yさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

美しき棘(2010年製作の映画)

2.0

久しぶりに感想のない作品でした。序盤で尾崎豊の盗んだバイクで走り出す〜♪を連想しましたが、あながち間違いでもないかな。

あれは15の夜ですが、こちらは17です。
17歳にしては行動と思考がかなり幼い
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パーフェクト・ノーマル・ファミリー(2020年製作の映画)

4.0

幼いエマに感情移入したのでずっと胸が痛かったです。娘がナーバスになっている時くらい、つまらない食事会から解放してサッカーの試合を見せてあげればいいのに。

デンマークでは子どもが大人に合わせていく文化
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架空OL日記(2020年製作の映画)

2.0

流し見で。どうでもいい話を延々と聞かされる苦痛が強かったです。深夜ドラマっぽいなと思ったら元はドラマなんですね。

日常の何気ないひとコマをすくい上げて笑いに変えていくというのは、共感の有無が重要なの
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PITY ある不幸な男(2018年製作の映画)

2.5

途中でちょっと飽きました。印象に残ったのは主人公の歌。自作にしてはかなり長くて法要でよく耳にする御詠歌に似ていて不思議でした。主人公は孤高の人っぽい雰囲気なのに他者からの関わりを求めていたのもちょっと>>続きを読む

星の旅人たち(2010年製作の映画)

3.0

若い頃はいつかカミーノを歩いてみたいと思っていましたが、年齢が上がると距離も環境も厳しく感じますね。主人公は高齢でトレーニング無しでも歩ききりました。もともと健脚だったのかな。

途中顔見知りができる
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ネバーランド(2004年製作の映画)

2.5

平和なストーリー+目に優しい映像と心地良い音楽。更にずっとちょっと退屈だったので睡魔との戦いでしたが、何度も負けました。

ピーターパンの話をよく知らないのでピーターパンに思い入れがあればもしかしたら
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帰らない日曜日(2021年製作の映画)

3.9

単調で退屈な映画かと思ったら途中から引き込まれました。こういう風にしか生きられないとか、書くしかないみたいな不器用さにぐっときます。

他人の家を全裸でうろうろするのも落ち着かなさそうですが、全裸の食
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金の糸(2019年製作の映画)

3.7

老いると今ではなく過去を生きる感じになるんでしょうか。久しぶりの電話も話すのはいつかの出来事。そして不意の激昂。アルチルが2回目に怒った時はちょっと笑いました。

エレネとミランダが窓を開けたり閉めた
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ヴェルサイユの宮廷庭師(2014年製作の映画)

4.1

好きでした。中年の夢とキュンがあちこちに。死別した子どもとの具体的なエピソードと最後のダンスは蛇足。二人の甘いシーンだけで充分です。

マティアス・スーナールツも素敵でしたが、ケイト・ウィンスレットの
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.2

面白かったです。面白いというよりも凄いの方が合っているかも。宮殿や衣装などの背景の美しさと人間の醜さのコントラストが容赦ないです。

中でもアン女王の醜さからは目が離せないほどでした。オリヴィア・コー
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ノッティングヒルの洋菓子店(2020年製作の映画)

3.5

内容はまずまず。祖母のくだりで何度かぐっときました。序盤がシリアスな雰囲気だったのでポスター詐欺的な映画かと思ったらお店をオープンした辺りから明るい感じに。

登場するお菓子がどれもきれいで美味しそう
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マイ・リトル・ブライド(2004年製作の映画)

3.0

時代を感じますね。あちこちで感じますが、久しぶりに観たら女教師の教育実習生へのアプローチの強さに驚きました。週末に自宅に押しかけて、洗濯でもしようかと思ってって‥ すごい時代です。

若いムン・グニョ
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パーフェクト・ドライバー/成功確率100%の女(2020年製作の映画)

3.0

犯罪も隠蔽も日常茶飯事って感じの悪い警察官でした。見た目はあまり強そうじゃなかったけど。

裏社会に生きる人たちがたくさん登場した割には平和でしたが、ノワール感もあって直視できないことも何度か。

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ローマンという名の男 信念の行方(2017年製作の映画)

2.0

面白くなかったです。主人公に全く魅力を感じなかったからかな‥正義とかにあまり興味がないせいかも‥

裁判に勝つことよりも、自分の信念が大切な人。ややこしくなりそうなので、何かあってもこの人には弁護
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ゴールデン・リバー(2018年製作の映画)

3.9

凄腕の殺し屋シスターズ兄弟。弟がヒドいせいか兄は良い人に見えました。殺し屋なのに常識があって優しい。常識があって優しくても人殺しはできるんですね。それはそれで不思議です。

それにしても迷惑な弟でした
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

3.9

見応えのある大作でした。3つの視点で見せられるのはとても面白かったです。ここまで違うかな? とも思いましたが。不快、不愉快が多々ありましたが、アダムが「愛」という言葉を発するたびに怒りがふつふつと湧き>>続きを読む

ウォーデン 消えた死刑囚(2019年製作の映画)

