mmmさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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福田村事件(2023年製作の映画)

3.0

関東大震災の数日後、千葉県福田村(当時)で
実際に起きた事件をベースに制作された作品。

日本人が、朝鮮人だと疑って日本人の命を奪う

端的に書いたが、この中にどれだけの負が
詰め込まれているかという
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さよならエリュマントス(2023年製作の映画)

3.4

ミスマガジンの受賞者をキャストに
制作される映画プロジェクト(?)の第二弾だそう。

「辻占恋慕」の監督さんが手掛けているということで観た。

大野節は健在!
主役の6人に、それぞれ当て書きしたような
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おーい!どんちゃん(2021年製作の映画)

4.5

沖田監督が、WS参加の俳優さんたちと一緒に
プライベートで制作した作品
撮影は2014-2017だそう。

一軒家に共同で暮らす売れない俳優仲間の3人
道夫、郡司、えのけん。
ある日突然、赤ちゃんが家
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バービー(2023年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

バービー達の住まう国”バービーランド”

マーゴット・ロビー扮するバービーは
俗にいうところのベーシックタイプ

…というのも、街の住人の女性は、みんなバービー
スタイルもさまざま、職業についていたり
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はこぶね(2022年製作の映画)

4.0

舞台は地方の港町。
そこでで暮らす、西村という
盲目の男の生活の一片を垣間見る100分

観客は、西村を通して、
盲者の不自由さを
体感することとなるが、
彼にとって、それは日常。

親代わりの気性の
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不安は魂を食いつくす/不安と魂(1974年製作の映画)

4.1

久々に監督も役者もまったく知らない
作品を観てきました。
(filmarksのランキングみてて
気になった→時間が合う!の流れ)

1974年の西ドイツ
ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー
という監
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Pearl パール(2022年製作の映画)

3.9

「X」の前日譚
こちらは未鑑賞ですが、個人的には
観ていなくても問題なしでした。

舞台は1918年のテキサス
第一次世界大戦の最中であり、
スペイン風邪が流行るという
なんだか怖いくらい現在の世界情
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658km、陽子の旅(2023年製作の映画)

4.1

夢破れ、できるだけ人と関わらずに
できる仕事で食いつなぐ陽子(42)
人生完全に諦めモードの彼女の元に、
ある日20年以上断絶状態であった父の訃報が入る。

これは、彼女が東京から故郷・青森に
向かう
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CLOSE/クロース(2022年製作の映画)

4.0

幼馴染のレオとレミ
四六時中ともに過ごすほど
かけがえのない存在だが、
中学に進級して間もなく
クラスメイトに2人の親密さを
揶揄されたことから、
レオが意識的にレミを避けるようになる。

周りの目を
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カメラになった男 写真家 中平卓馬(2003年製作の映画)

5.0


某大学の公開上映で鑑賞

恐縮ながら、中平卓馬さんという写真家は
これまで存じ上げませんでした。

1977年に急性アルコール中毒から
記憶障害を患いながらも
写真家として再起したそう。

作品は、
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君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

内容に触れているのでネタバレ設定にしました

茶の間にも及ばないほど
ジブリ作品は見ていないものの方が多いです。

今回は、一度引退を表明した宮﨑監督が
それを撤回してまで作ろうとしたものが
何だった
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大いなる自由(2021年製作の映画)

4.0

第二次世界大戦後まもなく175条で投獄された
主人公・ハンスの約20年を追った作品。

刑務所内での生活と、投獄されるきっかけとなる
状況とで構成されている、

3つの時代をシームレスに行き来するため
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波紋(2023年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

見逃して見逃して滑り込み!

個人的には
「荻上版ミッド・サマー!!」でした。
(人は死ぬけど、ちょろっと
はみだしてるだけです😇)

主人公・須藤依子(筒井真理子)に
立ちはだかる日常の中にある困難
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君は放課後インソムニア(2023年製作の映画)

3.8

原作未読
池田監督×高橋泉脚本
ということで見てきました。

不眠症に悩む丸太が、ある日
使われていないはずの天文台に
忍び込んだところ、そこには
クラスメイトの伊咲が・・・

伊咲も同じ悩みを抱えて
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アシスタント(2019年製作の映画)

4.0

映画のプロデューサーになることを
夢みる主人公のジェーンは、
高倍率の就職戦線を経て
憧れの映画業界で働きだす。

この作品は、彼女がアシスタントとして
働きだして2か月弱のとある1日
朝は日が昇る前
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よっす、おまたせ、じゃあまたね。(2022年製作の映画)

4.3

大学受験に失敗して以来、
長らくひきこもっている
”ちばしん”(橋本淳)
自室でゲームに勤しむ日々だが、
その表情はどこまでも虚ろである。

おそらく唯一の外出である、
親の買い物の運転係をした帰り、
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ぼくたちの哲学教室(2021年製作の映画)

5.0

昨年公開された映画「ベルファスト」の舞台となった
北アイルランドのベルファストにある男子小学校が
舞台のドキュメンタリー作品。

主に校長がおこなう「哲学」の授業を中心とした
学校生活の記録。

19
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暁闇(2018年製作の映画)

