原作未読で鑑賞。両想いになったら相手が消えるという予告を見て、頭の中にいくつかの??を抱えながら臨む。やや唐突な冒頭に置いてけぼりになりそうになるものの、なんとか作品世界に引き込んだのは、見上愛と青木>>続きを読む
原作未読で鑑賞。ストーリーや登場する人物の設定なんかは、わりと好きな感じ。ただ、恐らく原作の設定や展開を大切にしているからであろうと思われるが、ストーリーの飛躍を所々に感じてしまう。原作既読の方であれ>>続きを読む
青春、恋愛、旅、情景、様々な切り口でとらえることができる本作。それだけ心に引っ掛かるフックもたくさんある。おじさんはどうしても自分の過去を思い浮かべてしまう。ベタなストーリーと言えばそれまでだが、細部>>続きを読む
劇場版コナンを久し振りに鑑賞。実は、函館に行く機会があり、予習として…とはいかず、残念ながら先に現地へ。街のあちこちにコナンがいたし、怪盗キッドの足跡もあった。これは見ねばと劇場へ。やはりコナンはしっ>>続きを読む
濱口監督の作品ならば観ねばと数少ない公開館の2日目に早くも鑑賞。なのに開映までの街ブラで歩き疲れて、劇場の涼しくて心地よい空気に不覚にも微睡む。しかも本作序盤の穏やかな雰囲気が心地よく、微睡みをさらに>>続きを読む
青春もの好きの当方としては、「カラオケ行こ」の山下監督が、演劇原作の青春作品をどのように作り上げてくるのかという楽しみもあり、鑑賞に臨んだ。水の抜かれたプールを舞台に、高校生の抱えるそれぞれの思いや悩>>続きを読む
美しい風景、懐かしさを感じさせる田舎町の街並み。心地よさとともに、いずれは消えてしまう切なさと神々しさを感じさせる映像とストーリー。森林浴をしたかのように、雰囲気を浴びて感じる作品。これが長編商業デビ>>続きを読む
鶴瓶に江口のりこが出てて、舞台は尼崎。どんな雰囲気の作品なのか、興味本意で鑑賞。鶴瓶とゲストが台本なしで即興ドラマを演じる番組「スジナシ」を彷彿させる雰囲気。面白くはあるんだけど、半ばコントのようにも>>続きを読む
山田太一の原作も大林宣彦監督の邦画も未鑑賞のまま臨む。ノスタルジックな演出を交えて描かれる、重なりあう孤独がなんとも切ない。理解されたい人に理解されないまま、その機会を永遠に失う悲しみはあまりに深い。>>続きを読む
以前観た同じ杉田協士監督作品である「春原さんのうた」が印象深く、たまたま下高井戸シネマで特集上映を知り、監督ご本人の登壇もあるなら是非と馳せ参じて鑑賞。前作と同様に本作も行間が多く、セリフや劇伴は最小>>続きを読む
下高井戸シネマの杉田監督特集上映にて鑑賞。上映後には、監督と撮影を担当された飯岡幸子さんが登壇。杉田監督の初長編作である本作。やはり杉田監督独特の空気感は本作にも流れていた。本作も最小限のセリフと劇伴>>続きを読む
予告編で気になり、よく見たら仲野太賀、お、中島歩まで出ていて、これは観るしかない。原作は未読。大学時代は写真部という設定もあり、美しい風景画がいくつも出てくる。その瞬間にある目に見えないものをなんとか>>続きを読む
好きだったあの子は今頃どうしてるのかな、なんてこんなオジサンになっても時々思うことはある。付き合ったのかどうか曖昧な関係であればなおさら、付き合っていれば…なんて想像、というか妄想を未練がましく膨らま>>続きを読む
リリーフランキーがいい味を出してそうな香りを感じてチョイス。リリーフランキーは、やはり期待を裏切らない。怪しくていい加減、不器用で頑固、それでいて情深い男、まさにハマリ役だ。周りの役者も素晴らしい。錦>>続きを読む
孤独を抱える人たちの物語。何よりも杉咲花の力を感じさせる作品だった。先日公開の「市子」を見て、本作を見たら、もう杉咲花の圧倒的な力を思い知らされる。虐待や差別が生む孤独の取り上げ方もよかったが、やや出>>続きを読む
夫の死の真相に迫る法廷劇。提示される証拠が示すものは何か。事実と心証の境界は実に曖昧なものだと思い知らされる。夫婦の関係性や親子の絆についての繊細な描写は見応えがあり、出演陣の演技がそれを支えていた。>>続きを読む
オリジナルをアマプラで以前鑑賞して印象深かった作品。韓国版でどう描かれるのかを楽しみにしながら鑑賞。二人を結びつける細かい設定が変わっているほかは、ストーリーの本筋は維持されていたように思う。幼い頃か>>続きを読む
世界各地の夜のタクシードライバーと客との会話劇5話のオムニバス構成。夜にタクシーを求めるそれぞれのワケありな客とドライバーとの一期一会が生まれる、夜のタクシーという舞台設定がいい。さらに世界のあちこち>>続きを読む
