喧嘩の美点は仲直りができることさんの映画レビュー・感想・評価

喧嘩の美点は仲直りができること

喧嘩の美点は仲直りができること

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人生はノー・リターン ~僕とオカン、涙の3000マイル~(2012年製作の映画)

2.5

邦題が原題とかなり違います。
直訳すると「罪悪感の旅」となるかと思います。
タイトルの通り、子の親に対する〝感謝しつつも鬱陶しい〟というアンビバレントな感情が主軸となっています。親子の関係はテーマに忠
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スティッチ!ザ・ムービー(2003年製作の映画)

3.0

新キャラの試作品が可愛いです。
サンドイッチの625が特に可愛かったです。
ジャンバとプリークリー、そしてスティッチが家族みたいに暮らしてるのが良かったです。

リロ&スティッチ(2002年製作の映画)

3.0

兎にも角にもスティッチが可愛いです。リロと出会ってからのスティッチも可愛いですが、個人的には本能マシマシの凶暴なスティッチが好きです。

アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭のOPクレジットが素晴らしいです。悲惨な世界観がポップに表現されています。
キャラクターとしてのゾンビも素晴らしく、ゾンビ然とした生態ながらも人間らしい社会性も持ち合わせています。特にソンビの王〝
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乙女ごころ三人姉妹(1935年製作の映画)

4.0

1930年代の作品で当時の息遣いを感じられます。
姉妹の繋がりがテーマとなっており、当時の〝家族としての血の繋がり〟を見て取れます。
呪縛のような関係性から逃げ出そうとする姉妹が健気でいじらしくもあり
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バイオハザード:デスアイランド(2023年製作の映画)

3.5

歴代主人公が勢揃いのファンムービーです。
時系列が6の後ということで7以降語られていかなった主要人物たちの動向が描かれています。特にジルの5のトラウマについて描かれているのも嬉しいです。
本編では中々
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ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.5

安定の面白さです。
今作もイーサン・ハントのアクションが満載でロマンスもありの作品でした。
ストーリーが争奪戦を軸にしているためですが、新ヒロインを始めとしてスリまくりです。アクション・ロマンス・スリ
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WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

1.5

アートハウスな作風でフロリダを舞台とした美しい場面に目を奪われます。
とても綺麗な映画ですが、あまりにも外観に重点を置きすぎたが故の中身のない作品に感じました。
物語を悲劇に見せようとしていますが、そ
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日本のいちばん長い日(2015年製作の映画)

3.5

67年版と比べてスピーディーでエンタメ性が高いです。
展開の早い分、やや説明・描写不足の感は否めません。
矢継ぎ早で全体的に薄味でしたが旧作よりも観やすくはあると思います。
また旧作と比較して小綺麗な
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日本のいちばん長い日(1967年製作の映画)

4.0

冒頭「これから長い一日が〜」からのタイトル登場がカッコいいです。
戦後間もないということもあり俳優の迫力が真に迫るものがありました。また登場人物が漏れなく滾っており汗臭さのあるリアリティとなっています
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オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ(2013年製作の映画)

4.5

不思議だが、どこか落ち着いた気持ちにさせてくれるジム・ジャームッシュ独特の作風が相変わらず面白いです。
アダムとイヴのヴァンパイア然とした雰囲気が魅力的です。アダムの気怠けで厭世的な雰囲気が可愛いです
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失われた週末(1945年製作の映画)

4.5

主人公の酒クズ・ダメ人間っぷり極まれりです。おまけにジゴロです。
褒めるべき所のない人物ですが、その人間的弱さには深い共感を抱けます。負のスパイラルに嵌まり、自己嫌悪に苛まれる姿は他人事ではない悲しみ
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マッチスティック・メン(2003年製作の映画)

3.5

ニコラス・ケイジのコミカルな演技が面白いです。
コンゲームものではあるものの、娘との描写はホームドラマ的でした。
展開に反して穏やかさのある結末も良かったです。

あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。(2023年製作の映画)

2.0

主人公・百合が可愛いです。特に序盤、荒みきって目の死んでいる様が良いです。貧しい経済状態と集団の中で摩耗している姿はとても印象に残りました。
他の人物としては、食堂のおばちゃんが怖いです。途中に出てく
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シティーハンター(2024年製作の映画)

4.0

アクションがとても良かったです。
格闘戦も素晴らしかったですが後半のガンアクションが最高でした。特にリロードの描写がカッコいいです。リボルバーとサブマシンガンの両手持ちも良かったです。
原作とアニメど
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エスコバル 楽園の掟(2014年製作の映画)

3.5

パブロ・エスコバル裏の顔が段々と見えていく過程が恐いです。
前半は巻きのスピードで物足りなさもありますが、後半からのサスペンスフルな展開は面白いです。
本作のメデジン・カルテルに限らずですが、南米系マ
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.5

ハチャメチャで楽しいです。
コングの知的な部分が多く観れます。対してゴジラの殺意MAXな態度が面白いです。
敵怪獣のスカーキング、シーモもかっこいいです。特にスカーキングとゴジラの初戦はかっこいいです
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ナチュラル・ボーン・キラーズ(1994年製作の映画)

