YURINAさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

聖者たちの食卓(2011年製作の映画)

3.5

たくさんの人とデカ鍋で調理されるカレーが延々と映し出される映像。説明がないので途中飽きたり、頭でぼんやりと考えたりしながら鑑賞。

私はお料理を五感でゆっくりと楽しむことを大切にしているのでこの作品で
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RRR(2022年製作の映画)

5.0

IMAX上映に合わせて再鑑賞。映画館までに行く道のりすらわくわくしてナートゥ踊り出しそう。私はナートゥをご存じな人間なので。

好きな画面を挙げれば5000兆個あるしスクリーンショットが撮れるならカメ
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パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち(2003年製作の映画)

3.5

いいところと気になるところがそれぞれあり、そこそこ相殺されてしまうような作品。

まずいいところ。
カリブの海賊を見て育ったので、知っている場面や音、セリフがあり嬉しかった。高校時代にディズニーランド
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いのちの食べかた(2005年製作の映画)

5.0

以前観た時は淡々と流れる映像が(時々ショッキングなものがあるとはいえ)基本的に退屈でほとんど眠かった、というか、寝ていた記憶なんだけれど、改めて観て、画面作りの美しさに驚いた。ドキュメンタリーってあり>>続きを読む

スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年製作の映画)

3.0

本作はアナキンが参加するレースのシーンが1番のお気に入り。人生のSTARWARSの記憶ってディズニーランドのスターツアーズがほとんどで、本作を観たときに、ディズニーランドで乗ったやつだ……!となったの>>続きを読む

くるみ割り人形と秘密の王国(2018年製作の映画)

4.0

バレエの演目としての『くるみ割り人形』をよく知らないので比較はできないけれど、舞台セットや衣装がとても可愛くてよかったです。
大好きな音楽とクリスマスらしい華やかで可愛い世界観がお気に入りでした。
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私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.0

メッセージ性が強い映画って疲れるな、と思いながら観ていたけれど、メッセージが分かるような、分からないような感じで、それはそれで困った。

ディズニー作品にオタクが出てくるとは、と思ったら、開始15分ほ
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スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還(1983年製作の映画)

3.5

STARWARSシリーズは宇宙船の描写が好きなので、本作はジャバ・ザ・ハットの住処など、全体的に暗くぬめぬめした感じの(実際にぬめぬめしているかは不明だが)描写が多く、楽しみきれなかった印象。

ダー
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スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲(1980年製作の映画)

3.0

エピソード4の舞台美術の美しさに引き込まれたけれど、エピソード5はこちらの集中力か、慣れか、4ほどのめり込まなかった感じ。
どうしても6ありきのストーリー。知らずに見たら驚いたかも知れない真実だけれど
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.0

かなり良質なつくりのミステリ。少しずつ明らかになっていく真実とけれどもなかなか描かれない結論にやきもきしつつのめり込んでしまう作品。

目新しいわけではないが、自然の描写を織り込むことな印象が生まれて
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

2.5

全く難しいことは言っていないんだけどよくわからないまま終わってしまった、この感じ、なんなんだ。
ループのルールもよくわからないし(まぁ分からなくても映画を観る上で困らないけれど)(頭がいい人が見たら分
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

5.0

最高のキモ映画に出会えてかなりご機嫌な気分です。途中、あれ、もしかしてほっこりにいってしまう……?(ほっこりするには現時点で犠牲者が多すぎるが……)と別の意味でどきどきしましたが、予想を上回るキモいエ>>続きを読む

アメリカン・グラフィティ(1973年製作の映画)

3.0

『STARWARS』のつながりで見ましたが、全体的に情が湧かずぼんやりと観てしまった作品。
キャラクターも多くてなんだか入ってこないまま展開するし、時代背景も特別思い入れのあるものではない。
映画を観
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ラヂオの時間(1997年製作の映画)

3.0

古き良き時代の雰囲気残る作品で、そういったよさはあるのかしら、と思いつつ、私は苦手なキャラクターが多過ぎて観るのがしんどかった。
私が嫌だなと思ったキャラクターはそのままで、真面目にやっている人たちが
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スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望(1977年製作の映画)

4.0

26歳、初めてのスターウォーズ。
作品数が多いのでなかなか手を出せずにいましたが、ジョージルーカス監督のお名前をよく聞く、これは導かれているな、と鑑賞。そういえば9月にイギリス人と話したときにもジョー
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ようこそ映画音響の世界へ(2019年製作の映画)

4.0

ドキュメンタリーは物語のある映画に比べると随分長く感じる。移動時間などを使って少しずつ観た作品。

ただ、絶賛映画を映像作品として鑑賞しようキャンペーン中の私にとってはかなり気づきのある内容だった。
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.0

映画を(物語やテーマではなく)映像作品として観よう、というマイブーム。

コダック社のフィルムを使って撮影しており、それがかなりすごいらしい。色味や構図やカメラの動きもすごいらしい。PTAはやはり天才
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HoneyWorks 10th Anniversary “LIP×LIP FILM×LIVE”(2020年製作の映画)

