現実の厳しさとユーモアの対比は「枯れ葉」同様で、ときどき笑いながらも画面を見つめた。でも、カウリスマキはやっぱり劇場で多くの人がいる中じっくり観たいな。
2回目の鑑賞: 2024年2月1日 @シネリーブル梅田
1回目の鑑賞: 2023年12月29日 @シネリーブル梅田
満員の映画館で鑑賞。始まる前から高揚感がすごかった。劇場内が自然と笑いで満たされ>>続きを読む
年末に地元に帰って思ったのは、都会のトイレってほんと汚いな〜ということ。汚さが利用する人の数に比例しているのだろうか。商業ビルではもちろんきれいなものは多いけど、東京と言うとどうしてもわたしは駅の汚い>>続きを読む
ひさびさにかなりふざけたコメディ観てスッキリした。たまにはこういうのも観ないとね。
ポールメスカルがクズ男の役もやってくれることの嬉しさをまずは挙げたい。2024年もポールメスカルがの新たな顔を色々観れそうで楽しみ。
出口がないかのような閉鎖的な街、魚の生臭さをかき消すように誰もが>>続きを読む
CLIMAX→VORTEX→本作という順番で観た。なるほどこの監督は映像としての新たなチャレンジを常にしている人なんだな、ということがわかった。冒頭の焦燥や先走る感情をそのまま表すような画面の揺れと回>>続きを読む
ずーっと2画面で映すのは面白いけど、この情報量で150分は流石に疲れた。特に冒頭、2画面+ラジオ?音声の字幕の3情報が流れてきてどれに集中したらいいかわからず何も頭に入ってこなかったり。
とはいえ、認>>続きを読む
ウェス・アンダーソン、やっぱちょっと苦手かも。最初にだーっと登場人物が紹介されるのが、いつも序盤で疲れちゃう。途中でもなんだか集中力がもたなくなってしまう。好きじゃないからこそ映画館で観るべきなのかも>>続きを読む
美しい映画だったとは思うけど、「美しい若者たちの哀しい物語」にとどまってしまうなあ、と感じた。「怪物」に近い感覚。同じ時期に「蟻の王」を観てしまっているからなおさら。同性愛を悪いものと思ってしまう人た>>続きを読む
血みどろの人々、男たちの色恋沙汰というのがシンプルにリアリティを感じられて、どこか腑に落ちるものがあった。北野武の映画でそういった感覚を得るのを予想してなくて面白かった。日本の時代劇を見たいと思うこと>>続きを読む
イ・ハニとパク・ソダムの表情が良くてかっこいい。この2人の姿を見るためだけだとしても十分楽しめる。
主人公がかなり感情的に行動するタイプで全然スパイに向いてなさそうなのが印象的だった。その他にもスト>>続きを読む
信仰って本当に苦手だな、なんてことを思ってしまった。どう考えても脳にただダメージを与えるだけの雑な装置で人の心の中を思い通りにしてしまえると思い込む傲慢さ。息子のからだをボロボロにしても自分の信仰を貫>>続きを読む
設定とポスターのルックと予告映像でハードルを上げすぎてしまい、思ったほどブーストしなかったなあという印象はある。もうちょっとキャラクターの掘り下げを見たかったなあという気持ちもありつつ、でもこのくらい>>続きを読む
ふたりの爪を検査するとお互いを「ほんとうに」愛し合っているのかがわかる装置。
舞台は並行世界における現代のようで、人々の恰好は近年のそれのようにも見えるけれども、スマートフォンも携帯電話も出てこないし>>続きを読む
とにかくノリが合わず、つらい2時間半だった。パンデミックへの言及の仕方もコメディのセンスも「家族」というものへのオチの付け方も全部何一つ良いと思えず。唯一松岡茉優さんが相変わらず松岡茉優さんしているこ>>続きを読む