、クララの番号で誰かに電話>>続きを読む

サイレント・トーキョー(2020年製作の映画)

2.8

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俳優も頑張ってたし、渋谷の爆破シーンもCG強めだけど力が入ってたと思う。でも、動機に安っぽい反戦思想を持ち込んだから、左翼のプロパガンダ映画みたいになってしまったし、最後の終わり方も拍子抜け。残念な邦>>続きを読む

最後の忠臣蔵(2010年製作の映画)

3.8

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亡き主君の忘れ形見である女の子を16才まで育て上げ、結婚したその日に命を断つ。武士や日本人の理不尽さに何とも言えない気持ちになる。救いはそれまで忠臣蔵前日に命惜しさに逃げた卑怯者と罵られていた男が名誉>>続きを読む

憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

3.5

2023年はWBCから始まり、日本シリーズまで野球に楽しませてもらった1年だった。春先に見て感動したWBCを思い出す。結果がわかっていてももう一度感動。来年ドジャースに行く大谷の更なる活躍を祈りたい。>>続きを読む

ブルー・バイユー(2021年製作の映画)

3.0

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アメリカの移民政策の不備。そのマズさによって不遇な目に遭う人々。だが、お金のためというのは分かるが、何度もバイク泥棒という犯罪を繰り返す主人公にどうしても感情移入できず。最後の別れのシーンも演出がわざ>>続きを読む

恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

3.4

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タイムリープものの古典的名作。同じ2/2を繰り返す主人公。最初はやさぐれてやりたい放題の酷いことをする。次は自殺。でも、何度繰り返しても恋だけは成就しない。そのうち改心し、善行をするようになり、結果彼>>続きを読む

#マンホール(2023年製作の映画)

3.0

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ワンシチュエーションスリラーで、SNSを使って救出を模索するなど面白くなる要素もあったと思うが、脚本が雑過ぎたかなぁ。顔面を整形して殺した奴に成り代わるって、ちょっと荒唐無稽。しかも、犯人の女が急に殺>>続きを読む

映画 闇金ウシジマくん(2012年製作の映画)

3.2

山田孝之の当たり役。若き日の林遣都と大島優子が出てるのも感慨深い。分かりやすくクズばかりなので、丑嶋がまともでちょっと良い人にすら見える。

〈あらすじ〉
頭脳明晰かつ冷静沈着、卓越した判断力と実行力
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ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

グロもあるフランスのブラックコメディ。最後は黒人女性を食べてみたかったという酷いオチで終わる。でも、この終わり方を邦画でやったら、めちゃ炎上しそう。そういう意味では趣味は悪いけど、表現の自由が尊重され>>続きを読む

(2023年製作の映画)

3.4

首もよく飛び、ホモのシーンもあるが、言われるほど酷いとは思わず。ただ、シリアスなのかコメディなのかどっち付かずの中途半端さが、本当はもの凄い傑作になった映画を単なる凡作にしてしまったように思えて残念。>>続きを読む

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

設定を終戦直後にすることで、ゴジラ×戦争ものになったイメージ。ゴジラに対してなす術なく感情もなく踏み潰されていく理不尽さは自然災害のよう。限られた資源で戦術を組み、最後は命懸けの特攻で決着を付ける。日>>続きを読む

日本で一番悪い奴ら(2016年製作の映画)

4.3

綾野剛の演技が冴えまくる。柔道バカが北海道警に就職。要領が悪く、うだつが上がらなかったが、Sを使って手柄を挙げまくる。どんどんヤクザとズブズブになり、善と悪の境界が曖昧に。仲間も女もいなくなり、自分も>>続きを読む

最後まで行く(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

オリジナルの韓国版も面白かったが、岡田准一の挙動不審さや綾野剛のサイコパス感が増し増しになっていて、個人的には日本版の方が楽しめた。そもそも母親の棺桶に死体を突っ込んでる時点でコメディとしか思えないの>>続きを読む

ブラッド・ダイヤモンド(2006年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

西アフリカのシエラレオネ共和国では、30年前にRUFがいて、同胞の手足を切断するような酷い虐殺を行なっていた。そのような連中が拉致した人を奴隷のように働かせてダイヤモンドで稼ぐ。稼いだ金で武器を買う地>>続きを読む

スキップ・トレース(2015年製作の映画)

3.0

還暦を過ぎたジャッキーチェンが、変わらず軽快に動く。ジャッキーのアクション、ジャッキーの笑い。いつものジャッキー映画。

〈あらすじ〉
相棒を殺した犯罪王ヴィクター・ウォンを9年間追い続ける香港のベテ
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バレリーナ(2023年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

物憂げな復讐の鬼にチョンジョンソがハマっていたのと口を裂かれたキムジフンがちょっと殺し屋1に見えた。組織に乗り込み、ラスボスが最初に撃たれて死ぬのには驚いた。

〈あらすじ〉
警護員出身のオクジュ(チ
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SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

病気で余命わずかな人間と永遠に生き続けられるクローン人間。その2人が心を通わせる。最後、クローンは永遠の生を拒絶し、人間に自ら撃たれて死ぬことを選ぶ。いろいろ面白くできる要素はあったと思うが、どこかで>>続きを読む

地獄の花園(2021年製作の映画)

3.4

クローズのOL版。敵のボスキャラは男優、アクションボロボロの永野芽郁が史上最強のOL。設定のめちゃめちゃも含めてコメディとして楽しむ作品。まずまず楽しめました。

〈あらすじ〉
普通のOL生活に憧れる
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.0

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なかなか見応えのある一作。あるレイプ事件を3人の視点で描く「羅生門」のパターン。ただ、羅生門と違い差が少ないため、ほぼ同じシーンを2〜3回見せられている気分。何にせよルグリがあれを強姦ではないと心から>>続きを読む

ある用務員(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

申し訳ないけど、主役の男女に華がなく、絵面が冴えない。さらに、アクションが見所の1つだと思うが、主役の用務員にキレがなく残念この上ない。あと、ベイビーわるきゅーれの2人が出ていたが、この映画ではすぐに>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.0

人殺ししかしたことがない女子高生。しかも、1人はコミュ障というめちゃめちゃな設定だが、緩い会話とキレの良いアクションのギャップが凄く、面白かった。特に金髪の伊澤彩織のアクションはスピード感があるが、香>>続きを読む

メランコリック(2018年製作の映画)

3.3

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メランコリックは「憂鬱な、物憂げな」の意味。
働き出した銭湯では、人殺しと死体処理が行われていた。テンポ良く、適度な緊張感を持って話は進んでいく。ヤクザの田中を殺しに行く所までは面白かったのに、そこか
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.7

ベンアフレックが自閉症の天才会計士が凄腕の殺し屋に。いろんな伏線がラストに向けて、ちょっとご都合主義なところもあるが、キレイに回収されるのが小気味良い。

〈あらすじ〉
田舎町のしがない会計士として働
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search/#サーチ2(2023年製作の映画)

3.8

前作に衝撃を受けた者として、この続編はすごく楽しみにしてた。今作もPCの中で大半のストーリーが展開される期待通りの面白さ。でも、主役の女の子が優秀すぎて、操作が早すぎるので付いていけず。ストーリー展開>>続きを読む

乳房よ永遠なれ(1955年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ダメな旦那に苦しめられ、子供2人を抱えながら離婚。短歌の才能を見出されてきたタイミングで乳癌に。左乳房を失ったにも関わらず、癌は肺にも転移。若くして亡くなる。乳房を失い、死期が迫りながらも男の愛情を求>>続きを読む