mszさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

よい、とても好き!!
グルメ系映画の中でもかなり上位!

お行儀が悪くて下品で頑固で到底立派な父親とは言えないかもしれないけど、こういうお父さんいいな、あったかい。

これを観た後にキューバサンドとベ
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あの頃。(2021年製作の映画)

4.2

誰にでもきっとあっただろう"あの頃。"の話。

『推し』は尊い。その存在は、自分のつまらないモノクロの毎日を急にきらきらしたものに変える。
あー!出会ってしまった!!というあの感じ!!
推しをみている
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

4.0

恋愛、始まりの丁寧さよりも終わり方の丁寧さの方が大切なのかもしれない。

"同じ”であることは強い。運命なのかもしれないとか、自分の片割れなのかもしれないとか、気持ちばかりが盛り上がり、何かが始まる…
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シーズ・ガッタ・ハヴ・イット(1985年製作の映画)

3.5

わたしも自分に夢中な男子3人集めて感謝祭のディナーしたいわ〜

ジャズと洒落た構図で勝利!って感じです
ひとつめちゃくちゃ心震えた絵面がありました

窮鼠はチーズの夢を見る(2020年製作の映画)

2.4

あー自分も好きな人の一挙手一投足にこんな風にみっともなくでれでれと喜んだりもやもやと不安になったりしてんだろうなあと思って目を背けたい気持ちになった

"愛してくれる人"と一緒にいるべきか"愛したい人
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ブレックファスト・クラブ(1985年製作の映画)

3.5

80年代のアメリカンスクールファッション、かわいい!
それぞれの持つ悩みとか、そんなこと??って思っちゃうけど、それって大人になっちゃったからなんだよな〜
絶対に交わらないなって思ってたかつてのスクー
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.9

この映画を、しんどい/苦しい/やるせない/つらい、以外の感情で観れないことは、もしかすると自分があまりにも恵まれていて自分の生活にもはたまた人生にも、不安も疑問もないからなのかもしれない
と、いうこと
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アンダードッグ 後編(2020年製作の映画)

3.5

前編に比べると、正直あんまり要らない重めなサイドストーリーが多くって(いやそれもこれも全てラストに向けての盛り上げには必要なのはわかりますが)、中盤だいぶしんどかった…
でも試合シーンでもう全部吹っ飛
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アンダードッグ 前編(2020年製作の映画)

3.8

森山未來はもちろんなんだけど、前編はとにかく勝地涼にやられてしまった。
さして面白くもない、ちゃらけたしょーもない二世タレントとして無理しておちゃらけている表の顔と、倒さざるを得ない何かを背負っている
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かぞくのくに(2012年製作の映画)

3.1

ゆらゆらするカメラワークと、沈んだ色味がとても印象的。
ずっと曇天の下みたいな暗さが、全ての象徴のようだった。

自分のバックグラウンドとも相まって、何かすごくキリキリとした。
故に観後にちょっと落ち
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.9

一歩間違えたらたぶん完全なるB級映画なのに、ポンジュノの映画愛のせいなのか、やりたいこと詰め込まれてるからなのか分からないが、なんだこれ…めちゃくちゃ良い…ってなるのがすごい。
あれもこれも全部伏線な
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ソング・トゥ・ソング(2017年製作の映画)

2.5

非常に詩的な映画。

時系列良くわかんなくなるし登場人物の誰にも共感できないしなんならちょっと嫌悪すら湧いてしまって結構しんどかった

ドキュメンタリーぽい感じの映像が好みだったのと、ルーニーマーラの
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AWAKE(2019年製作の映画)

3.5

若葉竜也くんと落合モトキくんファンは是非観て欲しいです。大画面で。

人はAIに勝てるのか?
という表面的なことだけではなく、もっと心にフォーカスしていたところが良かった。
終盤からラストシーンにかけ
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ハッピー・オールド・イヤー(2019年製作の映画)

3.5

なにかを所有した瞬間に、そこにはモノとしての実体以上の何かが付随してそのもの自体を超えて意味を持ってしまう。
特に他人が関わっている時、そのモノの意味や価値は大きく変わることがある。
モノを捨てること
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.5

大瀧詠一が聴きたくなってコロッケが食べたくなる

大九監督だな〜って感じのめまぐるしいつくり、細やかな感情説明はないので、表情だったり絶妙な空気感を感じ取りつつちゃんと観てないとついていけないかもくら
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佐々木、イン、マイマイン(2020年製作の映画)

