1927年に製作された、パウル·レニ作品12年ぶりのリメイクで、所謂からくり屋敷もの。
それ自体は好物だが、いかんせん話がつまらない。
オリジナルはもっと面白いのかな?
所謂、ホラーを期待すると肩透かしを喰らう。
ジャンルとしてはSFサスペンスだ。元銀行員が、脱獄パートナーのマッドサイエンティストとその妻と共に、復讐を開始する。終盤は父娘の和解がメインになる。多分、>>続きを読む
ダシール・ハメット原作『影なき男』のシリーズ五作目。リチャード・ソープ監督作品。製作はロバートの兄弟であるエヴェレット・リスキン、撮影はカール・フロイント、音楽はデイヴィッド・スネル。ウィリアム・パウ>>続きを読む
輪廻転生をテーマに、ロマンス、おバカギャグ、サスペンス、ホラー、ミュージカル、母子物などの要素を全てぶち込んだ映画です。
Ωオームと聞くと、即座に思い浮かべるのが、乙女座のシャカ。もちろんなんの関係>>続きを読む
文字通り出口の無い映画だ。
山田洋次の脚本だから観たが、ショボいCGと安っぽい演技に内心辟易した。
ただ、第二次世界大戦映画であまり描かれない、人間魚雷・回天の存在を再確認できたのは、この映画の功>>続きを読む
行方不明の旦那を捜せ!からの、必殺仕事人からの、ウォーリーをさがせ!
イメージはそんな感じ。
いわゆるインド映画のイメージで観るとビックリするかも知れない。それくらいくすんだ灰色の雰囲気を纏った映>>続きを読む
これこそ芸術映画です。
油絵が動く、と言う表現もさることながら、配色が美しく、パステル画調にも見える時があります。また、動きもリアルだし、心情表現も工夫されており、ストーリー自体は良くある話ですが、>>続きを読む
ナウシカの同時上映作品。
ダ・カーポの歌う主題歌は名曲。但し、それが今回カットされているのが残念至極。
ホームズは、本当に紳士ですな。
やはり、アニメ製作陣側の視点で鑑賞すると、驚嘆の域。
ストップモーションも使用し、実写さながらのカメラワークを紙とセル画で再現している。宮崎駿が原画と動画で関わっていたからこそ、可能だったと思われる>>続きを読む
これは凄い作品だ。
何がって?
あの動き、あの表情を手描きで制作している事。更に、ヒメの鬱憤が爆発し、我武者羅に走るシーンに、わざとラフデッサンのような描写表現を取り入れている事。更にただの線を使>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
ベラ・ルゴシ、クリストファー・リー、ゲイリー・オールドマンなど様々な俳優が演じてきたドラキュラ伯爵を、フランク・ランジェラが演じています。
良く言えば独特。悪く言えば役に振り回されている感があります>>続きを読む
だいぶ前…最後に観たのがVHSだから、もう20年位前。特別編は既チェック済だったが本編を見落としていたとは。
国が学生に殺人を強制すると言うメタな設定は、後続作品にも影響を与えた。社会現象にまでなっ>>続きを読む
樋口可南子版はVHSが出ているのですが、こちらはそれさえ出ていません。
アマプラくらいしか、現時点では鑑賞出来ません。
市中引き回しから始まり、市中引き回しで終わる上に、徹底的に屑なボンボンが主人公>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
今まで様々な美女と野獣を観てきたが、
これはかなり下のランクになる。
薔薇を盗んだ代償でストーリーが回るのは変わらないが、サブキャラが影が薄い奴ばっかりで、魅力が無い。
子供に絵本を読み聞かせる形>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
成瀬巳喜男の元妻である千葉早智子の代表作であり、日本に於ける発声映画初期の傑作品。
私が成瀬作品を観るのはこれが初めて。と言うのも、近所のTSUTAYAには黒澤、木下作品は多いが、成瀬作品は少ないか>>続きを読む
赤ちゃんがタイトルについてますが、一切と言って良いくらい出てきません。唯一、泣き声のみ終盤に聞こえます。更に、超常現象もありませんし、血液も飛び散りません。血が出てくるのは、序盤の落下死体くらいです。>>続きを読む