3.9

心に大きな空洞を抱えた者達の邂逅の物語。

あるアーティストの楽曲がきっかけとなって
3人の居場所となる都会のビルの屋上

余計な言葉は交わさないけど、
ぎりぎりとところで支え合うような
あの距離感が
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

4.2

ボリビアで実際におこった事件をもとに
制作された作品。

とある村で起こった連続レイプ事件
男たちは「幽霊の仕業」などといって
この出来事をなし崩しに否定していたが、
ある時、犯罪であることが明らかに
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怪物(2023年製作の映画)

1.0

●●途中から作品の内容にふれています●●

とんでもなく長い上に、人によっては
(特に美しく素晴らしいと感じた方には)
ネガティブに感じる内容です。ご承知おきください。

◆鑑賞を迷っている方へ
この
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

(内容ふれてるのでネタバレ設定してます)

原作未読

ドラマの映画化は、無駄に大々的な事件に
なったりすることが多いが、
この作品はそういうのがないのが良かった。

ルーヴル美術館での撮影というのは
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.4

父娘のある夏の旅の話
・・・ですが、現在進行形ではなく、
20年の時を経て、大人になったソフィーが
回想するような作り。

多くは語らず、想像となる部分が多いのですが
ビデオに記録される2人に
微笑ま
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.1

このレビューはネタバレを含みます

(以下の理由により、他の方のレビューや
解説を読んだうえで書いてます)

睡眠時間2時間半で臨んだ結果、
冒頭の長セリフの字幕を追ううち
意味深そうなこと言っ・・て・・・る
・・・と思いつつ寝てました
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EO イーオー(2022年製作の映画)

3.9

EOの目をとおしてみる世界

目は口ほどにものを言う…とはよく言ったもので
本編の大半は、EOの視点で語られている。

したくてしている旅というより
人間のせいでさせられている旅

もしEOが共通言語
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

4.3

恋愛ができないと悩む人
自分がもつ加害性に気づいてしまった人
現実はこんなものと受け入れようとする人 

…そんな人たちがいる、とある大学の
ぬいぐるみ(としゃべる)サークルの話。

原作未読

正直
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パリタクシー(2022年製作の映画)

3.9

パリが舞台となる邂逅の物語

休みも少なく薄給と嘆きつつも、
新しい仕事探しにも踏み出せず
家族との時間もろくに
つくることができないまま
この仕事を続けている
タクシー運転手のシャルル

ある日、彼
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.8

とある村を舞台に、そこに生きる人々を描いた作品

劇中で披露される能の演目「邯鄲」と「羽衣」が
ストーリーと重なっていく

能面の表情が見る人によって異なるというところから、
監督が自由な解釈を・・・
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世界の終わりから(2023年製作の映画)

4.0

幼くして両親を亡くし、たった一人の
身寄りである祖母も息を引き取った。
学校でも居場所をみつけらず、
生きる希望を失いかけている高校生のハナ。

ハナは、ある日突然政府機関を名乗る男から
世界を救って
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トリとロキタ(2022年製作の映画)

4.0

アフリカからベルギーに渡った偽姉弟、トリとロキタの話

弟を学校に通わせるため
祖国の母に仕送りがしたい
危険ではない仕事につき、生活を送りたい

2人が望むことは望みなんかじゃなく、
当たり前でなけ
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.1

(全然まとまらないけど、いったん投稿します)


パートナーのアランを亡くし、失意の底で自暴自棄になってしまったチャーリーは1人アパートにこもり、オンライン授業の講師で生計を立てている。
過食などが祟
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わたしの見ている世界が全て(2022年製作の映画)

4.0

母の訃報をきっかけに久々に集まった4人兄弟
特に次女の遥風は他の兄弟と価値観が合わず
相性もよくないのだが、
起業資金集めに苦戦する彼女は、実家を売って
現金化することを提案する。
反対する兄と弟、興
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ミューズは溺れない(2021年製作の映画)

4.0

つくっては壊す
劇中で主人公が創作する船のような
衝動の元につくられたような作品。

他者のことは分からないという
前提をもった上でする会話が
キャッチボールというよりドッチボールみたいで
印象的だっ
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せかいのおきく(2023年製作の映画)

4.0

江戸時代後期、江戸の片隅に生きる
若者の恋と市井の人の暮らしの話。

武家育ちで今は長屋で父と暮らすおきくと
その長屋に、汚穢屋として出入りする中次と矢亮
苦労の方が多い毎日だけど、それぞれ目指す道が
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ロストケア(2023年製作の映画)

4.1

原作( 葉真中顕 著)未読

大胆に省いたり、少々オーバーな
部分もありましたが、
エンタメ作品という枠組の中でリアルな
社会問題に向き合った作品だと感じました。

介護といっても色々。
当事者の身体
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Winny(2023年製作の映画)

3.8

ファイル共有ソフトWinnyと、その開発者である金子勇氏に
まつわる実話をもとにした作品

本来、違法な利用をした者は検挙対象になりますが、
ソフト開発者が逮捕されるという異例の事件。

裁判を追う過
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The Son/息子(2022年製作の映画)

4.1

※この作品は心に不調をきたした10代の少年と
それに向き合おうとする親の話です。
劇中で自傷行為などがとりあげられています。
当事者(という言葉が正しいか分かりませんが)に
あたる方はフラッシュバック
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