まさ

あまろっくのまさのレビュー・感想・評価

あまろっく(2024年製作の映画)
3.7
鶴瓶に江口のりこが出てて、舞台は尼崎。どんな雰囲気の作品なのか、興味本意で鑑賞。鶴瓶とゲストが台本なしで即興ドラマを演じる番組「スジナシ」を彷彿させる雰囲気。面白くはあるんだけど、半ばコントのようにも感じられ、残念ながら作品世界に没入できない。それでも種明かし的な部分も含めた終盤の畳み掛けるような展開には、思わず涙してしまった。これは泣いてしまう。ちょっとずるいわ。でも鶴瓶演じる父が随所で言う、「人生で起こることはなんでも楽しまな!」はほんまにそう思う。そして、やろうかな、行こうかなと迷ったことは、うやむやに流さずに、積極的に「やる」「行く」を選択する。今日のありようが明日も続くとは限らない。だからこそ、目の前のことや今の気持ちを大切にして楽しみ、迷ったら前に進みたい。感涙の分だけ、少し甘めに。
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