marnimさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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チャップリンの黄金狂時代(1925年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今までチャップリンの作品に触れることがなかったが、「ライムライト」を見てその素晴らしさを知り、チャップリン2作目として本作を選んだ。

喜劇王と呼ばれたチャップリンらしく、全編ユーモアに富んでおり、と
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マッドマックス2(1981年製作の映画)

4.0

前作の第1作は個人的に不完全燃焼に終わったが、本作からがこれぞマッドマックスという本領発揮の作品。
今まで地上波放送も含めて何度か見ており、広大な砂漠の中でスピードと迫力ある映像は、個人的にとても好き
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ハムレット(1948年製作の映画)

3.0

第21回アカデミー賞受賞作品。
これが有名なハムレットなのかと、ようやくこの作品を見れたことは素直に嬉しい。
ラストの決闘シーンや、復讐を成し遂げるところはなかなかの見応えを感じたものの、途中は城の中
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シコふんじゃった。(1991年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

第16回日本アカデミー賞受賞作品。
日本アカデミー賞受賞作品を第1回から順番に見ており、今回は本作鑑賞の番となる。
正直、見る前からあまり期待しておらず、半ば義務的な鑑賞だったのだが、見終わった感想と
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紳士協定(1947年製作の映画)

3.0

第20回アカデミー賞受賞作。
「紳士協定」というタイトルからは想像できない社会派映画で驚いた。
正直、この時代のアメリカで、反ユダヤ主義が根深い問題にあったことを知らなかったので、すんなりと頭に入って
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

インディジョーンズシリーズの第2弾。
個人的にはシリーズダントツの最高傑作!
初めて見た時は、たまたまテレビの深夜放送でやっていたのを見たが、あまりのおもしろさにコーフンして眠れなくなったのを覚えてい
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2001年宇宙の旅(1968年製作の映画)

2.5

有名作品なので一度は見ておきたいと思い鑑賞。
確かに映像技術は、1968年製作とは思えない凄さは感じだが、久しぶりにワケの分からないつまらない映画を見たという印象。
後で解説を見たけど、それでもよく分
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ボーン・スプレマシー(2004年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

ボーンシリーズ第2弾。
個人的感想としては、前作を越えた素晴らしさで、めちゃくちゃ面白かった。
スピーディーでスリリングな展開、カメラワークと緊迫感を煽る音楽もGOOD!
ストーリーとしては、単なる復
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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

翔んで埼玉の続編、JALの機内で鑑賞、満席の機内にもかかわらず、ゲラゲラ笑いながら楽しませて頂いた。
前作同様、バカバカしさに振り切った内容で、見逃しそうな細かいボケもたくさん散りばめられていて、とて
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Dr.コトー診療所(2022年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

2003年放送の第1期の連続ドラマから全て見ており、涙が枯れるほど泣いた大好きな作品。
本作は2006年の第2期ドラマから16年ぶりの続編という事で、封切りすぐに映画館で鑑賞している。
今月ロケ地であ
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

仕事を頑張る女性が、その仕事を頑張ろうとすればするほど恋人や友人と疎遠になっていく、そんな葛藤を上手に描いた作品。

ファッションに無関心でダサいアンディ(アン・ハサウェイ)が、超有名ファッション誌の
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トゥルーマン・ショー(1998年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

生まれた時から24時間365日、全てをTV中継され、信じていた妻や親友も全て演技だったという失望、映画の世界ではあるが、もし自分だったらと思うと、自分の人生は一体なんだったのだろうと考えたと思う。
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初恋のきた道(1999年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

随分前に一度見たが、とても良い作品だった記憶があり、それ以来の鑑賞。
主演のチャン・ツィイー、現世に舞い降りた天使のような可憐な美しさ。
特に先生を家に迎える笑顔は、セリフ通りの絵になる美しさであった
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我等の生涯の最良の年(1946年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

第19回アカデミー賞受賞作。
第2次世界大戦後、同じ故郷に戻ってきた3人の帰還兵についての物語。
長時間にわたる作品だったが、見応えのある素晴らしい映画だった。
自らの障害により心を閉ざしてしまい、ウ
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息子(1991年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

第15回日本アカデミー賞受賞作品。
岩手の山奥に一人暮らす昭男(三國連太郎)が、長男夫婦の所に上京するシーンは、小津安二郎の「東京物語」を思い起こさせる。
やはり、田舎からオヤジが来るというのは、何と
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八甲田山(1977年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

実在の八甲田山雪中行軍遭難事件を元に映画化された作品。
八甲田山には過去何度も行っており、実際に雪の凄まじさを体感し、後藤伍長の像も見に行ったこともあったので、一度本作を見たいと思っていた。
210名
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続エマニエル夫人(1975年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

第1作に続き、続編もしっかり鑑賞。
前作で性に目覚めたエマニエル夫人が、盛りのついたネコの如く、積極的に性を解放してゆく。
シルヴィア・クリステルの裸体は、相変わらずの美しさであったが、個人的には1作
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シックス・センス(1999年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

なるほど、そう来たか。
大ドンデン返しの傑作とも呼ばれる作品だったようで、私も完全にミスリードさせられていた。
本作鑑賞後にネタバレ解説を見て、細かな伏線が多数張られていたことを知る。
なるほど、確か
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誘う女(1995年製作の映画)

