CharlieZGさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

CharlieZG

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インビジブル・ゲスト 悪魔の証明(2016年製作の映画)

3.4

密室殺人の容疑をかけられた実業家の真実に迫るミステリー。

簡単に物証を素手で触るし、脇見運転で事故るし、可愛い奥さんがいるのに浮気して、この実業家はバカだな、そんなだから余計な容疑をかけられるんだ!
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もっと遠くへ行こう。(2023年製作の映画)

3.9

人類移住計画のテストに選ばれた男とその妻の話。
一応SFだけどほぼヒューマンドラマ。

相性が良いから結婚したはずなのに時と共に色褪せて行き、どこで掛け違えたのか何を失くしたのかも分からないまま反目す
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嵐の中で(2018年製作の映画)

3.8

25年前の少年を救った事でパラレルワールドに入り込んだ女の話。

過去を変えると未来が変わりバック・トゥ・ザ ・フューチャーの二番煎じに思えたが、不思議な嵐の力で偶然過去と繋がるところが元に戻らない絶
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ロック・オブ・エイジズ(2012年製作の映画)

3.8

週末はミュージカル
「ヘアスプレー」のアダム・ジャンクマン監督のロック・ミュージカル
「ロック・オブ・エイジズ」


ロックスターを夢見る2人のロマコメ・ミュージカル。

1987年のLAを舞台に懐か
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ダーティ・グランパ(2016年製作の映画)

3.6

祖母の葬儀を終えた祖父に連れ回される孫との下ネタコメディ。

ゾーイ・ドゥイッチ追っかけシリーズ。
これも「ティファニーの贈り物」と同じ横取り系ロマンスだけど断然こっちの方が面白い。

親の敷いたレー
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ティファニーの贈り物(2022年製作の映画)

2.5

贈り物がすり替わった事で本当の気持ちに気付くラブロマンス。

ゾーイ・ドゥイッチ追っかけで観たけど、捻りもなく冒頭で結末まで読めてしまうベタなストーリーで平凡。

クリスマス〜ニューイヤーが舞台なのに
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フォードvsフェラーリ(2019年製作の映画)

3.6

フォードの名のもとル・マン24時間耐久レースを制覇した男達の話。
実話を元にしたフィクション。
迫力のレースシーンが多く、車好きには堪らないのでは。

私は劇場公開時にこのタイトルを見て観るのをやめた
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アウトフィット(2022年製作の映画)

3.5

マフィア抗争に巻き込まれる紳士服仕立店のミステリー。

アウトフィットとは「衣装」という意味とシカゴのマフィア・ファミリーの別称のダブルミーニング。

店内で進行するワンシチュエーション・ドラマだけど
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ノット・オッケー!(2022年製作の映画)

3.7

SNSの落とし穴を痛烈に風刺するブラックコメディ。

テロ被害者を装い名声を得る話なんだが、こんなバカな女が世間にいるのかな?
自己顕示欲と承認欲求の暴走した成れの果て、身の程知らずも度を越すと破滅へ
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イン・ザ・ハイツ(2021年製作の映画)

3.8

2024年も続けます “週末はミュージカル”

これまで何度か観ようとして苦手意識から途中挫折した作品「イン・ザ ・ハイツ」にリベンジ!



厳しい現実に支え合って生きるヒスパニック系移民のミュージ
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レッド・ライト(2012年製作の映画)

3.7

偽りの自分に苦悩する物語。
超能力を語ったペテン師をことごとく見破る懐疑主義大学教授と伝説の大物超能力者の復活による因縁の対決が・・・

人と違う部分は自分からするとマイナスに思えるもの、目をつぶれる
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ペルシャン・レッスン 戦場の教室(2020年製作の映画)

3.0

ナチス強制収容所にてデタラメなペルシャ語で命を繋いだユダヤ人青年の話。

ナチスものは出尽くした感があるが、新発想のテーマが奇想天外でユニーク。

でっち上げペルシャ語を5000個以上も作りそれらを組
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帰れない山(2022年製作の映画)

3.7

パオロ・コニェッティ著小説の映画化。
2人の青年の友情を中心に家族・人生を問うドラマ。

共に過ごした時間と疎遠になった時間を丁寧にトレースしながら、自己実現への葛藤や父親への感情、そして互いを想う気
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マエストロ:その音楽と愛と(2023年製作の映画)

3.8

音楽家レナード・バーンスタインの半生を妻フェリシアとの絆を通して描く。

ブラッドリー・クーパー監督&主演。
監督2作目らしいがスピルバーグとスコセッシが認めるのも頷ける出来映え。

バーンスタイン本
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イースター・パレード(1948年製作の映画)

3.7

2023年最後の週末もミュージカル
クリスマスのアーヴィン・バーリン繋がりで「イースター・パレード」


パートナーに裏切られたダンサーが若い踊り子と大成するロマコメ・ミュージカル。

フレッド・アス
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ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)

3.5

Eメールのやり取りで親密になった相手が商売敵だったら・・・というラブコメ。
「街角 桃色の店」の設定を大幅に変更したリメイク。
ニューヨークの老舗本屋が舞台。

話の骨格は原作と同じだが、手紙がEメー
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グッド・オールド・サマータイム(1949年製作の映画)

3.8

想いを寄せる文通相手が実は嫌な上司だったラブコメ。
「街角 桃色の店」のリメイク。
テクニカラーでシカゴの楽器店が舞台。
私書箱237は同じ。

2人の出会いシーンから爆笑!
ここで一気に引き込まれた
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桃色の店/街角 桃色の店(1940年製作の映画)

