ジャックシューチャーさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ビー・デビル(2010年製作の映画)

3.4

都会でのお仕事がきつくなった主人公が羽を伸ばしに昔仲が良かった友人に会いに行く。
その友人が住んでるとこってのが小ちゃい島なんだけど、人口は数人しか残っておらず恐ろしく閉鎖的で鎖国体制でこれぞまさしく
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.3

いやこれはおもしろかった。大好物の「掘り出し物の一本!」系。
あのクソ男!!!!!!!!
この2人は良くやったよ

悪魔の沼(1976年製作の映画)

3.6

南部の田舎の土着風習に塗れきった人たちの嫌な部分というか、なんとも言えない理解できない不条理さ不快さを描かせたらこの監督はピカイチだと思う。
悪魔のいけにえは言わずもがなの超傑作だけどこれもまた最高の
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サスペリア(1977年製作の映画)

3.2

単純なスプラッターホラーとは一線を画した当時としては新感覚ホラーだというのがよくわかる。
というのもかの有名なダリオ・アルジェントのビッキビキにキマッてる映像センスが光りまくってるからだ。

不気味な
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ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.4

年老いたデアデビルじいさんの無双っぷりが半端じゃない。
一作目と趣旨がだいぶ変わってて今回はジョンウィックみたいだったけど、これはこれでおもしろかった。

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

公開から4カ月以上経ってるのに劇場は超満員なもんだからすごい映画だよ。
自分も超絶遅まきながらようやく初鑑賞。

原作はリアルタイムで読んでたしアニメもワンズ世代としてそれなりに思い入れもある。ただ今
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続・激突!/カージャック(1974年製作の映画)

3.5

おもしろい!
じっくり魅せてくれるサスペンススリラーだ。
スピルバーグだからこそ、当時はまだ荒削りでーなんてな評価がされがちなのかもしれないけど、純粋にめちゃくちゃおもしろい映画だと思う。

保安官と
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激突!(1971年製作の映画)

4.5

フェイブルマンズを観てからやはりどうしてもやりたくなってしまったスピルバーグマラソン。
一本目はやはりこれでしょ。

巨匠のデビュー作。既にしてめちゃくそ面白い極上のスリラーに仕上がってる。

ただ車
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

5.0

ここ最近観た中で最も心に染みる映画だった。最高。ずっとこの作品に浸っていたかった。観終わってからしばらくずっとこの映画のことが頭から離れない。

現存する最も偉大な映画クリエイターと言っても過言ではな
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エクスペンダブルズ(2010年製作の映画)

4.8

超絶好きなシリーズ。まさにこうゆうのを見て育ってきた。

至高の80年〜90年代前半筋肉アクションリバイバルムービー。

スタローンが元気なうちにもっと作ってほしい。

パープル・ハート(2022年製作の映画)

2.5

なんとも展開に無理がありすぎるファンタジーなラブストーリー。いったい自分は何を見せつけられてるのか、とにかくなんじゃこりゃ!という感じ。
中学2年生が妄想していたものをそのまま形にしたようにしか見えな
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.3

安倍サダヲのサイコパスっぷりはさすがだ。
白石和彌らしい人の狂気的な暗部にズルズル引き摺り込まれていく感じがたまらない。なんならもっと欲しかった!
かの「凶悪」が傑作すぎただけにもっときついものを期待
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

3.5

さすがは黒沢清監督、めっちゃくちゃ不気味な映画に仕上がってる。なんなんだあの謎の地下空間は。

洗脳のされ方も、警察の対応もさすがに「んなアホな」と思ってしまったけど、実際の事件がモチーフになってるん
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ほの蒼き瞳(2022年製作の映画)

3.0

1800年代が舞台のゴシックホラーもの、割と好きな設定だ。
ただ特に何か派手なことが起こるわけでもなく、あくまで事件の解決までの経過をゆっくりとじっくりと観せるドラマ仕立てになっている。
世界観は好き
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.4

超絶に変な映画!でもこれを変だと感じる自分の感覚がおかしいのか?とも思わせてくるような、自分が持つ常識の感覚を盛大にぶっ壊してくるようなとにかくパワー漲る快作!久しぶりのぶっ飛んだ映画体験だった。>>続きを読む

ブレードランナー(1982年製作の映画)

4.5

これは何度観てもすごい映画だ。
唯一無二の世界観。ダークでサイバーパンクなSF映画の原点にして最高峰だと思う。
自我を持ってしまった機械ってのも今では使い古され尽くした題材だけどもこの作品はそのテーマ
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エルヴィス(2022年製作の映画)

