marimoさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

毒娘(2024年製作の映画)

3.6

ミスミソウが衝撃的だった内藤瑛亮監督とどんな役でも間違いない佐津川愛美(好きなだけ)が主演とくれば観ないわけにはいかない

「ミスミソウ」同様に美しい少女たちが残酷に壊される様がとにかく儚くて美しい
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名探偵コナン 紺碧の棺(2007年製作の映画)

3.5

読めます?
“棺”で”ジョリー・ロジャー”です
歴代最難関の読み方タイトルな本作

ちょっとしたリゾート地を観光している気分に浸れる作品
というのも沖縄神津島をはじめとした各所をベースにした架空の島な
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名探偵コナン 水平線上の陰謀(ストラテジー)(2005年製作の映画)

3.3

前作の”銀翼の奇術師”が航空パニック映画だとするなら、本作は海上パニック映画なんです

邦画の実写だと難しいジャンルをコナンでやってしまえということなのか…それもそのはず
本作は2005年の作品なので
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名探偵コナン 迷宮の十字路(クロスロード)(2003年製作の映画)

3.5

この作品から全編デジタル制作に移行してるのでクッキリな映像になってます

セル画の雰囲気が失われたのは残念だけどデジタル制作ならではの3DCG表現も増えてバイクチェイスシーンはその代表的なとこ

京都
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陰陽師0(2024年製作の映画)

3.4

なんでこのタイミングで陰陽師なのか?

今から四半世紀前ぐらいの陰陽師ブーム
ちょうど高校生ど真ん中でした

野村萬斎と伊藤英明の陰陽師です

1作目が30億の大ヒット
2作目の興行はその半分ぐらいに
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アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

3.0

内容に対して絶対に上映時間が長すぎる
でもそんなのザックだから仕方ないと言われればもう仕方ない

通常の劇場で上映される映画は回転率などもあるので
上映時間もスタジオ側の都合で削られたりもあるが
NE
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REBEL MOON ー パート2: 傷跡を刻む者(2024年製作の映画)

3.2

ザックによる
ザックのための
ザックの”七人の侍”

これPart3作る気満々ですね…

いや、どうだろ

公開されたら観ると思うけど
別に公開されなくても全然残念じゃない
(失礼言ってごめんなさい)
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名探偵コナン ベイカー街の亡霊(2002年製作の映画)

3.7

本作がセル画としては最後のコナン映画です

今となっても
人工知能ノアズ・アークは三体文明すぎる技術で
ヒロキくんは三体人なのでは?と新たな疑いも出てきました

そんな”三体”のVRデバイスを相当先取
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名探偵コナン 天国へのカウントダウン(2001年製作の映画)

3.9

園子はいつもの髪型の方が可愛いぞ

きっと本作をコナン映画の最高傑作としてる人も多いはず
だって終盤は灰原がメインヒロインです

あゆみちゃんも灰原も蘭姉ちゃんも
劇中の女性陣を独占するクソメガネなコ
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名探偵コナン 瞳の中の暗殺者(2000年製作の映画)

3.7

蘭ちゃんが記憶喪失...なんとも昔の人気アニメの劇場版らしい良いお題です

もうこのプロットの時点でね
きっと…
犯人と対峙するクライマックス
蘭ちゃんの記憶が戻り
空手で犯人を無力化
なんて展開を予
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正欲(2023年製作の映画)

4.4

言語化すら難しいテーマの映像化
描き方次第でチープにもなってしまう

序盤でベッドで横になりながら水に浸っていく桐生夏月(新垣結衣)の描写で理解する
映像ならではの官能表現
「水」というものに対する性
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クラユカバ(2023年製作の映画)

3.5

この”クラユカバ”は同時公開の”クラメルカガリ”と世界観を共有していて
クラウドファンディングで集めた資金で”クラユカバ”の方が先に制作されています

今回はチネチッタで監督とプロデューサーの舞台挨拶
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クラメルカガリ(2024年製作の映画)

3.6

大正ロマンなスチームパンク
この世界観すごく好きなやつです

泰平鉱業という企業の元の通称「箱庭」という「日の出炭鉱」という街を舞台にした作品
この泰平鉱業を中心にした街がどことなくFF7のミッドガル
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.3

”紅”で始まり
”紅”で笑って
”紅”で泣く

そしてLittleGleeMonsterの”紅”に痺れる

どれだけ”紅”好きなんだよ(※絶賛)

劇場で観よう観ようと優先順位を下げてたら
NETFL
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名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)(2024年製作の映画)

4.2

“五稜星”で“みちしるべ”
過去イチで読めないタイトルです
…いや、棺で”ジョリー・ロジャー”の方が読めないか

タイトルがダブルミーニングになっていてもうほぼネタバレです

興行100億突破が目標で
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名探偵コナン 業火の向日葵(2015年製作の映画)

3.0

「どういうわけか顔立ちの似ているこの俺に成りすます他ないはず」

なんなんだよこのセリフ(笑)

…青山先生の描く主役の顔がもれなく似ているというメタなイジり
こんなめちゃくちゃセリフを真顔で成立させ
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名探偵コナン 天空の難破船(ロスト・シップ)(2010年製作の映画)

3.8

すっかり堂々と工藤新一として登場するようになった快斗くん(キッド)
とにかくワンチャン蘭を寝取ってやろうという思惑が見え隠れする快斗くんです
青子ちゃんに怒られるぞ!

