kratterさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

3.8

田舎で一人でサックスを練習していた大、4歳からピアノの英才教育を受けていた雪祈、素人からドラムを始めた同級生の玉田の3人が1年半でジャズの聖地に立つ、と言う青春サクセスストーリーです。

"ジャズとは
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.0

今や一大産業として、日本カルチャーに深く根付いたアニメ産業。その舞台裏で奮闘するコンテンツクリエイター達を描く名作です。

凡そ思春期を何かしらの"満たされ無さ"と共に活きた多くの人に取って、居場所を
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

3.1

ライダーは子供の頃に朧気にアマゾンライダーを観た記憶がある30代半ばです。

その位のライダー知識の僕からするとどうしても引用の原作ネタというより、"作品単体で楽しめるか?"、と言う視点になってしまい
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動く馬(1878年製作の映画)

3.0

人類史上最古の映画、だそうです。

今年観た本数/目標(22/104[▲82,21.2%]/120[▲98,18.3%])
映画館で観た本数/目標(6/24[▲18/25.0%])
MW評論作(1/5
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.9

"マルチバースを舞台に家族喧嘩をする"と言うとても最先端×古典的なテーマの融合が上手い具合に出来ていて面白かったです。

タイムスリップものとまた違った新たな1ジャンルになるかもしれないですね。

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別れる決心(2022年製作の映画)

2.9

ちょっと話の展開が退屈な部分があったのと、中国人と韓国人の恋愛が話の軸にあったので異言語の恋愛のニュアンスとか話がよくわからないまま集中力が追いつかない後半パートでした(僕の観た劇場では途中退出も何人>>続きを読む

インサイダーズ 内部者たち(2015年製作の映画)

4.0

政治家、企業と癒着する新聞記者に復讐したい検事とチンピラが結託する騙し合いゲームをスリリングに描きます。

韓国はTOEIC熱狂からも分かるように立身出世、上昇思考が凄く強い国なんですね。その背骨がか
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サウスポー(2015年製作の映画)

4.0

言葉の最良の意味での"ベタなボクシング映画"です。

人がボクシング映画に求めるものってなんだかんだ"己の拳で底辺から這い上がる"事なんですよ。そこに変化系やアレンジはあるとは言え。

その1つの軸に
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の・ようなもの(1981年製作の映画)

3.0

視聴記録。各所で評判の高い本作です。

70〜80年代の邦画の演技ってこんな感じなんですね。今の感覚からすると棒読みの印象ですが演出意図でしょうか。

一番、印象に残っているのラジオ広告を放送した八百
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バビロン(2021年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

"映画についての映画"、"映画史についての映画"です。サイレント映画時代からトーキー映画へ、そこでの主役達が堕ちていく様を極彩色たっぷりに描きます。

、、、んですが凄い不思議な作品でした。
デイミア
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こちらあみ子(2022年製作の映画)

3.4

視聴記録。

今年観た本数/目標(14/104[▲90]/120[▲106])
映画館で観た本数/目標(3/24[▲21/12.53%])
MW評論作(1/52[▲51/1.9%])

クリード チャンプを継ぐ男(2015年製作の映画)

4.0

視聴記録。

今年観た本数/目標(13/104[▲91]/120[▲107])
映画館で観た本数/目標(3/24[▲21/12.53%])
MW評論作(1/52[▲51/1.9%])

非常宣言(2020年製作の映画)

3.8

誰もがダイヤモンド号の時に感じた事を想像力を肥大化させて創った(気がする)渾身のディザスターパニックムービー。

最近の邦画がみみっちぃ価値観を針小棒大に描く傾向で辟易としていたのでこうゆうエンタメに
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百円の恋(2014年製作の映画)

3.9

視聴記録。

今年観た本数/目標(11/104[▲93]/120[▲109])
映画館で観た本数/目標(2/24[▲22/8.3%])
MW評論作(0/48[▲48/0.0%])

さがす(2022年製作の映画)

4.6

このレビューはネタバレを含みます

ある日突然失踪した父親の跡を追っていくうちに父親が関わっていた快楽殺人者の関係性が時系列を遡る事で明らかになり、、、と言うストーリーです。

このストーリーは、衝撃でした。家族愛の映画とも言えるし、"
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そばかす(2022年製作の映画)

1.8

「私、恋愛感情とか分かんない」、と言う主人公に倣って僕もこの映画の言おうとしている事は分かりませんでした。ごめんなさい。

個人的にはこの映画の中で描かれている程度の"普通じゃない価値観"は"普通の価
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ケイコ 目を澄ませて(2022年製作の映画)

2.4

街の映像や音使いから作品としてレベルの高い事をしている感じは伝わるのですが、僕には刺さりませんでした。

正直、起伏が無さすぎて退屈でつまんなかったです。"耳が聞こえない女性ボクサー"と言う触れ込みで
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千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

3.6

歴代興行収入の高いものを観るチャレンジにつき2回目の視聴です。

まるで夢を観ているような荒唐無稽な世界のお話と言う印象です。

後半はジブリ作品の定型パターンの少女の成長ものなので、むしろ注目すべき
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