2.5

ここまで内容というか目新しさがない作品って逆にすごいのでは?という気持ち。

大人が観る作品ではない感じはありますが、内山昂輝氏のアイドル演技が聴けたので100億点。
ただユニットなので声の質やトーン
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

4.0

決してホラー映画は得意ではないのに観たがるのはいくつになっても変わらない感じがする。まじでめちゃめちゃ怖かったので途中でネタバレ全部読んでから観たし、Twitterしながら観た。気を紛らわせないと観ら>>続きを読む

COP CAR コップ・カー(2015年製作の映画)

4.0

個人の感覚としては⭐︎3.5くらいなんだけれど、Filmarks⭐︎3.4を受け、おいおいそれは低すぎないか?という感覚があり、⭐︎4.0をつけるという非常に微妙なことをします(メモ)。

物語が非常
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グリーン・インフェルノ(2013年製作の映画)

3.5

なかなか食人族(作中でこの呼び方はされていない)が出てこないのと人間を解体するシーンが怖かったので6割くらいの力で鑑賞。「友達が調理されている」という人生でなかなか聞けないパワーワードがいい。キモ映画>>続きを読む

地獄の花園(2021年製作の映画)

3.0

内容的には映画でなくてもいいけれど(スペシャルドラマとかでも良さそう)、キャストや衣装へのお金の掛け方は映画ならでは、なのかな。配信で見るのにちょうどいいと思ってしまったけれど、ドラマではあまり見ない>>続きを読む

子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

4.0

あらすじ自体が目新しいわけでも大どんでん返しがあるわけでもないんだけれど、なんだかじわじわ印象に残りそうな予感のする作品。

キャラクターの配置ややりとりがものすごく自然で長回しがの影響もあってか本当
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ハッピーエンドが書けるまで(2012年製作の映画)

3.0

クリスマスにのんびり観るのとかに良さそう。
まぁ、クリスマスは『ホームアローン』と『キャロル』と『東京ゴッドファーザー』で忙しいんだけど。

個人の感覚として倫理的に不快だなと思う場面とかもあった。未
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フィリップ、きみを愛してる!(2009年製作の映画)

4.0

実話ベースらしいですが、あまりにもドラマチックすぎる。逆に実話ベースと言われていなかったら、おいおい、盛りすぎだろう、と思ってしまうくらい。時に現実はフィクションよりも"奇なり"なんてよく言ったものだ>>続きを読む

アルカトラズからの脱出(1979年製作の映画)

3.5

先日鑑賞した『大脱走』がかなりコミカルなイメージだったのに対し、こちらはやや堅い印象。

人間関係を描くのに前半を割いているので早く脱獄しないかな、とかはちょっと思ったけれど、後半はドキドキハラハラす
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地獄の黙示録(1979年製作の映画)

2.0

こんなにピンとこない映画も逆になかなかないなと思いながらの鑑賞。

あのシーンって結局なにを伝えたい場面だったんだ?みたいなのがあとからいくつもある、というかほとんどがそれでつながりというかあらすじが
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ジョゼと虎と魚たち(2020年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

高校生の頃に見ていたら好きだったかも。大人が観ると、展開てんこ盛りすぎかつベタな印象。
ジョゼといい舞ちゃんといい女キャラが苦手すぎる。外の世界のつながりが少ないとはいえ、この感じで24歳……ちょっと
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ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

3.0

世界中で長きに渡り評価されている作品ですが、私には魅力がわからず残念。小娘にはまだ早かったかしら。

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

3.5

少し退屈かな、地味かなと思ってしまいましたが、こういう出来事の積み重ねで世界や歴史は作られてきたんだろうなぁとも。
政治vsジャーナリズムの二項対立ではなく、女性を投入することで作中の人物の構造に面白
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ビューティフル・マインド(2001年製作の映画)

4.0

胸糞映画とはまた違うけれど見ていて気分のいい映画ではなかった。悲しいシーンやつらいシーンがたくさんある。
あまり気にしたことはなかったけれど画面・映像の色が美しいなと思った。

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.0

派手な物語ではないけれど予期せぬ方向に展開する物語だなと思った。
現代社会で身寄りの少ない人はカモにされやすいんだなという絶望を感じながら観ていたので、安室氏のキャラクターがいまいち掴めなかった。
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西部戦線異状なし(2022年製作の映画)

4.0

描写されるエピソード一つ一つに"人間"がありすぎて苦しかった。

博士と狂人(2018年製作の映画)

3.5

辞書づくりという物語の大軸よりは元軍医でトラウマを抱えたマイナー氏の印象ばかり強い。

この思想・表現が正しいかは分からないが、戦争経験からのPTSDから罪を重ね精神病院に収監→ほぼ拷問のような精神治
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ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.0

クズな男はわりとどこにでもいるけれど、ここまでド畜生な男はなかなかお目にかかれないのでは。

とんだ乱痴気騒ぎでなぜ3時間にしたんだ……?とは思った(途中倍速で見ながら)。ハレンチ警察どころの騒ぎでは
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