chinsukoさんの映画レビュー・感想・評価

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ゴジラ FINAL WARS(2004年製作の映画)

3.5

ゴジラ-1.0配信の余波でアマプラ公開されたので、取敢えず最終版を鑑賞。

この作品、あまり評価が良くないようですが、自分が見た限りはまあまあ楽しめました。

何が悪いのですかね。人間パートかな。X星
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モナ・リザ アンド ザ ブラッドムーン(2022年製作の映画)

3.8

ニューオーリンズの街と佇む人々が(たぶん)リアル

主人公のモナ・リザ・リーは12年間精神病院に幽閉され、満月の日に特殊能力を発動するというちょっとホラーな設定。

モナは、収監された理由やバックグラ
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.6

『フュリオサ』目前なので前作を久々鑑賞。

約9年前の作品で、当時の感想を思い出してレビューする。

当時はホント度肝を抜かれた。

ジョージ・ミラー監督のパワフルな映像美に圧倒される。

『マッドマ
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白石晃士の決して送ってこないで下さい(2023年製作の映画)

3.2

白石監督お得意のモキュメンタリー・ホラー

監督自らが案内人になって動画を紹介するという指向で、紹介される動画は連続性があり、一応ストーリーがある。

『コワすぎ!』シリーズとは違い、受ける印象はちょ
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コンクリート・ユートピア(2021年製作の映画)

3.2

エゴ対エゴ、理性を失くした人間の愚かさ

そうは言っても、こんな状況に置かれたら自分がどうなってしまうのかなんて、誰も想像できないでしょう。

代表に選ばれた彼だって、責任感があるから人を先導できた。
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アンブッシュ(2021年製作の映画)

3.6

UAE軍VS敵(テロリスト?)決死の救出劇

2018年にイエメンで起こった実話がベース。

UAE軍はパトロール中に待ち伏せした敵に襲われる。装甲車2台だったが、敵の狙いは助けに来るUAE軍を一網打
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バタリアン(1985年製作の映画)

3.6

80年代を代表するゾンビ・ホラー作品

公開当時は「オバタリアン」なんて言う流行語まで飛び出した、今だに熱烈なファンを持つ作品。

ジョージ・A・ロメロ監督の『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』を敬
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.8

ティム・バートン版は未見

『チャーリーとチョコレート工場』とは関係ない、原作の前日譚らしいです。

基本ミュージカルで、ティモシー・シャラメが楽しそうに演じているのがとても良かったです。

主人公ウ
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オオカミの家(2018年製作の映画)

3.0

個人的に評価不能。

ヤバい。これだけは手を出してはいけなかった。

つまらないとか、理解不能とかそう言う問題ではない。

テーマが「コロニア・ディグニダ」だからでもない。


極めて個人的な問題なの
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インビジブル・ゲスト 悪魔の証明(2016年製作の映画)

3.6

密室殺人を証明する敏腕弁護士の話かと思いきや

主人公の実業家ドリアは内鍵の掛かったホテルの密室で愛人ローラを殺害した容疑がかけられて、数時間後に裁判が開かれる。
そこに敏腕弁護士のグッドマンが訪ねて
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手紙は憶えている(2015年製作の映画)

4.2

ナチに家族を奪われた男の復讐の旅

アウシュビッツ強制収容所は1940~1945年の間に存在した場所で、当時収容所の所員だった人は2015年現在では90歳を超えており、関わったドイツ人や迫害を免れたユ
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ミュージック ~僕だけに聴こえる音~(2024年製作の映画)

2.4

生活音が音楽に聞こえる青年の恋模様

カミラ・メンデス目当てでしたが、主人公の兄ちゃんといい、ストーリーといい、何だかあまり頂けない、という感じでした。

公園やバスの中で突然リズムを取り出す連中のシ
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ウィッシュ(2023年製作の映画)

3.2

disney+で配信開始されたので鑑賞しました。

最初オリジナル言語で見たのですが、寝てしまい吹替で見直しました。

ディズニーの割にはダークな内容でした。

独裁政治でマインドコントロールされた民
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変な家(2024年製作の映画)

3.2

見る気は無かったですがGWという事で一応の鑑賞です。

3/15からのロングランで、客の入りは予想よりも入ってました。客層は小中学生?の若い子ばっかりでしたね。オッサンは自分だけの様でした。

雨穴さ
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タイタニック(1997年製作の映画)

5.0

記録用で、特に内容の感想は書かないので読み飛ばしてください。

最近4Kのソフトを購入したので鑑賞。

<映像>
出色や明度・鮮度は素晴らしい。
やや明るすぎるのが気になる。

<音響>
ドルビーアト
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ロスト・フライト(2022年製作の映画)

4.0

ジェラルド・バトラー主演アクション

最近のバトラーさんは中々大作に出ないので、今回も小品かと期待せず見ました。

しかし、結構ハラハラするし次の展開も分からないしで結構面白かったです。

ゲリラに捕
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

4.0

前作より大分マシになった

ゴジラが地上、コングは地底に存在することで両者は対決することなく平穏を保っていた。そんな中地底でコングの種族が生息していた事が分かってしまう。また、ゴジラは何かを察知したか
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砂の惑星(1984年製作の映画)

3.2

リンチ版を初鑑賞

ヴィルヌーヴ版を見た後で興味本位の鑑賞でしたが、面白いと言うよりリンチ監督の苦労が偲ばれる作品だなとまず思います。

ヴィルヌーヴが前後編合わせて5時間半で仕上げているだけに、13
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シティーハンター(2024年製作の映画)

