面白かった。
綿矢りさの原作も好きなので迷わず。
ヨシカは松岡茉優ちゃんで、二は絶対に渡辺大知くんだった、ナイスキャスティング。
松岡茉優ちゃん、オタク的で明るい陰キャが上手すぎる。
いちいち小ネタが>>続きを読む
追い詰められてゆく精神状態、狂気を纏った完璧主義、命を削るようなドラムプレイ。
才能とは、素晴らしく、また酷く苦しい。
父デヴィッドと、ドラッグ依存症の息子ニックがそれぞれの視点で書いた2冊のベストセラーノンフィクションを原作とした悲しく美しく力強い実話。
主演は“君の名前で僕を呼んで”でその魅力を爆発させていた、美>>続きを読む
“同じ(似ている)顔の人に惹かれる”という経験は、誰しもあるんじゃないだろうか。
目の前にいる好きな人の背後に、同じくらい好きな(好きだった)人の影がちらついたり、その影に振り回されて大切なものを見>>続きを読む
観終わったあと、新宿駅までの道程の空気がちょっと優しくて
東京の街が/夜空が、少しだけ素敵なものに思えた。
“いつ何が起こるか分からない。スマホで何だって調べられるのに分からないことがあるのは怖い。>>続きを読む
ずしん、ときた。
普通じゃない家族の普通じゃない日常は綱渡りのようで
誰かが綱を切ればすぐに落っこちてしまうような危うさがあって
(でもそれはきっと普通の家族の普通の日常となんら変わらない)
終盤に向>>続きを読む
マルタン・マルジェラのクリエイションのことは、ファッションというだけではなくアートとしてもすきで憧れだった
憧れを引き連れて、アントワープに降り立ったとき、震える気持ちがしたのを思い出す
マルタンの>>続きを読む
岩井俊二監督作品の中でも一番好き。
少し褪せた色彩は、ワンシーンワンシーンが絵画を見ているようで岩井監督映画のすきなところでもあります。
G線上のアリアなどクラシック音楽がしん、と鳴り続けているとこ>>続きを読む
スターとして名誉と成功を掴むことと、女として愛に生きることは両立できないかもしれない、が、それをどちらも手に入れたかったもしくは手に入れられると思った女と、
原石を見つけ、愛し育て、堕ちていく自分と羽>>続きを読む
文句なしの良作。
もしかしたら観る人が観ればすごく不快なのかもしれないけれど。 “人種差別”という、重いテーマを持ちながら、どこか暖かく、幸せな気持ちになれるのは、トニーとドン・シャーリーのキャラクタ>>続きを読む