おれんじさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

おれんじ

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あの人に逢えるまで(2014年製作の映画)

3.6

南北離散家族をテーマに、主人公ヨニの日常が綴られた30分ほどの短編映画。
セリフは少ないながらも「あの人」に逢いたくてたまらない気持ちが、動作や表情、瞳から見て取れてなんとも切ない。
同時に日本の拉致
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ラーゲリより愛を込めて(2022年製作の映画)

4.0

シベリア抑留という戦争が引き起こした悲劇の実話。
妻と子ども4人に会える日を待ち焦がれ、劣悪な環境で人間らしく生きようと皆を鼓舞し続けた日本人捕虜・山本幡男の物語。

人との繋がり、希望を持ち続けるこ
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奈落のマイホーム(2020年製作の映画)

3.6

ソウルに念願のマンションを購入した主人公。
職場の仲間を招き引越祝いのパーティーを楽しむが、直後にマンションが地下数百メートルへ沈下。
地上からの救助が困難な中、隣人や同僚たちと力を合わせ脱出を試み
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母性(2022年製作の映画)

3.5

湊かなえ+予告の作りからもミステリーなのかと思い鑑賞。
ミステリーとはちょっと違うような。
もっと狂気に満ち溢れた内容を想像していましたが、娘を愛することが出来ない母と、母に愛されたい娘の関係のズレを
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.6

24件の殺人容疑で収容されている死刑囚・榛村はうち1件は冤罪だと主張。昔親交のあった大学生の雅也に真犯人を調べてほしいと頼み、雅也は独自に調査を始める…。

徐々に過去の事件の真相が明かされ、同時に雅
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怪物(2023年製作の映画)

4.0

『怪物、だーれだ』の予告につられて。
予告から怪物=悪とか犯人探しを想像していましたが、そんな単純な展開ではなく、登場人物のそれぞれ異なる視点を追っていくストーリー。
こういう構成の作品が今までない訳
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図書館戦争 THE LAST MISSION(2015年製作の映画)

3.5

『図書館戦争』の続編。
原作シリーズ4巻のうち2巻分をうまく時間内に収めていました。原作を知っているからそう思うのであって、やはり原作を知らない方はついていくのは大変かなと思います。

とはいえ野木
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図書館戦争(2013年製作の映画)

3.6

原作シリーズ既読。原作を知らない方からすれば、メディア良化法、人々から考える自由を奪う社会、なぜに図書館で戦闘する?…など、どのようにしてこのような社会になったのかがもう少し詳しく描かれていないと??>>続きを読む

紙ひこうき(2012年製作の映画)

3.5

偶然出会った女性にひと目ぼれした青年が、紙ひこうきを使って女性を振り向かせようとするお話。

クラッシックでおしゃれなモノクロの世界。差し色がとてもおしゃれ。そしてディズニーの描く女性は皆キュートで大
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海街diary(2015年製作の映画)

3.7

何度か見ているのに、地上波放送ついつい最後まで見てしまった。この手の作品はCMで途切れ途切れになると良さが半減してしまうなぁ😅
起伏のある物語ではないですが、見るたびに共感出来る部分が増えていきます。
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最後まで行く(2023年製作の映画)

4.0

韓国版オリジナルは未鑑賞です。

年の瀬に不正発覚、母の死、人を轢いてしまい隠蔽を図る刑事と、執拗にその刑事を追い続ける監察官の壮大な追いかけっこの話。笑

序盤から災難に次ぐ災難。今回はアクション少
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声/姿なき犯罪者(2021年製作の映画)

3.5

妻と自身が働く会社の社長が振り込め詐欺被害に遭ったため、奪われた金を取り戻すべく、元刑事の主人公(ピョンヨハン)が詐欺組織に潜入するストーリー。

韓国でも振り込め詐欺ってあるのか…。
妻役のウォンジ
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マーダー・ミステリー2(2023年製作の映画)

3.5

殺人事件を扱っているのに、全く緊張感がなく、ずっとふざけていて、中だるみなく見れる貴重な映画🤣
前作同様、笑いとアクションが楽しめるゆるいミステリー。

仕事を辞めて探偵事務所を開いたニックとオードリ
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マーダー・ミステリー(2018年製作の映画)

3.8

連休明けのだるさを吹き飛ばしてくれる楽しい作品でした!
結婚15年目のNY市警の夫ニックと美容師の妻オードリーは旅行先のヨーロッパで殺人事件の容疑者になってしまう。2人が犯人探しに奔走する姿を、豪華ク
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美女と野獣(2014年製作の映画)

3.4

エマ・ワトソン主演ディズニー版の3年前に作られていたフランス版美女と野獣。
ディズニー版より原作に近い…のかな、多分。王子が野獣になった経緯がより細かく描かれていました。

ベルを演じたレア・セドゥが
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.7

父の過去により村八分になった主人公。母親の借金の為、昼間はゴミ処理場作業員、夜は不法投棄の片棒を担ぎ暮らしている。そんな中、東京から幼馴染が帰ってきたことで状況は一変します…。

閉鎖的で陰鬱な村を舞
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君に届け(2010年製作の映画)

3.6

ネトフリでリメイクやってますが…やはりこちらの作品が浮かび、久々に鑑賞。

高校入学後「貞子」と呼ばれ周囲と馴染めずにいる爽子(多部未華子)。そんな爽子に気軽に接してくる人気者の風早(三浦春馬)。2人
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プリティ・ウーマン(1990年製作の映画)

