kissenger800さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

シークレット・サンシャイン(2007年製作の映画)

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『非常宣言』(2022)見たのでつい。という説明で足りるとは思いますがそういえばイ・ソンミンどうでもいい役で出てるよねこれね。合計1分ぐらい。

- 監督作はこれ以外だと『ペパーミント・キャンディー』
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非常宣言(2020年製作の映画)

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ソン・ガンホ愛を公言して長い俺ですらうとうとさせてしまう力があった『観相師』(2013)の監督、かつ140分というサイズ感に警戒しながらの再生でしたが、プラスとマイナスの出入りを繰り返した結果、最終的>>続きを読む

ヒットマンズ・ワイフズ・ボディガード(2021年製作の映画)

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メインキャストの平均年齢ちょっと高すぎじゃないか問題* 佐藤健有村架純菅田将暉あたりが20代のころの十八番ストーリーを50代になって演じている感なくはなく(なおサミュエル翁は20年ほどサバをよんで良い>>続きを読む

殺人鬼から逃げる夜(2020年製作の映画)

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残り15分ぐらいまではそこまでダメとも思わなかったんですけど、突然の「殺人鬼とだってコミュニケーションが取れる可能性を探りたい」チャレンジ、さすがに部内会議でボツにすべきで経営会議に出てきたら起案者で>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

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シャマランに慣れることもあるんだねえ、とまったく腹を立てることなく見終えた自分に感心しまして、なぜなら物語好き好きマンこと俺、起承転結の首尾が整っていない映画は概して好かないから。でもこれ、わざわざ言>>続きを読む

スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

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未レビューMCU作を潰していくシリーズ、アントマン2本で溜まった個人的西海岸ストレスをニューヨーク舞台で一掃する回でもあったのですが、これはもうスパイディーのクイーンズ出身ネタについて一言触れておくし>>続きを読む

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

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前回視聴が『エンドゲーム』(2019)余韻後のMCUマラソン最中だったこともあって*低評価が自分のなかで定着していたのですが、初めて真っ当に正面から見た今回、あ、量子世界もマルチバースもどうでもいい派>>続きを読む

アントマン(2015年製作の映画)

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今回の視聴は2018年以来らしく、例によって漠然としか記憶していなかったのは通常運転ですが、逆にそんな俺でも覚えていたこととは。

- ボビー・カナヴェイル(父イタリア系母キューバ)、マイケル・ペーニ
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人質 韓国トップスター誘拐事件(2021年製作の映画)

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おまえのファン・ジョンミン愛を確かめてやろうか。って悪魔による出題作とは聞いていましたが

- 覚えてねえよいくらファンでも出演作におけるキャラ名とか(と口走って「なんでタメ口なんだ」と怒られる回)
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ナワリヌイ(2022年製作の映画)

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制作中仮題がUntitled LP9(題名のないラブ・ポーションNo.9)だった、ってIMDbトリビア読んだら当然リーバー=ストーラーを思い出したのですが、あの曲、9番目の恋の特効薬は飲んだら誰彼かま>>続きを読む

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

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『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023)、『キル・ボクソン』(2023)と並べた春の殺し屋まつりのオオトリとして町山智浩が語っていた(TBSラジオ「こねくと」23.4.18)なかで

「見てい
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ユアプレイス、マイプレイス(2023年製作の映画)

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カーズ(注:バンド名)のキテレツなところ、殊に日本では知られていないと思うので解説の労を買って出る老害洋楽ファンこと私ですが万人受けするポップチューンの「正解」があるじゃないですか。カーペンターズとか>>続きを読む

犯罪都市 THE ROUNDUP(2022年製作の映画)

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前作のベースに朝鮮族蔑視があるのが目も当てられない。という声、ほぼ俺しか言ってないと思うので歯痒いんですけどたとえば王林の青森弁に笑っているあなた(と喪黒福造が指した先が自分に向いていることに気が付い>>続きを読む

ミッション:ポッシブル(2020年製作の映画)

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韓国映画の2022年興行成績がコロナ前水準の3分の1、って話は2021年2月公開の本作には関係ない。と言い切っていいんだかどうだか……バカ映画好きを高言して憚らないのでなおさら思うわけですが、あのね、>>続きを読む

SHE SAID/シー・セッド その名を暴け(2022年製作の映画)

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『ミュージック・オブ・ハート』(1999)ってスズキ・メソード映画がありまして、それを試写で見たときがハーベイ・ワインスタイン絶許と思った瞬間なのはハッキリ覚えている*ので、個人的アンチ歴の長さは自慢>>続きを読む

チャンス(1979年製作の映画)

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しまったサム・メンデス最新作がフィーチャーしたタイミングで見てしまった模様。俺は100円だったアマプラ特売期間に積んでいたのを消化しただけなのに。

作品の本懐はハル・アシュビーのフィルモグラフィーに
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警官の血(2022年製作の映画)

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不条理が不条理のままおさまる、それが世の常だ。
という原作コンセプト、もやもや世界の一翼を担わせれば安定のチョ・ジヌンを配して万全のはずが最後に「もっていく」のが爽やかチェ・ウシク。って世知辛い仕上が
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ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

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冒頭3分で提示される以上のものは出てこないんですよね? という予感の確認作業に費やした140分でしたがそんなことよりジェフ・ゴールドブラムですよ。前からこんなグランドマスター(as in MCU)な設>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