3.0

もうちょっとエロいのを期待していた。
そして、もうちょっととんでもない悪女を期待していた。
良かったのは、ニコール・キッドマンのスタイルのみ。
消化不良が残った。

天空の城ラピュタ(1986年製作の映画)

5.0

Filmarks登録記念すべき150作品目は、私の中で最も好きなアニメーション映画をチョイス。
初めて見たのは中学生の時。
地元の児童館で上映していたのを見た。
ストーリー、登場人物、映像、音楽…全て
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ベスト・キッド(2010年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

イジメられっ子が、修行して強くなって敵をやっつける……ありがちなストーリーではあるが、みんなが好きなストーリーであり、私も好きである。
しかも、師匠がジャッキー・チェンというんだから文句の付けようがな
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

結末は悲しさと虚しさが残ったが、事実に基づく映画であるので、現実の厳しさを突きつけられた思いがした。
今まで何十年も半昏睡状態だった体が、奇蹟の薬により長い眠りから覚め、ウソみたいに体を動かし、生き生
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キス・オブ・ザ・ドラゴン(2001年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

ジェット・リーが強い、強すぎる!
本作はジェット・リーの強さと凄さが凝縮されている作品と言える。
序盤のホテルでの戦い、セーヌ川観光船での戦い、潜伏先アジトでの戦い、そしてラストは敵本丸である警察署で
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I am Sam アイ・アム・サム(2001年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

胸がじんわりと熱くなる作品で、いくつものシーンで涙が溢れ出た。
障害を持つ父親が、愛する娘と引き離され、娘の親権を取り戻すべく懸命に闘う姿が描かれている。
確かに子供の将来を考えれば、父サムがちゃんと
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失われた週末(1945年製作の映画)

2.0

第18回アカデミー賞受賞作。
どうしようもないクズ男を延々見せられ、ムカムカ、イライラ……。
ストーリーに起伏がなく、堕落ぶりがどんどんエスカレートしていくのみ。
唯一、アルコール依存症の恐ろしさを知
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グーニーズ(1985年製作の映画)

3.5

子供の頃映画館で見に行ったものの、ほとんど忘れてしまっていた。
唯一、スロースが崩れる岩石を支えて皆んなを助けるシーンは微かに覚えていたくらい。
数々のトラップをくぐり抜け、海賊船に辿り着くところは、
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カクテル(1988年製作の映画)

3.0

鮮やかにボトルを放り投げ、シェーカーやグラスを巧みに操るフレアバーテンダー。
それを稀代の色男がやっているのだからカッコいいに決まっている!
しかもキラリと光る笑顔、トム・クルーズのカッコ良さを全面的
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グローイング・アップ3/恋のチューインガム(1981年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

シリーズ第3作、ベンジー・ボビー・ヒューイの3バカトリオは本作も健在。
おバカ映画なので実にくだらないシーンが多いのだが、そのくだらなさがとても良く、今回も大いに笑わせてくれた。
特に、年上の美人のイ
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少年時代(1990年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

第14回日本アカデミー賞受賞作。
戦争中、東京から富山へ疎開した進二、疎開先での子供同士の人間関係をリアルに描いた作品。
主人公の進二も良かったが、クラスの級長で番長のタケシがとても素晴らしく、彼の切
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

奥さんにいい映画だよと勧められて鑑賞、実際とてもいい映画であった。

レストランオーナーとの確執、料理批評家からの酷評、私生活でもうまくいかず……仕事もプライドも失う一流シェフのカール。
そこから元妻
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我が道を往く(1944年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

第17回アカデミー賞受賞作。
全編にわたって、心が温まる素敵な映画。
型破りで柔軟性のあるオマリー神父、45年という長き時間を規律正しく務めたフィッツギボン神父、二人の生き方や考え方はまるで違っていた
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敦煌(1988年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

第12回日本アカデミー賞受賞作。
日中合作による総製作費35億円、宣伝費10億円という巨費を注ぎ込んだ超大作で、バブル時代の象徴とも呼ばれる作品。
広大な砂漠のスケール感、展開される戦闘シーンはサスガ
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

序盤は家族内がギクシャクしていて、家庭崩壊すら感じさせる嫌な雰囲気であった。
しかし、後半にかけて父と兄、亡くなった母の慈愛のこもった手紙も含めて、映画は一気に強い家族愛へと振り切っていく。
特に仲間
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お熱いのがお好き(1959年製作の映画)

3.5

初めてマリリン・モンローが出演する映画を見たが、端正なお顔にダイナマイトボディというのは想像通りだったが、意外だったのは声が凄くかわいいのと、ぽっちゃりな体型に驚いた。
本作はドタバタコメディではある
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

3.5

詐欺、偽造、変装……
ここまで欺ける能力というのは凄すぎる。
しかも未成年というから只者ではない。
何よりピンチになっても、冷静かつ大胆に切り抜ける能力は圧巻であった。
最後はカールとの深い信頼関係、
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ネバーエンディング・ストーリー(1984年製作の映画)

2.5

子供の頃に見た作品だが、覚えていたのはファルコンぐらいで、ストーリーは完全に忘れ去っていた。
子供の頃は夢のある作品だったかもしれないが、大人になって見るとかなりキチイ。