YURINAさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.0

全て虚構のエンターテインメントだったらもっと手放しで楽しめたのに、と思うくらい、作品としては面白く、現実としては重い。

次々展開するのが面白くて2回目なのに引き込まれて観た。

2024/1/16
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大脱走(1963年製作の映画)

4.0

この曲、映画の曲だったのか……!
初鑑賞の映画なのに、馴染みの音楽が流れてきてなんだかほっこりとしてしまう。

かなりコミカルで脱走映画全部盛りみたいな映画だなと観ていましたが、彼らが迎える結末がなん
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.0

中盤超えたあたりからずっとエグい。キモ映画で個人的にはかなり好きです。

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

-

『ハングオーバー!』のような飲酒はっちゃけおばか映画かと思いきや、なんとも哀愁漂う出だし。マッツミケルセンの溢れる色気。楽しい気持ちで酔っ払うのではなく、さまざまな苦悩から逃げるためのお酒、という側面>>続きを読む

劇場版 Free!-the Final Stroke- 前編(2021年製作の映画)

4.0

前編・後編一挙上映にて。『黒子のバスケ』と『うたのプリンスさまっ』と『Free!』が観られるグランドシネマサンシャイン、本当に令和?オタクへの福利厚生が手厚すぎる。

前編は既に配信で観ていたため再鑑
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永遠の0(2013年製作の映画)

3.5

原作読後爆泣き覚悟で鑑賞しましたが、物語を知っているからか爆泣きはなかった。
原作だと主人公兄弟のセリフの言い回しが苦手だったり、語りのはずなのに地の文のようになってしまっているのが気になったりしたけ
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リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

3.5

お料理のシーンを楽しみに観ているのに、思っているほどシズル感がないというか、食べ物を見て美味しそうだな〜ってぼんやりする前に料理のシーンが終わってしまう印象で少し物足りない。

私はいちことゆうたの間
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リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

4.0

ここ数日、畑をやりたいなという気持ちが高まっている。
丁寧な生活、とかではないけれど、手触りのある生活がしたい。

そんなタイミングで以前から気になっていたこちらの作品を鑑賞。のんびりと観ているうちに
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劇場版 少女☆歌劇 レヴュースタァライト(2021年製作の映画)

4.5

私はこれを観るためにアニメ版→劇場版ロンドロンドロンドを観てきたんだ!と思うくらいよかった。

レヴュー1つ1つの舞台装置や演出も素晴らしいしキャラクターの生々しい感情の描き方もすごくすごく良かった。
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少女☆歌劇 レヴュー・スタァライト 再生産総集編 ロンド・ロンド・ロンド(2020年製作の映画)

4.0

アニメ版は流し見してキャラクターを知るのでやや終わってしまったので劇場版に向けたおさらいのような位置付けとしてちょうどよく観れた。

ジュラシック・ワールド/新たなる支配者(2021年製作の映画)

5.0

本当は⭐︎4つくらいではあるんだけれど、思っていたほど評判良くないから⭐︎5つつけちゃお〜。

画面の迫力とテンポ感が素晴らしかった。恐竜、怖くてよかったなぁ。車を追いかける恐竜がサイドミラーに映る描
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ジュラシック・パーク III(2001年製作の映画)

3.5

ジュラシックワールド新作に向けてシリーズ視聴中です。

最新作の冒頭で懐かしのキャラクターが集結!みたいなPRを見かけた際に、いやいや、視聴者が求めているのってそこじゃなくない?(少なくとも私はハラハ
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ロスト・ワールド/ジュラシック・パーク(1997年製作の映画)

2.5

最新作に向けて復習中ですが、『ジュラシックパーク』の2〜3は観なくてもいいと言われることが多く(私が言われただけ……?)、今回が初鑑賞。

テーマパークとしての島とは別に恐竜を飼育するための島(=Ⅱに
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.0

「観た人全員面白いと言う」と聞いたので期待値かなり上げて鑑賞しましたが、残念ながらハマらなかった感じです。
攻撃の描写や重力で気を失いかける描写がなんというか、怖くて、観るタイミングも悪かったかもと思
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劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM [後編] 僕は君を愛してる(2022年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

大筋はアニメと変わらないものの、映画館という特殊な環境で没入感を得ながら見られたのが嬉しい。そして、大筋は変わらない、と言ったものの、わずかに変わった部分がファンにとっては大きな違い、らしい。私は約3>>続きを読む

劇場版 RE:cycle of the PENGUINDRUM [前編] 君の列車は生存戦略(2022年製作の映画)

4.0

アニメを観たばかりなのでやや覚えのある場面とストーリーばかりではありますが、放映当時や過去に作品を観た方にとってはちょうどいいかもしれない。

情報量が多く、物語を知った前と後では違った見え方をする作
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存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.0

