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我が道を往くのmarnimのネタバレレビュー・内容・結末

我が道を往く(1944年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

第17回アカデミー賞受賞作。
全編にわたって、心が温まる素敵な映画。
型破りで柔軟性のあるオマリー神父、45年という長き時間を規律正しく務めたフィッツギボン神父、二人の生き方や考え方はまるで違っていたが、徐々に理解し合うところがとても良い。
その他にもオマリー神父の幼馴染のオダウト神父にオペラ歌手のリンデン、家出娘のキャロルに、テッド父子に聖歌隊の子供たちと、登場人物は皆が笑顔に溢れていて、映画全体が優しい雰囲気に包まれている。
なにより、オマリー神父と聖歌隊の子供たちの歌声がとても素晴らしい。
ラストのフィッツキボン神父と年老いた母との再会シーンは、涙が溢れ出るほどの感動シーンであった。
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