4.5

視聴記録。

端的に言うとサイコパスの映画。阿部サダヲさんて、木更津キャッツアイとか舞妓ハーンのコミカル俳優の印象なんですけど、こうゆう役柄もハマッていますね。

社交的で安心感が持てる、そして異常性
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犬猿(2017年製作の映画)

4.6

ウッカリ年の瀬に吉田恵輔監督過去作を見出したら、年内ベスト級の作品に当たってしまいました(笑)

逮捕歴のあるダメ兄貴を持つ弟、頭は悪いが容姿と肉体に優れる妹を持つ2代目社長の肥満姉、それぞれの4者が
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.8

白人の恋人を持つ黒人男性(アフリカンアメリカン)が招かれた家で起きた戦慄の一夜を描いた作品です。

人種差別問題が潜在的に持つ厄介な部分を浮き彫りにしています。

映画の中で白人達が行うパーティーで黒
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THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

原作のファンがやってほしいと想ってくれた事をほぼすべて実現してくれた(原作を読んでいる事が大前提とも言える位の)と言って良い傑作です。

原作だとどちらかと言うと絢子への思い等コメディ担当の宮城リョー
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X エックス(2022年製作の映画)

3.6

普段は苦手なホラー映画。良い機会なので視聴。

"もしも能力は無いのに性的な魅力を失った妻が迫って来たら"これは、多くの既婚者男性が潜在的に抱えている恐怖を具現化してくれています(笑)

男性陣が皆、
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こんにちは、私のお母さん(2021年製作の映画)

3.5

前半の少し緩慢な感じがラストで感動に寄せて来る感じはなかなか良いと思いました。

今年観た本数/目標(107/104[+3]/120[▲13])
映画館で観た本数/目標(31/24[+7/129.2%
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英雄の証明(2021年製作の映画)

2.7

"良心の呵責"を描いた作品のように感じました。

どうしても、イランの倫理観とか、神の視座にまつわる位置づけが日本人の僕からするとスッキリしないので入って行けませんでした。

退屈な部分もけっこう有り
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モガディシュ 脱出までの14日間(2021年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

国連への参加を目指す韓国と北朝鮮の双方がソマリアへのロビー活動を争いながら繰り広げて行くうちに内乱が起き、、、と言う物語です。

当たり前過ぎる感想なのだけど、"統一出来ていない韓国"が、"分断される
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アラジン(1992年製作の映画)

3.5

鑑賞記録。アニメ版。当時はこれがすごかったんだと思います。

今年観た本数/目標(104/104[±0]/120[▲16])
映画館で観た本数/目標(31/24[+7/129.2%])
MW評論作(3
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.5

鑑賞記録。好きな小説家の伊坂幸太郎先生のマリアビートルの映像化です。小説読了後に視聴しました。

王子が女優さんによって演じられているとかラストが小説と変わっているとか微妙な変化が有りました。

デビ
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

3.0

ディズニーシーに行くので予習。僕は1,3を観て特に3を心から楽しんだ派です。

前作に比べると、ハラハラ・ドキドキ感が薄くなった印象です。3の洞窟のギミックなんかすごい好きだったので残念です。お馴染み
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愛なのに(2021年製作の映画)

3.5

「アルプススタンドのはしのほう」の城定秀夫監督と「街の上で」の今泉力哉監督のコラボ作品です。両名の作家性が程よくブレンド。

城定監督はもともとピンク系作品に強い方のようで、その辺は上手い印象です。今
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奈落のマイホーム(2020年製作の映画)

3.8

韓国発のディザスターパニックムービーでございます。

韓国映画なのでやっぱりと言うか、発想の良さと言い、思い切りの良さと言い、セットの組み方といいグッドです。荒唐無稽と見せ掛けてキチンと起承転結はオー
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T-34 レジェンド・オブ・ウォー(2018年製作の映画)

3.3

鑑賞記録。


今年観た本数/目標(99/104[▲5]/120[▲21])
映画館で観た本数/目標(30/24[+6/125%])
MW評論作(29/47[▲18/61.7%])

ニューオーダー(2020年製作の映画)

3.0

ここまで救いの無い映画体験は本当に久々で、ラースフォントリアー監督を思わせる読後感でした。。。

パラサイトですら"金を見せびらかすとロクな事が無い"と色々と教訓を引き出せたのにこの映画は本当に何も言
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七人樂隊(2021年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

(恐らく)香港の7人の映画監督達が割り当てられた年代とその時代を下敷きとして時系列で短編を創る、と言う企画趣旨の作品。

香港のイギリス統治時代の空気感とか匂いとか、それらの配下での人間が上手く伝わっ
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SING/シング:ネクストステージ(2021年製作の映画)

4.0

前作はグレイテスト・ショーマン×イルミネーションのCG技術で魅せた感があった作品でした。

今作はグレイテスト・ショーマン風味のメッセージを限りなく薄くして子供向けエンタメに思い切り振った印象です。
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トイ・ストーリー(1995年製作の映画)

3.9

近々ディズニーシーに行くので予習視聴。

このクオリティをこの時代に創ったのは事件だと思う。

(95/104/120)
(25/46:54.3%)