『トップガン』がベースもストーリーはオリジナル。
コメディ顔でないチャーリー・シーンがパロディを演じるギャップで面白さ倍増。
戦闘機や空母の実写映像との編集が巧みで安っぽさも感じない。
可愛いパペットでエログロやりたい放題。
間違っても子どもに見せてはいけない。
実写では無理めなものを表現する手法としては良いアイデア。
メインストーリーが刑事ものから『ハリソン・フォード 逃亡者』に変更。
新鮮味が感じられるのは最初だけでマンネリ脱却はならず。
シリーズを重ねる毎にパワーダウン。
見所はアカデミー賞授賞式のパロディくらい。
数々の著名映画のパロディにはニヤリとされられるが、インパクトが弱くなってしまうのは続編の宿命。
刑事ものだが007風味のコメディ。
小学生が喜びそうなコテコテなギャグのオンパレード。
テロ国家及び東側首脳をコケにする攻めの姿勢は素晴らしい。
『スター・ ウォーズ』をメインにSF他作品少々のパロディ映画。
ルーカスも認める作品なだけに侮れない面白さ。
スターデストロイヤーもどきの気合いの入った造形も秀逸。
マネーピット(金食い虫)=欠陥住宅。
建物の壊れっぷりで笑わせるだけでなく、夫婦をメインにした人間ドラマにホッコリ。
若くても安心安定のトム・ハンクス。
ほぼマンホールの中だけなのに斜め上を行く展開が凄い。
SNSの功罪が見られるのもマル。
多少の粗を気にしない寛容さがあれば満足度は高い。
前作では無駄な出演者が多く食傷気味であったが、本作では改善。
サスペンスとしての面白さだけでなく、木村拓哉と長澤まさみの掛け合いやホテルマンの神対応ぶりを見ているだけでも楽しい。
フィクション小説を執筆している体で話が進み、現実と想像のどちらの映像か分かり辛い作りにモヤモヤ。
その反動でバラバラと思われた事柄が繋がっていく快感。
サスペンスとしての面白さは勿論、安楽死について考えさせられる。
犯人のクセ強な演技にも惹かれる。
サイコパスもある意味被害者である様な描き方が斬新で腑に落ちる。
登場人物らの心の闇と迫真の演技が相まって鬱な世界にドップリ嵌まる。
過去と現在が徐々に繋がる展開も上手い。
少年法の壁に対して父親だけでなく刑事にもスポットを当てているのは面白い。
法律や正論で割り切れない親心が痛いほど分かる。
ダークな『E.T.』風味。
孵化した何かを通じて人間の心理を見せる演出が巧み。
派手さはないが北欧らしい静かな怖さ。
終始どんよりとした曇り空や夫婦の子羊へ愛情など、怖いというより重苦しい。
説明が少なめで謎は残るが、童話として見れば結構腑に落ちる。
タイムリープ、ホラー、恋愛が上手く絡み、怖さと感動が良い塩梅。
何よりも60年代の音楽とロンドンの街並みのお洒落さにハマる。
やや『シャイニング』風味。
怖さよりも不思議さが勝り、ホラーとして見ると物足りない。
SNS全盛の波に乗った暴露系悪魔が爆誕。
”触らぬ神に祟り無し”そのまま。
脱出ゲームに悪魔要素を絡めも蛇足感しかない。
ゲーム自体もごく普通で、映画でやるスケールではない。
類似作品の中でもモヤモヤと胸糞は強め。
何とかなりそうでならないシチュエーションが辛い。
実話ベースと知ってさらに絶句。
ホラー作家役のキューザックとともに邪悪な部屋の恐怖体験。
『シャイニング』のその辺りの要素をギュッと凝縮させた様な作品。
悪魔祓いの儀式を法廷で裁く切り口が斬新。
恐怖映像は控え目でも、実話ベースと聞くと別の意味で怖くなってくる。
奇妙な習慣にまみれた村の不穏な空気感を楽しむ。
散りばめられた伏線の回収はバッチリも、気分はスッキリよりズッシリ。
灯台を舞台に殺人鬼とサバイバル。
殺しのカメラワークは秀逸でも、殺しに特化し過ぎて、殺人鬼含め登場人物の掘り下げが浅くドラマ的面白さは薄い。
トラック、重機、芝刈り機、挙げ句には自販機まで、あらゆる機械が暴走して襲いかかってくるバカバカしさ。
スティーブン・キングの初監督作品なので興味のある方はどうぞ。
ゲストが少し豪華なだけで、他はいつも通り。
テレ朝系に良くあるテレビスペシャルの様な劇場版。
騙し騙され安定の展開と面白さ。
長澤まさみの魅力だけでも見てられる。
マルタ島ロケは最小限で国内撮影が殆どというのが一番の騙され感。
原作未読、TVシリーズ未視聴。
元ネタは西洋でも日本風に上手くアレンジしていて違和感なし。
金田一ほどドロドロしてないが、血縁絡みの事件はやはり面白い。
ドラマ未視聴でもキャラが立った登場人物ばかりで問題なく楽しめる。
散々ギャグや小ネタでふざけても、納得なトリックと湿っぽい結末で締める展開は『TRICK』を彷彿させる。
ドラマ版のパラレルワールドとして事件や犯人をリセットするのはナイスアイデア。
ただドラマキャラの出番を無理に設けて作品が冗長になっている印象。
基本的にはファンムービー。
酷似する『Mr.&Mrs. スミス』には遠く及ばないが、綾瀬はるかのファンムービーとして見れば問題なし。
テレビドラマは見ておいた方がより楽しめるでしょう。
テレビシリーズと同じキャストで、ファン向けの集大成的作品。
伊藤淳史、仲村トオルのコンビ復活は嬉しい反面、過去の劇場版と比べてシリアスさや重厚感は今ひとつ。
テレビドラマ未視聴。
主演二人の毒舌な掛け合いが楽しい。
ストーリーよりもキャラを楽しむ感じなので基本ドラマファン向け。
『夢のチョコレート工場(1971)』のエピソードゼロかな。
王子キャラのウォンカとミュージカルの相性はピッタリ。
毒気はなく純粋に夢とファンタジーに浸れる。