3.0

想いを寄せる文通相手が近くの嫌な上司だったラブコメ。

ミクローシュ・ラースロー1937年戯曲「Parfumerie」の映画化。
白黒でブダペストの鞄・小物店が舞台。

昔の作品は人物の内面表現が乏し
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トリとロキタ(2022年製作の映画)

3.3

姉弟のように支え合って生きる少年少女の話。
BGMなしのハンディ映像がドキュメンタリーを観ているよう。

母国を出た理由は分からないが、流れ着いた場所で真っ当に生きることは難しく、ビザのない者に社会は
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ホワイト・クリスマス(1954年製作の映画)

3.0

週末はミュージカル
クリスマスに相応しく「ホワイトクリスマス」を鑑賞。


除隊後のショウマンが陸軍時代の恩師の経営するホテルを盛り立てるミュージカル。

戦友の絆とパートナーを結びつけるロマンスが程
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スイング・ホテル(1942年製作の映画)

3.0

週末はミュージカル
クリスマスに因んで「スイング・ホテル」


ショウビズ界のスター2人がパートナーを取り合うコメディミュージカル。

アーヴィン・バーリンの名曲「ホワイトクリスマス」の初出ということ
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EO イーオー(2022年製作の映画)

3.5

サーカスから保護されたロバの運命を辿るドラマ。

どんなに優しくされても、どんなに邪険に扱われても、人間本位の無責任な行動が浮き彫りにされ、身につまされた。
人間から見てペットでも動物から対等に見られ
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アルフィー(1966年製作の映画)

3.7

自由気ままに生きてきた男の哀愁ドラマ。

女に不自由しないモテ男の世の中に対する斜に構えた刹那的な生き方が哀しく映った。

献身的にすがりつく女を疎ましく無下にあしらう言動がゲス男に見えるが、心の安定
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チキ・チキ・バン・バン(1968年製作の映画)

3.5

週末はミュージカル
今回は「チキチキバンバン」


発明家ポッツの改造自動車で冒険するコメディ・ミュージカル。

007で有名なイアン・フレミングが書いた童話を映画化、ブラックユーモアありつつも子供向
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テノール! 人生はハーモニー(2022年製作の映画)

2.9

オペラに魅せられたラッパーと彼を取り巻く人々との絆物語。

豪華なシャンデリアや黄金の壁や調度品、そしてシャガールの天井画・・・滅多に見られないオペラ座内部の様子に目を奪われた。

主役MB14はフラ
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バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

3.9

隣人トラブル主婦が厄介者を脱却するヒューマンドラマ。

行方不明といってもサスペンスではなく、トラブルが降りかかっても暗さがなく、どこか暖かで愛のあるムードが気持ちを穏やかにしてくれて好み。

やや破
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終わらない週末(2023年製作の映画)

3.0

バカンスの郊外で異常事態に戸惑う家族のドラマ。

通信が乗っ取られ遮断されると生活機能は乱れ麻痺し混乱するという現代社会のウィークポイントを突いたシナリオが面白く、原因不明が疑心暗鬼となり争いがやがて
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誰も助けてくれない(2023年製作の映画)

2.5

侵入者から逃れる女性を描いたホラー。

ほぼケイトリン・デヴァーの一人芝居。
恐怖・不安・悲哀・安堵など台詞なく表情だけで表現するケイトリンの演技力が素晴らしい。

恐怖シーンは過去のSFやホラー作品
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魔法にかけられて(2007年製作の映画)

3.5

週末はミュージカル
今回はエイミー・アダムスのキュートさ全開な「魔法にかけられて」


おとぎの国から現代のNYへ魔法で飛ばされたプリンセスのラブコメ・ミュージカル。

ストーリーは王道だけど純粋無垢
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シアター・キャンプ(2023年製作の映画)

3.4

経営難を立て直す演劇キャンプのひと夏のプログラムを追うコメディ・モキュメンタリー。

ミュージカルだと思って鑑賞したら違った。題材がミュージカルキャンプというだけで作品自体はミュージカルではない。
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アシスタント(2019年製作の映画)

3.6

映画会社会長秘書ジェーンの長い1日を追うドラマ。

映画プロデューサー志望で1/400の狭き門をくぐり大手映画制作会社の会長秘書のポストに就いた新人女性の辛辣な現実を描いている。

特に事件が起きる訳
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浮き雲(1996年製作の映画)

3.8

職を追われ不運続きの夫婦が生きる光明を見出す話。

アキ・カウリスマキ監督作の常連俳優がこぞって出演。
感情の抑制を効かせた作風はいつも通りだが、どこか静かな優しさと前を向く力強さを感じた。

本作主
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メリー・ポピンズ(1964年製作の映画)

3.5

ミュージカルは苦手!

そんな苦手意識を克服するために週末にミュージカルを観る “ミュージカル克服計画”

有名作でありながら今回が初見の「メリーポピンズ」1964年版


家族円満に導く不思議な力を
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愛しのタチアナ(1994年製作の映画)

3.3

シャイな田舎野郎2人が女2人にヒッチハイクされ港へ向かうロードムービー。

マッティ・ペロンパーとカティ・オウティネン最後の共演、今作のカティは可愛い女役。

田舎もんロッカーのレイノとコーヒー中毒の
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コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

3.2

自殺願望者と殺し屋の哀愁ドラマ。
ロンドンが舞台なのにカウリスマキ色に染まり、何処を撮ってもフィンランドにしか見えない(笑)

寿命には順番があって、その順番が来るまでどうやっても死ねないもの。どうせ
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錨を上げて(1945年製作の映画)

3.6

週末はミュージカル
今回は若くて細身のシナトラとケリーの共演が見られる「錨を上げて」


寄港休暇水兵2人の恋愛コメディ・ミュージカル。

マーチの有名曲で冒頭こそ空母艦上式典から始まるが中身は戦争と
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