青息吐息さんの映画レビュー・感想・評価

青息吐息

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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.0

原作漫画を読んでからの時間経過により、思い出補正され改めて見返すとガッカリ……なんてことも少なくないのですが、それがなかった。色褪せることなくそこにあった。山王戦の後半、この世の全てが詰まってるように>>続きを読む

ギレルモ・デル・トロのピノッキオ(2022年製作の映画)

3.4

ストップモーションアニメってメイキング見てる方が楽しかったりする。あと、いつも大変そだから得られる評価と労働が釣り合わない気がする。

フィンチ(2021年製作の映画)

3.3

トム・ハンクスの終末SFもの。週末にのんびり観るのにちょうどいい(別にかけてない)

あのこと(2021年製作の映画)

3.5

中絶が違法とされた1960年代のフランスで望まない妊娠をした主人公の背中をひたすら映す。選択の権利もなく一律で決められる危うさ。とてもショッキングな内容ですが、女性寮や当時の生活風景は興味深いです。作>>続きを読む

ノベンバー(2017年製作の映画)

3.5

インクの匂い漂うようなモノクロの雰囲気の中で悪魔も人間もずる賢い。

アナザー プラネット(2011年製作の映画)

4.0

▽2022.1129
順風満帆な人生だと思っていた。あの日までは。贖罪に塗りつぶされた毎日に突如現れたのは地球にそっくりなもう一つの星。そして私にそっくりなもう一人の私が住んでいる。もし、あの日とは違
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DAICON FILM版 帰ってきたウルトラマン(1983年製作の映画)

3.5

庵野秀明監督の自主製作なのかな?構図や台詞を見ていると監督のやりたいことが今までと一貫していて面白い。古い映像ですが何より手作りである喜びが勝ります。創作って楽しいな。

この子の七つのお祝に(1982年製作の映画)

2.9

〈とおりゃんせ〉子供の頃に見た怖くて印象的だった映画を大人になった今探していて。これはそうかもしれないし確証がもてない

宮松と山下(2022年製作の映画)

3.0

香川照之さん演じる中年がショートピース(か、ショートホープ)を人差し指と中指に挟んで煙草を吸う姿は昭和の遺物感たっぷりでクラクラした。先細る中年を見るのが辛い。10、20年後の自分も灰色かもしれないと>>続きを読む

ある男(2022年製作の映画)

3.5

平野啓一郎原作小説『ある男』日本の家族ドラマにある温かさと窮屈な部分の両方を感じた。和を以て貴しと為す、じゃないけど、それが内包する偏見や差別、同調圧力と疎外感。できる社会人を演じる時の妻夫木聡さんは>>続きを読む

ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.3

みた。ほぼ満席だった。面白かったけど、途中から自分が何を見ているのか分からなくなった。王政は止めた方がよいのではないでしょうか。あとデザインが全体的にかっこ悪く思えた。

窓辺にて(2022年製作の映画)

3.8

稲垣吾郎さんの最適解だった。映画館で見られて良かったのは勿論なんだけど、劇中の会話が面白いからつい話したくなる。結婚てのも一部では破綻してきているんじゃないかなあ。
相談事や人と接するのはリモートでも
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バーバリアン(2022年製作の映画)

4.0

面白かった。思っていたのと、どんどん違う方向へ行く。あれは……漫☆画太郎……?

グッド・ナース(2022年製作の映画)

3.5

経営側の利益優先、保険もない。アメリカで働くということの不安。

パラレル・マザーズ(2021年製作の映画)

3.5

その時々で軽やかに生きたい。それにもお金が必要ね

ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

3.7

SNSでは非難の対象になるような人たちばかり登場するけど、彼らが少し羨ましく思えた

アフター・ヤン(2021年製作の映画)

4.2

大災害に見舞われた人類の辿る先

伊藤計劃「虐殺器官」「ハーモニー」、多和田葉子「献灯使」のように、ユートピアなのかディストピアなのかそういう話が好き。

映画を見ている間、ずっと心の琴線に触れている
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夜を越える旅(2021年製作の映画)

3.0

シネコンでこんな自主製作のような映画が見られるとは思っていなかった。それはいいことだと思うんだけど、ミニシアターでなら納得できる出来栄えだった。

RRR(2022年製作の映画)

3.5

決め画の連続

自分たちが敵に向かって放った虎が、自分たちにも猛威を振るっていて笑えた

コロンバス(2017年製作の映画)

4.0

〈非対称でありながらバランスを保っている〉

建築学者の父と確執のある息子ジンは、建築物に救われたケイシーに出会う。

最初の数カットから美しい。監督の性癖のようなものが見れた気がして嬉しかった。 僕
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もっと超越した所へ。(2022年製作の映画)

2.5

懲罰感情でもって溜飲を下げるだけに終わらないラストがよかった。けれど、そこまでの人間ドラマが陳腐過ぎるほんと。

人をクズ呼ばわりするのは好きじゃない。せめて関係者だけじゃない?だからこの映画は自分に
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PIG ピッグ(2021年製作の映画)

3.4

〈オレの豚を探している〉

端からみれば浮き沈みの激しい人生を送っているニコラス・ケイジもとても味のある俳優になったなあとしみじみ。生理食塩水のように哀愁が心に入り込んできます。

黄昏ている中年が好
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アテナ(2022年製作の映画)

3.5

臨場感がある。そこで体験するような

ドラッグの売人の長男 
軍に所属する次男
テロを蜂起した三男
警官に殺された末っ子

人間である限り争いは絶えません。


音楽が鷺巣 詩郎みがあって好きでした。
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MONDAYS/このタイムループ、上司に気づかせないと終わらない(2022年製作の映画)

3.3

一週間もループしてれば、もっと欲望の限りを尽くすけど。みんな真面目だなあ。

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.2

この生活の先にあるのはけっして希望なんかじゃないんだけど、それでも願ってしまう。

春や秋や季節の変わり目にみたくなる作品


▼劇中曲
Dido / White Flag
https://youtu
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人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

4.0

〈会えなければ終わるなんて、そんなもんじゃないだろう〉

昔、見た時にタイトルが指すものが何か分からなかった。話に決着もつかないし、なんだか好きだったな。くらいの感想だった。最近改めて原作を読み、映画
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(2022年製作の映画)

3.3

ダメ出しをしながらもおじさんを愛おしく思うさわ子。

登場するおじさんの言動に触れ自身を省みた。

でもみんな生きているんだよ

スペンサー ダイアナの決意(2021年製作の映画)

3.0

精神がダメな時って、生きるのが辛すぎるから死ぬしかない。って極端な選択肢しか見えなくて。ここに映るダイアナはそんな危うさを持っているように見えた。それなのに身勝手な振る舞いをするダイアナにイラッとして>>続きを読む

アバター:ジェームズ・キャメロン3Dリマスター(2022年製作の映画)

4.0

この映画は製作費が膨大で数秒のシーンで僕の年収吹っ飛ぶなとか思いながら見てました。アバター初見の人と見に行って楽しみました。

男たちの挽歌(1986年製作の映画)

3.5

友達から借りて見た、ザ・香港映画。
チョウ・ユンファ
ティ・ロン
二人そろって劇団ひとりさんにしか見えんかったけど、こういう作品を「好きなんだよ!見てくれよ!」って勧めてくれる友達が大好きです

三月のライオン(1992年製作の映画)

3.5

人は、
恋「愛」で何かを代用してるのか
恋「愛」を何かで代用してるのか
前者は人を傷つけるかもしれないけれど、多分そっちを選ぶ

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