こかだじぇいさんの映画レビュー・感想・評価

こかだじぇい

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マイ・ブルー・ヘブン(1990年製作の映画)

2.7

ハーバート・ロス監督、ノーラ・エフロン脚本作。だがミスキャストでいまいちの作品。
スティーブ・マーティンのコメディ映画は、ほぼ見ている自分だが。この映画は未見だった。
裁判の証人役で警察に保護されてい
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エンドレス・マーダー(2015年製作の映画)

3.6

自殺できない人が殺し屋に「自分を殺してくれ」と依頼する2014年公開の映画。同じ設定の映画は、「人間廃業」(1931年)「天使が俺を追い駈ける」(1961年)「ブルワース(1998年)「72時間」(2>>続きを読む

刑務所の中(2002年製作の映画)

4.1

花輪和一の実話漫画が原作で。崔洋一が共同局本・監督の作品。
「原作に忠実」という説明あったが、この原作と映画とはかなり印象が違う。
原作漫画は、賞罰をうけて懲罰所に入れられていることの、雑居房より幸せ
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誘惑(1957年製作の映画)

4.0

1957年公開。中平康の最高作という記述もネット上にあったが、どちらかというと珍品にはいる。伊藤整の朝日新聞連載、新潮社刊行本が原作。おそらく原作を踏襲してだろうが、登場人物たちの「内面心理」の描写が>>続きを読む

優作について私が知っている二、三の事柄(2020年製作の映画)

3.5

2020年公開の映画の再鑑賞。崔洋一が監督兼インタビュアー。桃井かおり、水谷豊、原田喧太 (ミュージシャン、原田芳雄の息子) 、高垣健(日本ビクターの元常務取締役)らの知名人の他に。
優作の音楽作りを
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デンジャラス・ビューティー2(2005年製作の映画)

3.0

4年後の続編。
ミスコンへの出演というイベントがなくなり、サンドラ・ブロックがFBI捜査官として普通に活躍するという話になっているが、単調なできで、いまひとつ。

デンジャラス・ビューティー(2001年製作の映画)

3.8

サンドラ・ブロック。2013年のメリッサ・マッカーシーとのコンビ作「デンジャラス・バディ」でFBI捜査官役をやっていて。
似合っているけれど、なぜFBI役を演じているのかと疑問に思ったが。
2000
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スープとイデオロギー(2021年製作の映画)

3.8

ヤン・ヨンヒ監督の、家族を題材にしたドキュメンタリー映画の第三作にして、おそらく家族ドキュメンタリーとしては最後の作品。
母親がアルツハイマーとなり、生まれ故郷の済州島についていってもまったく何も反応
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アメリカン・フィクション(2023年製作の映画)

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インテリ黒人小説家の主人公、親の問題で悩み、そこからくる経済的困窮を、「黒人ステレオタイプ小説」で変名で執筆することで解決しようとして、さらに悩んでいくという、コメディ映画。
原作ありの映画だが。脚本
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500ページの夢の束(2017年製作の映画)

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発達障害者役のダコタ・ファニングが、スター・トレックの脚本コンテストに応募するため、姉が住む西海岸を目指す、ロード・ムービー。旅しているくだりは、なかなか面白かったが。もう少し、変人キャラをたくさん出>>続きを読む

アバウト・ア・ボーイ(2002年製作の映画)

4.0

2002年の映画で見逃していた。ニック・ホーンビィ原作だが、あまり彼らしくはない。
ヒュー・グラントの嘘つきの独身男と、いじめられっ子の変わり者小学生ニコラス・ホルト。二人の、孤立しているけれども、楽
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ハモンハモン(1992年製作の映画)

3.0

ザ・シネマで放送。1992年公開のスペイン映画で、第49回ヴェネチア国際映画祭銀獅子賞だが。審査委員たちの脳が溶けていたとしか思えない。一応、ペネロペ・クルスのデビュー作。
6人の男女(母娘と、父母息
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ペルシャン・レッスン 戦場の教室(2020年製作の映画)

3.9

描きつくされたように思えるホロコースト物にも、こういう新鮮な展開があったとわ。
ナチスによるユダヤ人狩りで捕まった主人公や、ペルシャ人を自称し。収容上での幹部を相手に偽のペルシャ語を教えて、生き延びる
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