4.6

Netflix実写版、サイコーでした

待ってましたの本作、ノッケから心が躍ってました。モッコリにはなりませんがギンギンでした。

冴羽リョウと槇村香のバディ誕生の前日譚で、アクションもキレが凄いし、
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アップグレード:どん底女子の幸せ探し(2024年製作の映画)

3.8

カミラ・メンデスの見事な眉から目が離せない

ブラジル人の両親を持ち、ラテン系の顔立ちとナチュラルなカーブをもつ眉が印象的な彼女。2017年から活動しておりテレビドラマや映画に出演しています。

Am
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バトル・インフェルノ(2019年製作の映画)

3.2

アイデア勝負のホラー。適度なチープさが良い

フェイク悪魔祓いをネタに配信するマックスとドリュー。今宵も1ネタやらかそうとしていた矢先、本物らしき悪魔が出現する。

リアル悪魔に弄ばれるニセ神父という
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アンダーカレント(2023年製作の映画)

4.0

人それぞれの「嘘」のつきかた

本作の主要登場人物にはそれぞれの「嘘」が存在する。

心の深淵に沈めたはずなのに自信を一生苦しめる嘘、つかないと生きていけない嘘、人を傷つけたくない優しい嘘。

それぞ
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リベンジ・スワップ(2022年製作の映画)

3.6

最近個人的に注目しているカミラ・メンデス出演作

最近主役作品が配信オンリーですがUPされている気になる女優さん、とりあえずNetflixの本作を見てみようと思い鑑賞です。

スクールカーストのトップ
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REBEL MOON ー パート2: 傷跡を刻む者(2024年製作の映画)

4.0

これ絶対スマホとかで見ちゃダメなやつだ

可能な限り大きい画面・ディスプレイで見てください。音響も出来るだけ良い物での視聴をお勧めします。

パート2ですが、パート1は主要人物の背景や世界設定の描写が
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ファミリー・ディナー(2022年製作の映画)

3.0

いろいろツッコミたくなるサスペンス・ホラー

これはホラーと名がつくだけあって、不穏なショットや劇伴で綴られていくのだが、大体予想のつく展開で、オチも予想の範疇だった事を言及しときます。

家族3人で
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法廷遊戯(2023年製作の映画)

3.8

作家で弁護士の五十嵐律人による法廷ミステリー小説を映画化

弁護士を目指しロースクールに通う久我清義、織本美鈴と結城馨の3人は2年後に起きる殺人事件の容疑者、弁護士、被害者となってしまう。この裁判は3
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孤独なふりした世界で(2018年製作の映画)

3.2

孤独を愛するように見える男の物語

人類の大半が死滅した世界で1人生きるデル。デルは街の無人と化した家を1件1件訪問し、部屋を清掃し死体があれば土に埋めるという作業を繰り返す。
そんな中、生きた女性に
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私がやりました(2023年製作の映画)

3.2

評判がよさそうなので鑑賞

主人公のマドレーヌが殺人罪で起訴されながらも、正当防衛である事を主張し陪審員の前で「私がやりました」と罪を認める。友人で弁護人であるポーリーヌが正当防衛の正当性を言及し、検
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オクス駅お化け(2022年製作の映画)

3.0

オスク駅にまつわる呪いの正体とは

仰け反った黒服・長髪の女性がメインビジュアルになってますが、確かに冒頭に出てきます。

脚本に高橋洋、白石晃士が加わっているという事で、なんとなくJホラーを思わせる
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.2

中学生とヤクザのアンサンブルが素敵!

中学生の合唱部部長、岡聡実とヤクザの成田狂児がカラオケ・歌を通じて交わるナニワの人情喜劇。

決して交わることの無い2人が聡実が先生、狂児が生徒という関係で、狂
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少林サッカー(2001年製作の映画)

4.5

DVD、ブルーレイ黎明期を支えた1本

内容の面白さもさることながら、本作で思い出すのはDVD、特にブルーレイ規格が発表されて間もない頃の今のようなサブスク等無かった時代の事です。

本作を見る選択肢
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ファイブ・デビルズ(2021年製作の映画)

3.0

スリラー映画と思いきや、違った

アデル・エグザルコプロスが主演かと思いきや、その子供、少女ヴィッキーが主人公。

ヴィッキーは嗅覚が鋭く、臭いのコレクションを瓶詰にしている。色んな臭いを調合して嗅ぐ
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世界の終わりから(2023年製作の映画)

4.2

紀里谷和明監督の最後にして最高の作品

本作は世界が終末を迎えるというSF設定を背景に、1人で生きる女子高生の主人公ハナが人類を救うキーマンとなり、使命に奔走する姿を描いています。

ハナが見る「夢」
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

3.8

中堅の売れっ子役者のそろい踏み、松岡茉優のキレた演技が笑いのツボ

主人公の折村花子は映画監督を目指し、やっとの事で製作に取り掛かった矢先に理不尽にも降板させられ作品も取り上げられる。やけになった花子
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ザ・ヴォイド 変異世界(2016年製作の映画)

2.0

ストーリー、ビジュアル全てにおいて残念

まず、ストーリーに必然性が感じられず、今何を見ているの?状態に陥ることしばしば。

ビジュアルは、主にクリーチャーについて、画面が暗くカット割りが激しいのでど
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ある閉ざされた雪の山荘で(2024年製作の映画)

3.2

役者による役者のための“セミ”・ミステリー

初期設定からして何かおかしい感じ、役者の力業で突き進む。

殺人らしき事が起きる。これはオーディションで失格したという事か?

3人減った時点で、思わぬ展
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