3.9

先日金ローで放送していたのを思い出し、かなり久しぶりに鑑賞。これまでも地上波放送が何回かあり、よく親と一緒に見ていた思い出があります。

ジュリア・ロバーツの天真爛漫さと心身ともに素敵な女性に変身する
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君だけが知らない(2021年製作の映画)

3.8

事故で記憶を失った主人公(ソ・イェジ)
退院し自宅に戻った所、同じマンションの住人の未来を予知するように…。
それが現実か幻覚か分からず、次第に献身的に支えてくれる夫さえ信じられなくなっていきます…。
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

3.5

アニマルパニック×災害×密室スリラー。
ワニパニック映画を初めて観たかも🐊

大型ハリケーンに見舞われた町。家の地下室に取り残された父親と娘が侵入してきたワニから脱出を図るパニックスリラー。

まず素
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ゼロの焦点(2009年製作の映画)

3.5

松本清張生誕100年記念作品。
2時間サスペンスドラマのような作りですが、広末涼子、中谷美紀、木村多江の3人の競演はドラマでは絶対に実現しない配役。脇を固める俳優陣も実力のある方ばかり。映画ならではの
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エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

3.8

あらすじ読んだだけで笑ってしまったのは初めて。御多分に洩れず冒頭から笑わせる気満々の展開😁

警察×コメディ。麻薬捜査チームが犯罪組織の見張りのためにチキン店に扮していた所、店が大当たり。どっちが本業
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ファイナル・デッドブリッジ(2011年製作の映画)

3.5

ファイナル・デスティネーションシリーズ5作目最終章。ついにラストまで辿り着いた。

会社の研修旅行中、サムは吊り橋の崩落で乗っているバスが転落する夢を見る…。
目覚めたサムはすぐさまその場から避難し、
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15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.7

実際に起こった列車内でのテロを未然に防いだ若者3人の物語。
公開当時、この3人の若者を本人が演じていることで話題になっていた本作。やっと鑑賞できる〜と満足気に見始めたのも束の間『あれ?全然列車乗らない
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空気殺人~TOXIC~(2022年製作の映画)

3.8

タイトルからB級映画?と思いきや、2011年に韓国で実際に起きた加湿器殺菌剤事件を扱った社会派ミステリー。
体調管理の為の加湿器きっかけで病気になるなんて本末転倒…身近に起こりうる題材に入り込んで鑑賞
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8番目の男(2018年製作の映画)

3.7

韓国で初めて陪審員制度が導入された裁判を題材にしています。
完全にパク・ヒョンシク目当ての視聴でしたが😅思いの外ストーリーに引き込まれ、他キャストも名だたる顔ぶれだったので楽しく観れました。

母親を
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駆込み女と駆出し男(2015年製作の映画)

3.8

江戸時代後期、様々な理由により離縁を求め寺に駆け込む女性と、その世話をする見習い駆け出し医師の成長を描いています。
女性の立場が低いこの時代、女性から離縁を言い出すなんてもっての外。
当時の幕府公認の
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悪人(2010年製作の映画)

3.7

殺人を犯してしまった男性と、彼を愛してしまった女性の物語です。

現代の闇、孤独、良い事、悪い事。
「誰が悪か」というよりは「何が悪なのか」考えてしまう内容でした。

社会的に超えてはいけない一線を
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ジャック・ジャック・アタック!(2005年製作の映画)

3.6

Mr.インクレディブルのスピンオフ。
お留守番中のあの2人の様子が描かれています。
ジャックジャックの暴れっぷりに振り回されるベビーシッターの奮闘劇。
BGMが妙に合っていて楽しい🎶
定期的にリピート
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Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)

4.3

ピクサー長編アニメーション。
正体を隠し一般人として過ごす一家。
実はみんな特殊な能力の持ち主!
元スーパーヒーローの父は世界を救うヒーローを諦めきれない…そんな父の元へ1通の手紙が届き、一家は思わぬ
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ホットロード(2014年製作の映画)

3.1

原作は少女漫画。父を幼い頃に亡くし、母に愛されていないと感じている孤独な少女和希が、湘南の暴走族ハルヤマと出会い、惹かれあっていく様を描いた作品です。

のんちゃんと山田裕貴目当てで鑑賞。
山田裕貴の
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ファイナル・デッドサーキット 3D(2009年製作の映画)

3.0

ファイナル・デスティネーションシリーズ4作目。
このシリーズだけはどうにも続けて見る気が起きない…けど制覇したくて真面目に追ってます。

おなじみ死のピタゴラスイッチ。
オープニングのこれまでの死に『
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そして父になる(2013年製作の映画)

3.8

何年かぶりに再鑑賞。
突然新生児の取り違えを知らされた2つの家族。
両家族の対照的なカラーが、それぞれの家庭でのそれぞれの育て方・愛し方を見せていて良かったです。

ドライな姿勢を崩さない福山雅治。
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.9

有名作家の85歳の誕生日パーティー。豪邸に家族が集まり、翌日に彼が死体で発見される。彼を殺したのは誰なのか。

作家の死の謎を探偵が探っていくストーリーなんですが、全体的にゆるくコミカル。視聴者からす
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.0

映像は前作同様素晴らしかったです!!
前作は自宅鑑賞のため、今回は映画館で3D鑑賞。技術革新が進む中、これが今つくれるCGのベスト?と感動。自然豊かで生命力に満ち溢れたパンドラの世界を目一杯体験できて
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アバター(2009年製作の映画)

3.7

『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』誘われて観に行く可能性が出てきたので 、慌てて鑑賞。 あんなに話題になっていたのに、天邪鬼&飽きっぽい私は上映時間162分というのが長過ぎるのと、青い人物がどう>>続きを読む