4.5

とてもとても好きだ。

誰かの心の中に強く残るというのは誰でもできることじゃない。その残り方がどうであっても。

佐々木のアンバランス感というか、アンバランスが一周まわってバランスが取れてしまっている
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詩人の恋(2017年製作の映画)

3.0

なんというか感情の機微が本当に細やかすぎて終始もやもやとしてしまった
いい映画だと思うけれども向いていなかったかもしれない。笑

ヤン・イクチュンの醸し出す空気感は素晴らしい。済州の街も。

妻が一番
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タイトル、拒絶(2019年製作の映画)

3.3

伊藤沙莉ちゃんがとにかくすき
めちゃくちゃカノウでよかった

女の子(に限らないかもしれないけど)は誰しもマヒルみたいなところはあると思う、その成分を極端に抽出してできあがったのがあのマヒルちゃんのキ
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泣く子はいねぇが(2020年製作の映画)

4.0

音楽、映像、役者含めてかなりすきな映画。

"ちゃんとしなきゃ"に追い詰められると全部がどうでも良くなるその気持ちはカケラだけかもしれないけど理解できる
だけど全部投げ出しても生きている限りそれを取り
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スパイの妻(2020年製作の映画)

3.9

画面の陰影がすごい
画圧にやられる

"彼女がその名を知らない鳥たち"などでもそうだったけど、蒼井優の絞り出すような泣き声は数日耳にこびりついて離れなくなるくらいの威力ある

ちゃんと豪華キャストで壮
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ストックホルム・ケース(2018年製作の映画)

3.0

ストックホルム症候群を題材にした実話ベースの映画ということで期待しておりましたが、良くも悪くもめちゃくちゃ軽い。笑

イーサン・ホークはさすがの存在感ですが、常にワーギャー声を張り上げていて観ててとて
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PLAY 25年分のラストシーン(2018年製作の映画)

4.0

個人的にはとても好きなタイプの映画だった。
リアルが一番ドラマティックってこういうことか!という感じ。
だがしかしそのリアルがあまりにも自分の過ごしてきた青春とかけ離れているのでやはりエンタメ的に観て
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クローゼット(2020年製作の映画)

2.7

"添い寝屋"というものへの共感は自分にはないけど、どうしようもなく眠れなかったり寂しかったりして、誰でもいいから隣で寝息をたてていて欲しいなと思うことは確かにあるので誰しも心の中では求めているものなの>>続きを読む

生きちゃった(2020年製作の映画)

3.2

好きか嫌いかと言われたら、好きではない。
観後に残る、なんとも言えない胸糞感、不快感。
もしかしたらそれはまんまと、なのかもしれないけど。
どこにも理解できる部分がなく、嫌悪ばかりが生まれて、でもそれ
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.0

薄っぺらで軽薄な感じが逆に良い。
(素っ頓狂なラストだけは受け入れられなかったけど笑

新しいことを始めるときの衝動って、好きな子と近づきたいとかかっこいいと思われたいとか、そんくらいの馬鹿みたいな理
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ジオラマボーイ・パノラマガール(2020年製作の映画)

2.5

あれもこれも、アチャ〜〜〜

ケンイチの雑な"俺たち付き合わない?"だけは、リアルですごくよかったです。

ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン(2019年製作の映画)

3.7

誰もやったことのないことを先陣を切って推し進めることにはどれほどの苦労があるだろうか
それが未来のスタンダードになることを信じ、10年後ではなくて50年後を見据えた仕事への向き合い方には感動すらおぼえ
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ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.3

久々に鑑賞。

だいすきな映画。
エズラ・ミラーが最高。

朝が来る(2020年製作の映画)

3.0

全然入り込めなかったけど、キャストの渾身の演技すごかった
でも全然入り込めなかった……

取り立て屋の若葉竜也くんが眼福だった

カフェ・ソサエティ(2016年製作の映画)

3.0

めちゃくちゃウディ・アレン。
真剣に観るものではなく、古き良きハリウッド、NYのジャズと建物とファッションを流し見で楽しむが良し(讃えている

オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

3.2

終始上澄みさらった感じで入り込めなかったけど、ジャジーな音楽とNYの街並みとかわいいファッションで気持ちはあがる感じだった

いくつになってもこういう人たらしな男性っているよな〜
家族にいたらしんどそ
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.7

ずっとずっと薄い膜の下で息してるみたいに苦しかった

ステージが変わると、自分も変わらざるを得なくて
本当の自分がどれなのか誰なのか分からなくなる
他人から見える自分と、内側から見える自分との乖離
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