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語りに笑いを持ち込まずにはいられない、という理解されづらい心性に共感するのは当事者にとってどれだけ笑えないことでも究極、笑うことでしか救済は訪れない。って価値観を持っている関西ネイティブだから(かも)>>続きを読む

キングメーカー 大統領を作った男(2021年製作の映画)

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ソル・ギョングが扮していた人物の拉致誘拐報道、新聞の見出し実物を目にした気がしてならないんですけど当時5歳だしさすがに記憶の捏造だと思うんです。
ただ、実家にあった長谷川町子「サザエさん」単行本に当時
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ライ・レーン(2023年製作の映画)

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こじんまりlovableに整えられた作風と、画面を通して生じる印象からウェス・アンダーソンと比較したくなる向きには-言うまいと頑張ってみたけどやっぱりぜんぜん無理-腹の底からの「おまえは何も分かってね>>続きを読む

キル・ボクスン(2023年製作の映画)

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よーしよーし雑音が入ってくる前に自分の目で見ることが出来たのでよーし。何が良いってソル・ギョングがギャラ相応の仕事をする場面を久しぶりに目撃できたことですよマジでものすごく久しぶりな気がしたけど俺が彼>>続きを読む

花の手(2018年製作の映画)

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あらー平和だわー。
という感想が湧くのは狙いがそこにあると分かりすぎるぐらい分かるので業腹だし岩井俊二苦手派なので全編を覆うおいこれもう中山美穂が出てくるんじゃないのか感、これといった必然性なく英語楽
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モンスター(2003年製作の映画)

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長らく、公開時からずっと『ボーイズ・ドント・クライ』(1999)、『ダンサー・イン・ザ・ダーク』(2000)と同じ箱にしまってきた作品で、つまり俺は見ることができない。ヘタレだから。
……と固く信じて
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プリンセス・ダイアナ(2022年製作の映画)

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競馬ファンなので(そんな書き出し)ポール・マッカートニーがa pretty nice girlとかつて歌った女王の訃報時、それなりの哀悼心は抱いたものの、あまりに無定見な声が大きくなってくるとムカムカ>>続きを読む

ハード・ヒット 発信制限(2021年製作の映画)

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これにはカネ払いたくねーなー。という予感に基づいて放置していたやつが7日なら無料で見れるのか。という認識とともにうかうか見終えて事前の予感を修正する必要性が皆無だった、って落胆とともにお送りする「書く>>続きを読む

ジュラシック・ワールド 炎の王国(2018年製作の映画)

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地上波で部分的に見てたわ。以外の感想としては

- 初代iMacにプリインストールされていたPCゲーム、nanosaurを思い出して懐かしさの極みに至るの巻
- クリプラのハリウッドにおける微妙な立ち
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

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バカ映画が好きだ。

と自らを規定することは、なにがしかの良心あるいはインテリジェンスを捨てる覚悟と同義なんだな。と、この紛れもないバカ映画を見て、かつ、やべえ嫌いになれねえ。
心の奥底から出てくる感
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プレイヤー/死の祈り(1997年製作の映画)

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なぜ見た。という疑問が見終わっても捨てきれず。

『パルプ・フィクション』(1994)から『SWエピソード1』(1999)までのエアポケット期サミュエル・L・ジャクソンがこの規模の作品で真面目に働く姿
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密偵(2016年製作の映画)

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未完成タグを完成させるためだけに書くレビュー。しかもほぼ別作品の話題。

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このオールスター・アンサンブルでいちばんの衝撃を持っていったのは誰でしたかアンケートを視聴後画面でやったら名だたる有名
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復讐者に憐れみを(2002年製作の映画)

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久々に見たけど特に追記するようなことも思い浮かばず

- いまより圧倒的に若いシン・ジョングンがエンディング直前に出てくるほかリュ・スンワンがジャージャー麺を配達しリュ・スンボムは河原でそこそこ重要な
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アルゼンチン1985 ~歴史を変えた裁判~(2022年製作の映画)

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物語をよこせマンなので逆にこういうbased on historical eventsモノにはすべからく警戒心が働くことになっていまして、すなわち割り引きながら映画を見ることになるん。

- 全編通し
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飛べ、ペンギン(2009年製作の映画)

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俺が見る韓国映画だいたいムン・ソリかチョ・ジヌン出てる説。を再検討したくなる昨今、両者が出ているコレ。

4話オムニバス、って紹介されるせいで物語至上主義者(俺だよ俺)からは一枚下の扱いを受けるわけで
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プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

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地上波放映をスルーしたうえでいま見たら何を感じるかチャレンジをわざわざ日曜の晩に開催したんですが

- ジュリア・ロバーツの売価3,000USDいまの貨幣価値に換算したら88.5万円らしく、そうよねさ
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手錠のまゝの脱獄(1958年製作の映画)

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30数年ぶり俺再見シリーズが定着してくると感想もパターン化して変わらざること山のごとしで

・俺は本当に何も覚えていない
・だがいま見て初めて理解した点がこんなに
・結論? 面白かったねえ

構文にな
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ディーバ 殺意の水底(2020年製作の映画)

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パッと見よくあるサスペンスですが、これが監督デビュー作というわりに『隠された時間』(2016)の脚本、『タクシー運転手 約束は海を越えて』(2017)脚色という履歴*が頷ける商業作っぽい仕上げ。
何度
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