B級ならではの面白さがつまったホラー映画。私がこれまで観てきたニコラス・仕事選ばない・ケイジの出演作の中で、ダントツにCOOLでダサかっこいい彼の姿を爆笑しながら90分堪能できる稀有なエンターテイメン>>続きを読む
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私が大好きな、怖そうで怖くない少し怖い耽美系ゴシックホラー。
怖いといえば人間の造形としてあまりにも非の打ち所のないニコール・キッドマンの美貌が一番怖いかもしれない。とりあえず目の保養〜なんて思って気>>続きを読む
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またしても世間の高評価に裏切られた感が否めない。
原作読んでないせいか、どう見ても小学生ぐらいの子どもにしか見えないポンポさんが既に成功してリスペクトされている敏腕プロデューサーであるという設定に最後>>続きを読む
新しいようで旧い、旧いようで新しいなんとも大胆な映画。黄色い字幕が流れるモノクロ映像は、構図はもちろん衣装小道具に至るまで洗練されていて眺めているだけで楽しいが、内容はかなりシビアで苦い笑いを誘う。>>続きを読む
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たまたま夕食時にテレビを付けたらやっていた。その時点でほぼ1時間が経過していたが、「あ、ステイサムだ」と認識してからものの30秒で設定が理解できてしまったのでそのまま最後まで見きった。それほどに全ての>>続きを読む
陰影と光の効果が素晴らしく効いたモノクロ映像と主演二人の演技はたいへん見応えがあり面白かった。
極限状態に幽閉された大の男二人がだんだんと狂気にはまっていく様子は鬼気迫るものがあり、限られた狭い空間で>>続きを読む
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主演の母子二人の演技をひたすら堪能する作品。そこに味わいを見いだせる人にはおすすめ。
個人的には、作品全体のまとまりを感じられずあまり乗り切れなかった。必ずしもエンディングに何かストンと腹落ちするも>>続きを読む
ただ眺めているだけでもなんだか嬉しくなっちゃうのだが、独特の味わいもちゃんと楽しめる。例えていうなら、インテリアに凝りまくった怪しくも居心地の良いティールームで頂く、甘くてとびきりスパイシーなチャイの>>続きを読む
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人生には知らないほうがいいこともある。結果的には今更知ってもどうにもならない過去への訣別だけでなく、まだかろうじて先のある誰かを救うことができたから良かったようなものの、色々考えさせられてけっこう疲れ>>続きを読む
タイトルとジャケットから嫌でも漂うB級感の割に意外と評価高いので観てみたが、想像を上回る内容ではなかった。自分が古参のSFオタクだったらもっと楽しめたのかもしれない。小ネタは多いが滑る滑る。E.T.と>>続きを読む
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主要キャラのイイ年したオッサン達はみんな癖強くて病んでて、揃いも揃ってポンコツ。マッツは軍人としての戦闘力は一流だけどうっかり人殺しちゃうぐらい気が短いダメ親父だし、ITギークの皆さんも途中で現れるイ>>続きを読む
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予告編での幻想的な映像に期待感マシマシで臨んだものの、ちょっぴり肩透かし。
美術は文句なく素晴らしい。まさにお伽の国の映像化。本物の人間を作り物(人形)ぽく見せる特殊メイク、映像技術など見どころいっぱ>>続きを読む
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牧歌的なんだかアナーキーなんだか分からない、イエローサブマリン的なシュールさが妙に心地よい。そして作画のクセが強い。が、それがいい。そもそも主人公の顔からして構造がシンプルすぎてずっと見ているとゲシュ>>続きを読む
パラサイト系?かと思いきやだんだん雲行きがつまらない方向へと怪しくなる。諸悪の根源のネタがフィクションとしてありきたりで、どんどん追い詰められる割に安直な決着の付け方にも消化不良感は否めない。さらにい>>続きを読む
非常にシンプルな展開の不条理スリラー。ほとんど血は流れず絵面はとてもお洒落なのにゾワゾワとずっと不穏な映像作りが見事。マグリットを挙げる人が多いが個人的には大好きなミヒャエル・ゾーヴァを彷彿とさせる色>>続きを読む
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巷ではノーラン監督といえば近年の超難解ストーリーをスペクタクル映像で圧倒するような作品が人気だけれど、個人的には今まで観た彼の監督作の中で今のところ最高傑作だと思っているのがこちら。評価低いけど私は断>>続きを読む
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字幕版を選択したはずがいきなり吹き替えらしき日本語が流れてびっくりした。なるほどそういう設定なのか・・。
夢の階層という発想は面白かったし意外と分かりやすかった。というのも私自身、一時期よく夢を見て>>続きを読む