3.7

昇進の話を聞いた後、こっそり歓びの舞を舞う辺りで主人公に好感を抱いたので、美女へのぎこちないアプローチは可愛らしく、美女の真意が明らかになった後はちょっと可哀想になりました。まあ、それどころではなかっ>>続きを読む

コンカッション(2015年製作の映画)

3.4

硬派な作品。派手さがなく割と好み。アメフトに全く思い入れがないせいか、主人公への共感が強かったです。

ちょっと見ただけで危なそうなスポーツに思えますが、これほど危険だとは知りませんでした。危険が周知
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偽りの隣人 ある諜報員の告白(2020年製作の映画)

2.5

韓国映画でよくある前半コメディ、後半シリアスパターン。コメディパートは昔ながらのドリフっぽい感じ。

大統領候補が玄関先で友人の死を悼む姿はちょっとぐっときました。ラストもきれいにまとまって◎

脚本
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愛は霧のかなたに(1988年製作の映画)

3.3

ゴリラと心を通わせた女性の話。シガニー・ウィーバーのゴリラの鳴き真似はインパクトがありました。上手?です。

ゴリラ愛が強いのは感じましたが、結構過激な人でした。終わり方が衝撃的。行動がどんどんエスカ
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グリーンマイル(1999年製作の映画)

2.5

パーシーは分かりやすく悪い人でしたが、あの展開はちょっと複雑。ある意味死刑よりも厳しいかも。人間は善悪併せ持っていると思うので善人、悪人の線引きをするのは容易ではないと思いますが、ジョン・コーフィの判>>続きを読む

フィールド・オブ・ドリームス(1989年製作の映画)

1.5

好みではなかったです。多分私には選手の皆さんは見えそうにありません。

楽観的な家族でしたが、そうじゃないと無謀な夢は追えませんね。

ユンヒへ(2019年製作の映画)

2.5

元夫婦の最後の会話や空気感がとても良かったです。お互いの想いが沁みました。
そこだけ4くらい。

わたしの叔父さん(2019年製作の映画)

3.0

身体の不自由なおじさんとそんなおじさんを甲斐甲斐しく世話する姪。無口な二人の静かで変わらない毎日。

二人の関係は典型的な共依存のようでしたが、精神的には姪の方が多くおじさんに依存しているようにも見え
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ティル(2022年製作の映画)

3.0

事の発端となった女性は法廷で証言をした時どんな気持ちだったんでしょうか。次々と嘘を並べる姿が怖かったです。
一方、法廷での母親の弁舌に見入りました。とても誇り高い人に見えました。

映画の中の白人の振
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雪の轍(2014年製作の映画)

3.8

幼稚な妻と面倒くさい妹に苛々して途中からアイドゥンが可哀想になりました。どちらとも離れて気楽な一人暮らしを選択したらいいのにと思っていたらイスタンブールに行くことに。と思わせて友人宅に行き、その後はラ>>続きを読む

人生のコンマ(2016年製作の映画)

1.0

一つ一つは良い事を言っているのに、それが多過ぎて序盤で説教臭いホームレスの男性に辟易してしまいました。途中からは怪しい新興宗教の教祖に見えてくる始末。

疲れた人には小休止が必要というのはその通りだと
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妻が結婚した(2008年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

妊娠するまでは面白く鑑賞。子どもができるとつい理性的になってしまいました。

意外なラストは良かったです。サッカー好きならもっと楽しめたかも。

眺望良好(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

ドタバタコメディかと思ったら、想像以上にブラック。終わり方は嫌いじゃないです。

おじいちゃんのくだりはほとんどドリフのコントみたいでした。死体遺棄の時はおじいちゃんは自宅待機した方がいいですね。

君のいた永遠(とき)(1999年製作の映画)

2.5

時系列が頻繁に行ったり来たりするので話がぶつぶつと途切れる印象。音楽もいまいち。

指輪入りのコップの水を飲むのは嫌ですね。yesでも躊躇してしまいそうです。

エントラップメント(1999年製作の映画)

3.5

抑制の効いたショーン・コネリーいいですね。渋いです。アクションパートはいまいちでしたが、恋愛ものとして好み。もどかしくて良いです。

アルマゲドン(1998年製作の映画)

2.5

娯楽大作。多分2回目。宇宙に行くまではそれなりに楽しく鑑賞。心理テストの辺りが特に面白かったです。

宇宙に行ってからは、真面目に観てはいけないと自分に言い聞かせても、それはないな‥と100回くらい思
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マイ・ボディガード(2004年製作の映画)

3.9

心に傷を持つボディーガードと少女が心を通わせていく‥ というあらすじだけ読むとかなり苦手なタイプの作品かと思いましたが、意外と良かったです。ダコタ・ファニングがものすごく可愛いからでしょうか。歴史の勉>>続きを読む

ザ・インタープリター(2005年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

それぞれの思惑が複雑に入り乱れていて事の真相を導き出すのは難しそうでしたが、ショーン・ペンは中々仕事のできる人でした。
怪しい行動を繰り返すニコール・キッドマンにとても優しかった印象。

長年独裁者だ
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ステイ(2005年製作の映画)

2.0

気づくと流し見に。流し見でも病んだ人の頭の中を見せられているようで疲れます。