付き合う彼女と台湾旅行へ行くことが決まっていながら、彼女に別れを告げた男。彼女との幸せな日々と、孤独で不器用な彼の孤独な日々をクロスオーバーさせながら、男の歪とも言える精神世界を描く。恋愛や女性に対す>>続きを読む
「ミツバチのささやき」から31年ぶりの長編新作となるビクトル・エリセ監督の作品。「ミツバチのささやき」は時間が合わずに、未鑑賞のままこちらを鑑賞。離ればなれになった家族のそれぞれの時間と記憶。劇中劇と>>続きを読む
予告編の雰囲気で妙に気になり、仲野太賀も出てるってことでチョイス。レビューをチラチラ見てると、難解とか、共感できない、とか目に入りつつも臨場。確かに共感を求める作品とは違う。ストーリーを追いかける作品>>続きを読む
喪失を抱えた人たちの物語のオムニバス。それぞれの喪失、深さ、現れ方も人それぞれ。なかなか理解されない苦しみ、そしてとんでもない切っ掛けが絡まった糸がほどける糸口になることもある、そんなことを感じさせる>>続きを読む
社会は誰のものなのだろうか。そんな言葉が頭をよぎる。罪を犯して刑務所で受刑し出所した人たちに就労先を紹介する情報誌を発行している活動を参考にして作られた本作。行き過ぎた自己責任を迫る社会への問題提起と>>続きを読む
予告編から観ようと思っていた作品。病気や障害を抱えた人を描くのだろうことは予告編からなんとなくつかめたが、それをどのように描くのか、どのようなメッセージをどう伝えるのかが興味深かった。これは観て良かっ>>続きを読む
予告編を観て、主人公の少女の素晴らしい演技とともに、どのような家族像が描かれるのか興味を持ち、鑑賞。繊細で少しずつ打ち解け、成長していく難しい少女の役を彼女は見事に演じていた。これは大きな見所だ。そし>>続きを読む
チラシの映像とストーリーの雰囲気からチョイス。監督の経験などを踏まえて、若者の自死の問題の投げ掛けや傷ついた若者へのエールの意味合いも込めた作品だという。これがエールとなったかどうかはともかく、描きた>>続きを読む
山田涼介と浜辺美波の「Silent Love 」を観て、時間的にもう一本観れるか…と本作をチョイス。お、これにも中島歩が出ているではないか、しかもメインに。と、このチョイスに運命的なものさえ感じる。そ>>続きを読む
予告編でこれはストーリーで泣けるかもと期待。さらに浜辺美波をはじめ出演陣もなかなかのラインナップで、中島歩まで出てるではないか、とさらに期待して臨む。うむ、これは期待を高めすぎた。出演陣の演技は良かっ>>続きを読む
前日に観た「凪の誘惑」と同じ監督の作品を上映ってことで鑑賞。長編初監督作品らしい。同棲関係が長くなったふたりの微妙にすれ違う心を描いた作品。ところどころ微笑ましい演出も交えながら、微妙な心の動きを丁寧>>続きを読む
チラシの雰囲気でチョイス。監督とメイン出演陣女性2人の舞台挨拶まであるとのことで鑑賞。連続作品になっているらしく、それらは未鑑賞、予習なし、飛び込み状態。それでも十分楽しめた。でも観ていれば、出演陣の>>続きを読む
別に観なくても…、でも時間が空いたし、なんか評価も高いし。え、R18+なんや。じゃあ観てみるか。で、観て正解。R18+なエログロは確かにてんこ盛り(笑) でもそれもきちんと効果的な演出になっている。独>>続きを読む
やや荒廃した地域に住む、荒れた少年少女をオーディションで出演させる映画制作と彼らの変化を追いかけるドキュメント的なストーリー。オーディション場面から始まる展開と、演技経験のない若者たちを実際に起用した>>続きを読む
予告編の雰囲気からチョイス。ネオン職人である夫を失くした妻をめぐるストーリー。20年以上前に訪れた香港の賑やかなネオンサインで埋め尽くされた道路を思い出す。そうかもうあの街並みはないのか。きらびやかな>>続きを読む
いつものミニシアターでなんとなく面白そうな本作をチョイス。トラックドライバーの男とホームレスの女、どちらも訳ありの二人のロードムービー。憎めない登場人物が魅力的であり、艶っぽいシーンも思いのほか多かっ>>続きを読む
ヤクザと中学生というあり得ない組合せの最高な二人。経緯はそれぞれやけど歌に向き合う二人の姿が微笑ましい。悩み多き中学生と世の中の汚れたところを生きるヤクザ。互いから滲み出る優しさと真面目さが絶妙な関係>>続きを読む
空いた時間に何か見るものはないかと、たまたまフィットした本作を鑑賞。意外にも小さいスクリーンの客席の最後の一席だった。北朝鮮軍と韓国軍というシビアなところを材料に、高額ロトを介在させて、なかなかなコメ>>続きを読む