9.11の惨劇の首謀者や実行犯は決して許されない。しかし、その膨れ上がった怒りと悲しみと憎しみを本当はどこにぶつけるべきなのか、そもそもの原因はなんだったのか、もっともらしく語られている話が必ずしも真>>続きを読む
そもそも作品の成り立ちが色々と気に食わなくてスルーしてきたが、それはそれとしてとりあえず色眼鏡を外して鑑賞してみることに。
作画と映像技術には文句はない。ただ眺めているぶんにはとても綺麗。いろいろ言>>続きを読む
ハーヴェイ・ミルクという一人の男性同性愛者が自らの権利を訴え立ち上がり、政治家としてのマイノリティである彼ら自身の存在の認知を社会に広めた功績とその経緯を比較的淡々と描いていく内容。実在の主人公の背景>>続きを読む
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真相を暴露しようと躍起になるマスコミが本当に真実を報じているとは限らない。
実際その現場では、良心を持つ者ほど正義と大人の事情との板挟みで精神を病んだり、罪悪感に苛まれるのではなかろうか。
そして、>>続きを読む
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いやー、清の映画は楽しいな!だんだん分かってきたこれぞ黒沢清!という癖が強すぎる面白さ。ホラーなのかSFなのかコメディなのか・・やっぱり黒沢清そのものがジャンルとしか言いようがない。
突然やりすぎな>>続きを読む
デップ主演ならではのヤサグレ版「今を生きる」といった印象。あるいは、私の大好きな映画「死ぬまでにしたい10のこと」のミドルエイジ男性版か。
設定としてはよくある余命カウントダウン終活ものだが悲壮感はな>>続きを読む
ドキュメンタリーとしての綿密な舞台の作り込みと出演を決意した女優たちの勇気(あるいは好奇心?)にまず感心させられる。
ただ、企画としては確かに意義のあるものだったと思うが、見せられる内容はひたすらキモ>>続きを読む
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分からんでもない。ただ、ドルオタ男子の青春が実際にこんなふうにゴリゴリのホモソベースのグダグダ展開なのだとしたら、悪い方の想像通り過ぎてあまりの痛々しさに切なくなる。
松坂桃李の作品によってイケメン>>続きを読む
うっかり寝不足気味のまま観に行ってしまい寝落ちも覚悟していたが面白くてそれどころではなかった。黒澤明の羅生門のように、表題の決闘に至るまでの展開を登場人物それぞれの相反する主張をもとに繰り返し再現する>>続きを読む
アレサ・フランクリンの歌唱が心底素晴らしいことはもちろんでその点は期待通りだったが、彼女が出演したゴスペル集会を淡々と撮影しただけのほぼ記録映像そのままだったので映画としての盛り上がりには欠けていたよ>>続きを読む
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スタイリッシュな映像にてんこ盛りのイケオジ祭り。序盤から中盤までの展開がやたらと早くて分かりにくく、若干寝不足で見始めてしまったこともあり途中で寝落ち不可避かと思いきや、複雑な人物相関がだんだん把握で>>続きを読む
映像の美しさはさすがA24。広大なアメリカ中南部のド田舎の空気を伝えるロングショットと、その大地のように大きな夢を懐きつつも、限られた器の中でもがきながら新生活を始める移住者の韓国人家族。決して甘くな>>続きを読む
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ほぼ全編が舞台となるオフィスビル内のシーンなのだが、これが笑っちゃうぐらい昼夜を問わずやたらと薄暗い。時代を先取り常時全館節電モードの環境に優しい会社なのだろうか? もはやお馴染みの癖つよつよ清ライテ>>続きを読む
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素晴らしい造形表現、動きや背景も非常に美しく見応えがある。
表情描写に味のある人形作家の作品だけに当然なのだろうが、作中でごんが擬人化されていたのにはどうしても違和感があった。動物も幼体ならではの愛ら>>続きを読む
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予告編でハーレイ・クインを彷彿とさせるナースコスプレに扮したヒロインを見ていたせいか、もっとあっけらかんと女性がスカッとするタイプの作品をイメージしていたが、想像以上にヘビーな展開で思わず眉間にシワを>>続きを読む
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このゲームを愛してやまないオタクである監督が全力でそのコダワリを再現したというまさに究極のファンアートのような映画。
私自身は件のゲームは一度もプレイしたことがないが、ホラーらしく総じて惨たらしくダー>>続きを読む
これまでの人生で死ぬほどの絶望や艱難辛苦を味わったことがない自分でも、人がそうした状況に陥って生きる気力失いかけた時、「誰かに必要とされること」が何より強力な生きるモチベーションになるということが、こ>>続きを読む
ひねりのある脚本で韓国らしい兄弟愛・家族愛ものとしてそれなりに楽しめたものの、惜しいところで色々と中途半端な印象。
そもそも冒頭の主人公の言動からして血の気が多すぎカッとなっての暴力であり、これが邦>>続きを読む
何ともやりきれない話ではある。
両親役の二人のベテランならではの役柄に馴染みすぎた名演もさることながら、どクズ長男役の宮迫は演技どころかいっそ素なのかと思えるほど役柄がキャラにハマりすぎで、人として嫌>>続きを読む