CGなしで本物の猛獣によるアニマルパニックもの。
人間が捕食される様は結構な迫力と程良いグロさ。
最新CGも悪くないが、アナログな雰囲気も良い味わい。
CGなしは勿論、メインのライオンを幼少期から一頭が演じるガチさ。
3年以上かけた撮影だけあって子ども達とライオンの本物の絆が感じられる。
アフリカに横行する闇商売を知っておく為にも多くの方に見て欲しい>>続きを読む
少年とチーターの自分探しの旅。
大自然での冒険を通して、互いに成長し自立してゆく姿に胸熱。
調教してない猛獣が多数出演、しかもスタントなしというだけでも見る価値あり。
猛獣の多頭飼育を面白おかしく描くも舞台裏を知るとかなりヤバい作品。
大自然の映像は相変わらず素晴らしい。
エルザの忘れ形見の3匹の子ライオンを通じて、野生に手を貸す事の功罪や動物保護の困難さを知る。
主人公夫婦とエルザの絆にホッコリ。
デレデレだったエルザが野生に戻ってゆく姿にも感動。
何よりアフリカの大自然と野生動物の映像が素晴らしい。
陪審員がマフィアに脅される展開に陪審員制度自体が心配になる。
法廷ものというよりデミ・ムーア演じる主人公の覚醒を楽しむ作品。
やり手弁護士の様で内面弱々な役のトム・クルーズが貴重。
豪華メンバーの中にあって、短い出演で美味しいところを掻っ攫うジャック・ニコルソンの演技は流石の一言。
妻の殺人未遂で有罪確実な裁判を巡る実話がベース。
弁護チームの調査で無罪が見えてくるにつれ、真相の謎が深まっていくのが面白いところ。
無罪か、無実か、モヤること請け合い。
性的暴行の裁判の厳しさがヒシヒシ。
セカンドレイプを恐れ泣き寝入りするケースが多いのも分かる。
序盤は夫の父子家庭で苦労する姿に感情移入するが、その後の離婚裁判の過程で夫婦、子どもの複雑な心情が描かれ、最終的には全員に共感できてしまい、見ていて辛くなる。
壮大な不条理裁判コント。
正直意味不明なところも多いが、無駄に気合いの入ったセットと大量のエキストラによるディストピア的雰囲気は嫌いじゃない。
子ども目線で差別や偏見を描く事で、その異様さが強調され、より心に刺さる。
黒人を弁護する父親の姿を見て成長していくジュブナイル的な面白さもあり。
タイトルから『ブレット・トレイン』を連想させるが、どちらかというと『スピード』のバッタもの。
一定の面白さが保証される定番設定でも、それをぶち壊すアサイラムクオリティ。
主演ルビー・ローズとタイトルの割りにアクションが物足りないというか殆ど無い。
クルーズ船でチマチマするだけで見所なし。
石油採掘リグの火災程度と思ったら意外にスケールが大きく、パケ写に偽りなし。
様々なものが海に飲まれていく映像は中々のインパクト。
遭難救助にどこまでお金を出せるか、自分に置き換えて冷や汗。
見知らぬ地では少しのアクシデントでも大惨事、気を付けねば。
スティーヴ・マックィーンの遺作。
マックィーンが時代に乗れない賞金稼ぎを熱演。
大病を患っている中、身体を張る姿に涙。
大観衆のスタジアムでのスナイパーと警察の対決。
犯人像は全無視で話が進む為、緊張感はほぼ無い。
メインのパニックシーンは圧巻だが、見所はそれくらい。
轢き殺すと得点、しかも年齢性別で増減する不謹慎の徹底ぶり。
改造マシンの厨二感や若きスタローンの活躍も良いね。
ディストピアの描き方にも色々あるものだ。
マックィーンの脱走もので面白くない訳がない。
生きる事、脱獄への執念が伝わってくる演技が凄まじい。
極限状況で生まれる男の友情も熱い。
実話ベースの脱獄もの。
コンクリートでもガンガン掘り進める力業と計画に絡む心理的駆け引きのダブルの面白さ。
ニトロを輸送する行く手を阻む障害を知恵と気合で乗り越えてゆく。
単純明快な面白さ。
リメイク版(1977年)と甲乙付けがたく、両方見て間違いなし。
地図の意義が理解されない時代に、将来を見据え地図づくり挑む伊能忠敬の人生の全てを掛けた大業。
当時の道具や知識で行う事の大変さがヒシヒシ。
巨悪に立ち向かう浪人達といえば聞こえは良いが、正義感もないクズ揃いなのが面白い。
役者の豪華さは言わずもがな。
時代劇の枠に捕らわれないアクションの闇鍋状態。
序盤は劣化版『里見八犬伝』の様で既視感アリアリも、後半からの怒濤の盛り上がりでお釣りのくる面白さ。
江戸時代の史実を基にした孤島サバイバル。
過激な描写だからこそ伝わってくる生への執念。
正気と狂気が交錯する主人公を演じきる北大路欣也は見事。
真田広之の肉体とキレた技、これでもかのJACアクション。
時代劇なのにカンフー全開なのはご愛敬。
表裏二人の半蔵が登場する新感覚な影の軍団。
良く言えば斬新、悪く言えば奇をてらい過ぎ。
全く忍びらしくない伊賀対甲賀の戦いには失笑しかない。
本格キャストと大量の火薬とエキストラなど、時代劇として十分成立してるだけにSF的な演出が邪魔。
十勇士の活躍も物足りない。
山本勘助を題材にした作品は数あれど三船敏郎の存在感は流石の一言。
武者姿の石原裕次郎が見られるのも新鮮。
ミュージカル風コメディ時代劇。
どこでも騒ぐパリピ十勇士は嫌いじゃない。
敗者の悲哀もそれなり。
リアル路線の忍者もの。
1963年版と比べると少しは分かり易いがやはり地味。
忍者の使い捨て感は上手く描かれている。
リアル路線の為、暗闇に忍び装束ばかりで絵面がひたすら地味で良く分からん。
ある程度知識が無いと人間関係もチンプンカンプン。
朝廷の謀略など眉唾な説を絡めない、定番な本能寺の変。
不器用で常に損な役割の光秀と人たらしで世渡り上手なの秀吉の対比が上手い。
TDLのアトラクションの設定に拘り、ホンテ愛が感じられる。
コメディ的には2003年版、アトラクションファンには本作がオススメ。