いろいろとあり、「親と子」について考えているけれど、それはこの作品の評価とは関係ないし(鑑賞するきっかけにはなったのだが)、自分の中だけでひっそりと掘り下げたい内容なのでここには書かないでおこうかなと>>続きを読む

犬王(2021年製作の映画)

3.0

ハマりたかったけれどハマれなかったなぁと悔しい作品。私もこの作品を熱く語る感じになりたかった。音楽の感じが好きなら楽しいかも。

ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.0

どうしても原作が好きなので、原作と比べながら観てしまう。

原作はミスドだったけれど映画ではコージーコーナーでこれは大人の事情だななんてどうでもいいことから、原作でもっと時間を割いて描かれた並澤と宗森
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流浪の月(2022年製作の映画)

4.0

本を読んだ時の私のレビューには「それぞれの人間がそれぞれの形で幸せになってくれればそれで良い。」と書いてあったけれど、今回、映画という形で同じ作品に触れてみて、同じ感情にはならなかった。
それぞれの人
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カモン カモン(2021年製作の映画)

3.5

静かですごくちょうどよかった。心地がよかった。

バブル(2022年製作の映画)

2.5

進撃の巨人シリーズの荒木哲郎監督にPSYCHO-PASSやまどマギの虚淵玄氏、そしてキャラデザにデスノートなどの小畑健氏。
これだけの製作陣に期待値が上がってしまったのか、感想としては「普通」で終わっ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.5

心臓がきゅっとなる映画ではあるんだけれど、それ以上に映画的な表現をする映画だなと思った。具体的なタイトルを引き合いに出して論じることはできないんだけれど、映画館でじっくり映画を観るってこういう経験だな>>続きを読む

チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(2022年製作の映画)

4.0

2人の空気感がすごく好き。映像から空気感が伝わってくる場面が多く嬉しかった。
BLをきちんと描くなら家族や結婚を避けて通れない、というのはあるんだろうけど、なんだか真面目だなぁと思った。

ナイトメア・アリー(2021年製作の映画)

5.0

定期的に「ナイトメア・アリー観たいな……」とツイートしていたものの、配信の関係でようやく2回目。やはり素晴らしくて⭐︎3.5から⭐︎5に引き上げた。そんな低い評価をつけていた私、正気か?

役者もセッ
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フルーツバスケット -prelude-(2022年製作の映画)

3.0

小学生の頃から好きな漫画の映画化。
長い時間を経てアニメーションとして完結していることに不思議な感慨を覚えます。

由希くん夾くんのやりとり、夾くん透くんのやりとりはアニメでも観ているのですが好きな場
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JUNK HEAD(2017年製作の映画)

-

苦手なものをオブラートに包んで表現するあれではなく本当に「好きな人は好きそう」な作品。
ハマれず半分手前で断念。

僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ~2人の英雄(ヒーロー)~(2018年製作の映画)

3.5

ここ最近、原作を読んでいたのでキャラクターが動いているのを見て嬉しくなった。
小学生だったらめちゃめちゃ楽しんで見ていたと思う。

旅立ちの時(1988年製作の映画)

4.0

リバーフェニックスの美しさについて語る時、よくこの作品の名前が上がるイメージがある。
前半はそれでもまぁ普通に見える家族や男の子の物語。ただ、物語が進むにつれて本作のテーマが深まり、惹き込まれる。
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

2.5

綺麗じゃない言葉や暴力が苦手なのでどうしてもハマれない感じがあった。
しっかり観ていないと時間軸が追えなくなる。

海辺のエトランゼ(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

美しい絵柄と実央くんの一途な可愛さでにこにこしながら観られた。
駿くんは過去のエピソードから恋愛に前向きになれないのは想像がつくとはいえ、逃げの姿勢が見えすぎてしっかりしろ、と思ってしまう。
むしろも
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オールド(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

身体だけ大人になった子供が妊娠・出産するシーンがキツかった。描き方としては巧いし面白いとは思うんだけど、本当にキツくて。
シチュエーションスリラー系の映画は「誰がなんのために?」をスルーされ、わりとモ
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HOMESTAY(2022年製作の映画)

3.0

長尾謙社ちゃんと山田杏奈さんが好きなので観ましたが、どうしても大人向けではないなと言う印象。作品が良い悪いというよりはただ単に私が作品の対象年齢外だったのだと思う。
『カラフル』は小学生の頃好きだった
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.5

わりとずっと画面が暗くて暴力が多くて見ていて疲れちゃう作品ではあったんだけれど、終わり方や物語の着地点が圧倒的すぎて、なんか、ポンジュノ氏ってすごいんだな……と思っちゃった。
吐くシーンや暴力のシーン
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ミラベルと魔法だらけの家(2021年製作の映画)

3.5

ディズニーが家族の呪いを解く物語をやるなんてかなり攻めているなぁと思ったら、そんな物語ではなく、あなたも私も特別で、特別なあなたと私で手を取り合って生きていこうね、なんて非常にストレートで分かりやすい>>続きを読む