paddさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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アンソニーのハッピー・モーテル(1996年製作の映画)

3.7

オーウェン・ウィルソンのダメっぷりが絶妙。ちょっと『スーパーバッド』にも似てる感じがあるな。最後の目線カットとか。

スーパーバッド 童貞ウォーズ(2007年製作の映画)

4.0

シネマートのスクリーン1で観れて嬉しい。
セスたちの愚かしく必死な様子に「アホだ、コイツら」って大いに笑うんだけど、その小さな世界で四苦八苦してる滑稽な姿は大なり小なり自分にもあったと思うし、今だって
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ウェイターはつらいよ(2005年製作の映画)

3.3

下品なセリフやアホな行為がたくさん出てきてそういうの全然嫌いじゃないが、これはどうにも笑えない。なんか露悪的かつ空虚過ぎて…。

ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

4.0

期待以上に面白い。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー感ある。ジャーナサンの使い道、めちゃくちゃ笑った。

吸血鬼(1932年製作の映画)

3.8

ドライヤー観るのどれぐらいぶりだろう。相変わらず“顔”が怖い。棺桶の小窓からの切り返しヤバかった。

ゲット・ア・ジョブ 僕たちの就職戦線(2016年製作の映画)

3.5

息子が父親のビデオレジュメ作るシーンはグッとくる。ブライアン・クランストンいいな。

ドリラー・キラー 劇場公開版(1979年製作の映画)

3.7

この暴力的な音像と行き当たりばったりで乱暴な殺戮。ヤバかった。劇場で観たい。

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

3.4

役所広司も好きだし三浦友和との共演シーンもアガったけど、なんか好きになれない。いろいろ漂白されてる感じがする。

タイム・アフター・タイム(1979年製作の映画)

3.6

マクダウェルとスティーンバージェンのカップルが、切り裂きジャックそっちのけでなんかもう可愛い。良い。

サンクスギビング(2023年製作の映画)

4.0

残虐ではあるけれど過度にそれだけを見せようとしてる感じでもなく、かといって滑稽なコメディ演出にもっていくでもない。いい意味で自意識や美学が希薄な、質の高い娯楽作品だと思う(そして猫にも優しい!)。
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呪い襲い殺す(2014年製作の映画)

3.3

なんか全体的にトントン拍子で進む感じがあり、キャラクターの心情も淡白な印象を受けた。

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.7

この設定が好き。フラットライナーズっぽさもある。
ただ、個人的な好みを言えば、“降霊”とかいうレベルじゃない異形や異界の現出を見たかった。もっと言語化できない人智を超えた“何か”を(無茶ぶりですが…)
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ノック 終末の訪問者(2023年製作の映画)

3.4

おそらくそんなに予算もないながらうまく緊迫感を持続させていると思うが、さすがにちょっとこの話理不尽でしょ、と思っちゃったな。

フェリスはある朝突然に(1986年製作の映画)

3.9

シャレてて自由で、世間をナメきった金持ちボンボン高校生の青春。カメラ目線での語りなど、本来なら大いに鼻につくところだが、しかし、このキャラクターたちの可愛さ&憎めなさにヤラレてしまう。キレ散らかしてる>>続きを読む

ファースト・カウ(2019年製作の映画)

3.8

クッキーが牛に話しかけるところがすごく好き。少し『サイレントランニング』を思い出した。

ライフ・ゴーズ・オン 彼女たちの選択(2016年製作の映画)

3.5

ありきたりな言葉になるが、人を理解することの困難さというか不可能性みたいなものを強く感じた。それが女性であればなおさら見向きもされない。なんとも飲み下し難い苦々しさが残る物語。
あと、この内容でなんで
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ウェンディ&ルーシー(2008年製作の映画)

4.1

前半は正直この主人公の浅はかさにずっとイライラしてたのだが、観ていくうちに、スーパーの男性店員が言うような正論だけでこの世界は回っている訳ではないと思えてきて、えらく泣けてきてしまった。
誰だってもっ
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ウィンチェスターハウス アメリカで最も呪われた屋敷(2018年製作の映画)

3.4

あまり聞いたことない変わった設定が面白いが、イマイチ盛り上がりに欠ける感じ。

枯れ葉(2023年製作の映画)

4.2

似たようなことがかつてあった訳でもないのに、カウリスマキの描く人間たちを観ていると、自ずと自分の人生に思いを馳せてしまう。
カウリスマキの映画には、そういういろいろな記憶や感情に結びつく豊かさがある。
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サミュエル・フラーのシャーク!/ザ・シャーク(1969年製作の映画)

3.3

サミュエル・フラーの厳しい人間観は堪能できるが、面白くはない。なんか全体的に停滞してるような。

エージェント・ゾーハン(2008年製作の映画)

3.8

イスラエルとパレスチナの民族対立の問題を扱いながらこのすこぶるバカバカしいノリ、すごく挑戦的で気概を感じる。ギャグも冴えまくってて大いに笑った。

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.0

もはや貫禄すら感じさせるポール・キングのこの手腕。間違いないなー。大満足。

バッドサンタ(2003年製作の映画)

3.9

想像以上に自堕落で身勝手で負け犬クズサンタだった。しかし、こんな野郎の人生に感動してしまうのだから、本当に映画というのはすごい発明だ。互いの血がついたプレゼント交換、泣いた。

4つの出鱈目と幽霊について(2023年製作の映画)

3.5

斎藤陽一郎の胡散臭さがたまらない。エレベーターのシーンかわいい。

エアポート・アドベンチャー クリスマス大作戦(2006年製作の映画)

3.9

めちゃくちゃ良かった。それぞれクセのある子どもたちのキャラクターがイカす。ストーリーも良い意味でフィクショナルに二転三転し、見事な着地を見せる。クリスマス映画の隠れた傑作。

マジック(1978年製作の映画)

3.3

ペギーが“美人だけど寂しい人妻”っていうだけのキャラクターで気の毒。もうちょっと何とかならなかったのか?

冷たい水(1994年製作の映画)

4.1

若い頃だけに存在する、言葉では言い表せないけどかろうじて映画でなら映し出せるような、そんな不定形な混沌が漲っていた。傑作だなー。

ラスト・シューティスト(1976年製作の映画)

3.9

ギロムに対して満足そうに頷くブックスの表情。今までの殺伐とした人生の全てが報われたような穏やかさであった。

これがジョン・ウェインの遺作なんてまるで映画のように出来過ぎだ。染み入る。

EM/エンバーミング(1999年製作の映画)

3.7

『地獄の黙示録』とか『羊たちの沈黙』などの、この世の闇に吸い寄せられるような危険な雰囲気がある。松重や柴俊夫の佇まいも渋かった。

キングピン/ストライクへの道(1996年製作の映画)

4.0

頭の悪い下品なギャグに、17年越しの負け犬のリベンジ。最低と最高がない混ぜになった熱いロードムービー。ファレリー兄弟作で一番好きかも。泣いた。