3.1

いかんせん監督があのバズ・ラーマンなもんだから時代を無視した曲使いとギンギラギンな編集と映像が楽しみどころなんだけども、でももっとギンギラギンさせてほしかったくらい。
ストーリーもなんともイマイチ乗り
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ザ・ロストシティ(2022年製作の映画)

3.5

痛快極まるロマンスアドベンチャーコメディ。
B級の体裁を取っておきながらに実はめちゃくちゃ素晴らしい出来映え、最高におもしろかった。

42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

3.3

黒人初のメジャーリーガー、ジャッキー・ロビンソンが、差別と闘いながらいかに選手としての地位を確立していったのかを描いた映画。

人種差別が根強い、というかまだまだ当たり前の認識として成り立っていた19
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炎のデス・ポリス(2021年製作の映画)

3.4

B級感漂う邦題とは打って変わって超完成度の高い密室サスペンスミステリーアクションだった。
想像の斜め上の1.5倍くらいのおもしろさを確実に味わえる。

トラヴィス・スコット: Look Mom I Can Fly(2019年製作の映画)

3.0

アストロ・ワールドをリリース時の、周囲の熱狂ぶりを映したドキュメンタリー。特に興味深い事が描かれるわけでもなし、この内容では「さぞかしお人気なんですね~」くらいの感想しか出てこなかった。

とは言えト
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ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022年製作の映画)

3.8

そもそもクオリティの高さが保証されてるMCU作品とは言え、これはMCUの中でも格別に崇高な逸品に仕上がってるんじゃないかと思わせるくらいの凄みがあった。

とにかくワカンダの女性戦士がカッケー!!!!
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モスル~ある SWAT 部隊の戦い~(2019年製作の映画)

3.4

現代でこんな状況の国があるのかと驚愕させられる。
ハネムーンとか自分探しの旅とか甘っちょろいバケーションでは到底体感することのできない地獄の社会見学という感じで観てしまった。

バーバリアン(2022年製作の映画)

3.5

なんの気なしに観てみたら超絶におもしろすぎる、この手のサプライズムービーは大好物だ。
こうゆう映画に出会いたいために映画を観てると言っても過言じゃない。

西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

3.3

かなり見応えもあってずしりとくる戦争映画だった。

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.4

「たかがヒーローものでシリアス路線なのはいかがなものか」という議論にはウンザリだ。その映画に相応しいテイストで完成度が高けりゃそれでいいじゃん!と毎度思う。

そして本作もまた超どストレートなシリアス
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ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.4

格差社会の鬱憤が溜まりに溜まるとこまでいくと社会も国家もこうなっちまうのか。。。

聖なる証(2022年製作の映画)

3.3

時は1800年代のヨーロッパ。
主人公の看護師が少女の観察を目的にとある村に派遣されるんだけど、その少女ってのがなんと4ヶ月間も何も食べずにいながらも問題なく生きているとのこと。こいつは奇跡の力に違い
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最後の日々 生存者が語るホロコースト(1998年製作の映画)

3.0

こちらも「夜と霧」同様、後世に向けて永久保存しておくべき映像資料だと思う。

ジャスト 6.5 闘いの証(2019年製作の映画)

3.2

舞台は麻薬中毒者で溢れかえってるイランの街の一角。
麻薬没滅に奔走してる主人公刑事たちは超絶ゴリゴリに強引な捜査によってついに麻薬の元締めを逮捕。そしてここから切ない地獄が始まるという。。。

これは
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高地戦(2011年製作の映画)

3.4

戦争というものがいかにバカバカしいものなかということを、もはや馬鹿正直と言ってもいいくらいどストレートに訴えかけてくる傑作!

時は朝鮮戦争、韓国軍と朝鮮軍は南北国境付近の陣地を巡り、日々取ったり取ら
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サクラメント 死の楽園(2013年製作の映画)

3.0

POV形式だけどそれに徹底しているかんじもなく映画としてどうにも中途半端だ。
教団の目的もよくわからない。

ただこれが実際に起こった事件をモチーフにしてるってんだから恐ろしい。本当はより凄惨だったん
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ベスト・キッド(1984年製作の映画)

3.3

コブラ会が最高過ぎて久しぶりの鑑賞。

フォーマットはロッキー、安定の良作だ。

インフィニット 無限の記憶(2021年製作の映画)

2.8

なんとも微妙〜な出来栄え。というかはっきり言えばおもしろくない。
予算も掛かってるだろうし、役者も監督も大好きなだけに残念だ。