もちろんキッドに挑むは鈴木次郎
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名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌(レクイエム)(2006年製作の映画)

3.6

「私ももう終わりかな君の声が幼く聞こえるよ」

…あっ、それ大丈夫です
そいつ幼児化した生き物なんで

タイトル通り探偵(エージェント)勢揃いのお祭り
コナンと服部はもちろん
白馬探参戦…とは言っても
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名探偵コナン 銀翼の奇術師(マジシャン)(2004年製作の映画)

3.9

「大事な時にいつもいなくって、電話ばっかりじゃない」
ついに蘭ちゃんも気づいちゃいました
もう我慢の限界です

しかしこれ女子高生が旅客機の操縦桿を握りながら言うセリフなんですよね…
マジで狂ってます
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名探偵コナン 世紀末の魔術師(1999年製作の映画)

4.0

ラストのキッドがかっこよすぎるんだよな

個人的にはコナン映画で1番好き

劇場版のお祭り感とスケール感
この3作目で方向性が定まったと勝手に思ってます

別に完全無欠の作品ってわけでは無いです

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名探偵コナン 14番目の標的(ターゲット)(1998年製作の映画)

3.3

前作から1年後の1998年に公開のコナンの劇場版2作目
1997年から2020年までは毎年新作が公開されてたって凄いことです

小五郎回です
要は少し地味です

前作がクライマックスでしっかり見せ場が
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フォロウィング 25周年/HDレストア版(1998年製作の映画)

3.9

サブスクで多くの作品を気軽に鑑賞できる様になったことで
逆に“サブスクに無い作品”という希少価値が生まれてたりします
本作もそんな作品のひとつ

クリストファー・ノーラン監督の長編デビューでありながら
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名探偵コナン 時計じかけの摩天楼(1997年製作の映画)

3.6

コナンの記念すべき1作目の劇場版
現在までに続くコナン劇場版の様式はほぼ定まってます
まだまだスケール感は常識的なレベルですが

コナンの劇場版の魅力はミステリーとアクションのマリアージュ
この頃はミ
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名探偵コナン vs. 怪盗キッド(2024年製作の映画)

3.0

年明けの恒例上映
要はGW公開の新作プローモーション目的の総集編を劇場公開した作品

「緋色の弾丸」では「緋色の不在証明」
「黒鉄の魚影」では「灰原哀物語~黒鉄のミステリートレイン~」

そして今回
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14歳の栞(2021年製作の映画)

3.8

配信もパッケージ化もされない作品

とある中学校の2年6組の3学期
クラスの35名全員にフォーカスをあてた作品

ドキュメンタリーのようでどこか違う
もちろん作劇では到底ないのだが

35名それぞれの
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aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.3

当時の父と同じ31歳になるソフィ
11歳の夏を思い出す
今ならあの時の父の気持ちが分かるかもしれない

もうなんだか
このあらすじだけでエモいんです

そんな私のあの時…
私が小6の時の父親と同い年な
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神回(2023年製作の映画)

3.3

最後の瞬間にこの人生が神回だったと思えたら
きっとそれは幸せなこと

ところどころ歪でありながらもアイデアの方向性としては面白い作品

あの時あの瞬間
もう少し自分に勇気があれば
違った未来にいたのか
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.8

核実験のシーンで体の芯から滲み出る恐怖
…おそらく縦方向に広がるIMAXレーザーGTのスクリーンだからこその感覚

映画館のフォーマットによって得られる体験が変わってしまうことへの疑問…分かります
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ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.6

アフターライフが面白かったのでフローズン・サマーも期待しちゃってたんですよね

にしても原題はFrozen Empire…
邦題をなんでフローズン・サマーにしたんだろう…もうハロハロの新作みたいな響き
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リボルバー・リリー(2023年製作の映画)

3.0

原作は読んでいないので分かりませんが
タイトルに「リボルバー」と銘打たれているにも関わらず
銃撃戦が全然面白くないという悲しさ

東映が謎に本気すぎた作品
出演者の顔ぶれ、特報のチラ出しで期待を煽るも
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ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

4.0

めちゃくちゃ面白い

この作品の何が凄いかって
ゴーストバスターズという超巨大IPでありながら
あの有名なテーマ曲にも安易に頼らず
全く新しいゴーストバスターズを作り上げてるところ

これまでのゴース
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ゴーストバスターズ エクステンデッド・エディション(2016年製作の映画)

3.4

全然悪くない
黒歴史にするのはもったいない

同窓会なノリの丁度良いリブート作品
残念ながら一度限りのリブートになってしまったものの普通に好きです

元々続編として企画されていたため過去キャストも勢揃
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ゴーストバスターズ2(1989年製作の映画)

3.2

1作目がヒットしたので続編企画は不可避
いざ作るからには続編としてのパワーアップに期待してしまうところ

で本作は
4人が再結集してゴーストと戦う(だけ)
…もうそれは続編としては1番安易な展開

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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.2

とにかくテーマ曲の印象が強いシリーズ
一瞬でゴーストバスターズって分かるキャッチーでテンションが上がる最高の楽曲

正直このシリーズはこのテーマ曲とロゴだけでカルチャーアイコンとして成立してるんだと思
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山女(2022年製作の映画)

3.7

あどけなくも目に宿る芯の強さ
子供でも大人でもない狭間に生じる艶感
山田杏奈の存在感
もうこれ無しに本作はありえなかったと

古めかしくも現代にも通じる血縁による差別
閉鎖されたコミュニティの傾倒した
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

3.5

気づけば公開から3週間も過ぎてるんですね…
マシュー・ボーン監督の最新作なので興味はある…ぐらいのテンション

キック・アスもキングスマンシリーズも好きなんですけどね

劇場で予告を何度も観てたので
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