paddさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ジャッジ 裁かれる判事(2014年製作の映画)

3.5

煮え切らないナヨナヨしたドノフリオが情けなくて好き。

近松物語(1954年製作の映画)

4.1

映画を形作っているあらゆる要素が、パキッと噛み合っているような力強さと滑らかさがある。
おさんが茂兵衛を追って山を駆け下りていく一連の場面……絶品…。

四人の復讐(1938年製作の映画)

3.7

“父親”を巡る物語。除隊させられた父が帰宅し、息子たちと連れ立って暖炉のある部屋に入ってくると奥に亡き妻の肖像画が見え、自ずと父と息子たちの背筋がスッと伸びる。簡潔で的確な演出、カメラ位置、編集に冒頭>>続きを読む

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

3.7

Disneyのオリジナル観ていないのでゼメキス版としか比べられないが、こっちの方が全然良いな〜。

ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.6

現実にあり得る不条理な地獄を描いた力作だと思うけど、なんかもやもやするところもある。
貧困や格差の経済的な問題と民主主義や軍事政権という政体の問題とがいつの間にか地続きに同時進行しており、それらのかな
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エレクション 死の報復(2006年製作の映画)

3.4

微妙だった。ジミーとフェイの場面とか好きだけど、ロクがずいぶんショボかったな。

奇跡(1954年製作の映画)

3.8

前半はけっこうダルいが、終盤はなんかもうひたすら恐い、というか観てはいけないものを観てしまってとり返しがつかない…という気持ちになる。ラスト、崇高で美しい瞬間なのかもしれないが、とにかくなんかゾッとし>>続きを読む

ボディ・スナッチャーズ(1993年製作の映画)

3.5

なんとも後味が悪いが、メグ・ティリーはやたら美しい。救いはそこだけだ…。

ショーイング・アップ(2022年製作の映画)

3.9

めちゃくちゃ良い。さすがだな、という感じ。
ただ、薄々思っているのだが、ライカート作品の、動物の置かれた状況によって不安や安堵などをこちらに喚起させるやり方、個人的に普通に辛くなるのでなんかもっと別の
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コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

3.7

展開としては、サバイバルものの典型的な感じだと思うが、イ・ビョンホンの演技が凄まじく、瓦礫や災害の描写、低音の地鳴りもいい迫力でした。満足。

炎のデス・ポリス(2021年製作の映画)

3.5

ジェラルド・バトラーってあまり観たことないけど、こういうクズめのワルい役もやるんだなぁ。

エレクション 黒社会(2005年製作の映画)

4.0

昔、深夜にDVDで初めて観てラストで放心してしまった記憶。この酷薄さは一体なんだ…。銃を出さないことで逆に凄みが加わっている。あと、音楽がカッコいい。

ロストガールズ(2020年製作の映画)

3.8

すごく良かった。母親であるメアリーの警察や殺人犯に対する、この運命に対する激昂は、いつしか自分に対する悔恨、不甲斐なさの発露なのだと見えてくる。
やむを得なかった、と自己正当化しやり過ごしてきたものが
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ビートルジュース(1988年製作の映画)

3.3

ティム・バートンのこういう感じはあまりノレない。

ウォッチメン(2009年製作の映画)

3.8

昔観たはずだがよく覚えていないので再見。ロールシャッハがカッコいい。社会や人間たちに対して、絶望から始まってる物語は往々にして好きだと感じる。なかなか良い。

狼よさらば(1974年製作の映画)

3.4

えー…期待外れでびっくり。大体、Vigilanteが字幕になると“アマチュア刑事”って…ダサいだろ…。

グロリア(1980年製作の映画)

3.8

ジーナ・ローランズがファーストカットからものすごくカッコいい。彼女の勇姿に見惚れる二時間。

バッド・ルーテナント/刑事とドラッグとキリスト デジタルリマスター版(1992年製作の映画)

4.0

なんともどうしょうもない、駄々っ子のようなくちゃくちゃのハーヴェイ・カイテル。どん詰まりまくって途方に暮れた落伍者の姿に、観ているこちらも同じく途方に暮れてどんよりしてくる。ラストのなけなしの贖罪とで>>続きを読む

ドッグ・イート・ドッグ(2016年製作の映画)

3.7

話もあってないようなしょうなさだし、まともなカタルシスもないし、ウィリアム・デフォーのイカれ具合は笑えるんだけど、観終えた後のこの寂寥感はなんだ。変な映画。

生きる(1952年製作の映画)

3.6

いつの時代にも通底する普遍的なテーマに心掴まれるが、後半の斬新な構成が正直上手くいってるのかどうなのか…なんかコントみたいな感じもした…。

フレンチ・キス(1995年製作の映画)

3.5

前半タルいけど、後半はなかなかキュンとくる。劇中のケヴィン・クラインのファッション真似したい。

マンディンゴ(1975年製作の映画)

4.0

この時代から150年ぐらいしか経っていない。状況が許せば、人間はどんなおぞましい行為もできるということを、折に触れてこういう作品を観ることで肝に銘じる。

26世紀青年(2006年製作の映画)

3.7

表向きすごくくだらないが、トランプが大統領になる現実を見れば、実はすごくリアリティのある話なんじゃないだろうか。ゾッとする。

フィンガーネイルズ(2023年製作の映画)

3.7

ジェシー・バックリー、リズ・アーメッド、ジェレミー・アレン・ホワイトの三人っていうのが、なんとも嬉しい組み合わせ。落とし所は無難だと思うけど、些細な感情の揺れや移り変わりなど丁寧に描かれていて良かった>>続きを読む

マディのおしごと 恋の手ほどき始めます(2023年製作の映画)

4.0

最高。ジェニファー・ローレンスの新たな代表作と言っていいのでは?こういうのを劇場公開しないの本当ダメだと思う。

暗くなるまで待って(1967年製作の映画)

3.6

三人の男たちがジトッと怖いが、ちょっと妙に手口に凝り過ぎじゃないか?という気はする。

バットマン リターンズ(1992年製作の映画)

3.8

セリーナ=キャットウーマンの映画。悲しみに彩られている。