3.5

全編がモンタージュのように構成された映画でした。
回想やニュースシーンなどが実際のパロディのように作られているのが特徴的です。
人物のハイテンションな言動やサイケデリックな色彩によって現実感のない浮遊
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プラトーン(1986年製作の映画)

5.0

徹底したリアリティで陰惨な戦場を描いた映画です。反戦がテーマですが、さらに踏み込んで人の持つ逃れ難い業が描かれます。
バーンズとエリアスという人物が人間の二面性を象徴しています。主人公は清廉なエリアス
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メリダとおそろしの森(2012年製作の映画)

3.0

プリンセスものの魔女は大体がヴィランと相場が決まっていますが大分まともな魔女なのが面白かったです。ただアフターケアがおざなりだったので、もう少し具体的なアドバイスが欲しいところだと思いました。
あと方
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ハンナ(2011年製作の映画)

5.0

ケミカル・ブラザーズの劇伴が素晴らしいです。序盤『Escape 700』をBGMとした脱出シーンはまるでMVのようでした。
エレクトロニックなサウンドだけでなく柔らかな質感のサウンドなど、ケミカル・ブ
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僕たちは変わらない朝を迎える(2021年製作の映画)

3.0

叶わなかった願い、伝えられなかったことに対する後悔を主人公の撮る映画の中で自覚的に描く表現が面白いです。
終盤、沿岸の会話が良かったです。

シュガー・ラッシュ:オンライン(2018年製作の映画)

3.0

冒頭のトロンにテンション上がりました。
ゲームキャラ以外にもディズニーキャラの出演が増えています。特にプリンセスのメタい会話が面白かったです。
ストーリー自体は前作とあまり変わらない展開だと感じました
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シュガー・ラッシュ(2012年製作の映画)

3.0

実際のキャラクターの出演が嬉しいです。
電源タップがターミナル駅になっているなどの設定もワクワクします。
シュガー・ラッシュの世界観がとてもキュートで可愛いです。テーマソングもピッタリです。ヴァネロペ
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ダンボ(1941年製作の映画)

2.5

ダンボがとても可愛いです。
後半はミュージカル調で、サイケな感じが印象的でした。

陽炎座(1981年製作の映画)

5.0

人の業、陰のある情念、愛情の裏返しとしての恨み、こうした仄暗さが美しく描き出されていました。江戸川乱歩や夢野久作など大正時代の耽美的な文学の美学を感じさせます。
人間の負の側面を芸術的に描くことで、逃
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ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

5.0

物語もさることながらピアノによる劇伴が素晴らしいです。画面以上の訴求力があります。『楽しみを希う心』には、それのみで作品を成り立たせるほどの力を感じます。
ヒロインの蠱惑が徐々に漏れ出る表現も印象的で
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デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 前章(2024年製作の映画)

4.0

序盤からとても引き込まれました。UFO襲来のスピード感がワクワクしました。
日常との緩急もよく、彼女たちの掛け合いも観ていて飽きません。
特に〝おんたん〟のエキセントリックなキャラが楽しいです。容姿言
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東京暮色(1957年製作の映画)

4.0

親子の暗い絆がテーマです。
時代背景もありますが、家族という不可分の繋がりを「血縁の呪い」のように、個人に付き纏うものとして描かれます。
現代でこそ血縁関係の力は昔ほど強くないものの、公開当時は分かち
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市子(2023年製作の映画)

5.0

サスペンスフルな展開に引き込まれました。
徐々に市子の正体と過去が明かされていくに連れて悲しさとやるせなさが込み上げてきました。
序盤の結婚届が終盤では全く違う意味を持つものとして描かれるシーンは感動
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リベリオン(2002年製作の映画)

5.0

ひたすらに「カッコいい」の連続です。
ガン=カタがかっこよすぎます。今すぐ拳銃を2丁もって真似したくなります。
主人公が感情を取り戻していく過程も面白く、社会の中で隠匿しつつ生活する様子はドキドキでし
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野獣死すべし(1980年製作の映画)

3.0

松田優作が怖いです。眼力に異様さがあり、不気味でありながらも引き込まれる魅力があります。
終盤の完全に狂った姿もとても印象的です。
実際の戦争の写真が挟まる演出は怖かったです。

スペル(2009年製作の映画)

3.0

ギャグ映画です。
可愛いヒロイン、怪しげな老婆etc...ホラーの鉄則をしっかりと押さえ、王道の展開ながらも行き過ぎた演出が恐怖を飛び越え笑劇になっています。こういったことを意識的に描いており面白いで
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イースタン・プロミス(2007年製作の映画)

4.0

裏社会は表の延長線上にある、という恐ろしさを描いています。表裏一体であり日常の中に闇がある怖さは実際的な怖さを感じさせます。
そして運転手のニコライが一番の見どころです。アクションシーンも見どころです
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天国と地獄(1963年製作の映画)

3.5

狡猾な犯人との攻防に引き込まれました。
終盤の煙だけがカラーのシーンはとても印象的です。
ラストの犯人との会話はエゴイストながらもとても悲痛でした。

プレデター2(1990年製作の映画)

3.0

刑事の執念がすごいです。
チラッとゼノモーフの頭蓋骨が出てきて驚きました。『AVP』の布石なのかなと思いました。

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