yさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

紅海リゾート -奇跡の救出計画-(2019年製作の映画)

3.9

映画の中のリゾートホテルを利用していた人たちはスーダン在住の欧米人でしょうか。
地図で紅海を見ると紅海沿岸も周辺も難しそうな地域ですね。二度目の鑑賞でしたが、現状がちらついて数年前の鑑賞時より複雑な心
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ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2012年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

ずっとおじさんの空想を観ていたのねと気づいた瞬間はちょっと力が抜けましたが、映像美を堪能できたので問題なしです。
独り海に放り出されたら自分で物語を作って希望みたいなものを生み出すしか生きる術はないの
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

4.2

原作既読。2回目のチャレンジ。1回目は全くハマらず途中で断念しましたが、今回はとても面白かったです。不思議。

細かいことは気にならず、テンポやおふざけ、めちゃくちゃ具合が楽しかったです。
ブラピも良
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ナイル殺人事件(2022年製作の映画)

3.0

原作未読。事件が起きるまでが思いのほか長かったので前半は殺される人を推理しながら鑑賞。エジプトの雰囲気が素晴らしいので退屈はしませんでしたが、謎解きに驚きがなく、ポアロのキャラもあまり好みではなかった>>続きを読む

潜水艦クルスクの生存者たち(2018年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

組織の上層部の対応にはうんざりしますね。負けじと声を上げた妻たち。引き下がらなかった女性が注射を打たれて退場させられるシーンでロシア怖、と思いました。

主人公の息子が大将の握手を拒んでいましたが、あ
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バッドランド・ハンターズ(2024年製作の映画)

3.2

原作は漫画、みたいな世界観。ツッコミどころ満載のB級大前提で、一緒に観ている人とあれこれ言いながら観るのが結構楽しかったです。

これいるかな?みたいなシーンも多いですが、それさえも楽しく。この作品は
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ダンシング・クィーン(2012年製作の映画)

2.5

ドタバタコメディ。オム・ジョンファもファン・ジョンミンも好きですが、いまいちでした。市長を目指す弁護士の政治論が好みではなかったので熱弁を振るうともやっとしたり。

思いがけず脇役が豪華。ラ・ミランい
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甘い人生(2005年製作の映画)

2.8

面白いとは言い難いですが、イ・ビョンホンの魅力は満載。嫉妬深いボスでした。

王の涙 イ・サンの決断(2014年製作の映画)

4.0

面白かったです。やや長編ですが、退屈することなく最後まで。

静かに苦悩する王を演じるヒョンビンもカッコいいけれど、それ以上に刺客チョ・ジョンソクがものすごくカッコ良かったです。あんな表情をされてホロ
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ヒトラーの贋札(2007年製作の映画)

3.3

芸は身を助く。思わぬところで生きた偽札作りの腕。社会性があってバランス感覚も良い主人公は、偽札作りグループのリーダーに適任でした。

自分の正義を貫くために周りを巻き込む人には好感が持てません。収容所
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ナイチンゲール(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

復讐追跡劇。凌辱され、夫と子どもを理不尽に殺された女性が馬と案内人を連れて犯人を追います。途中で川に溺れそうになったり、悪夢にうなされたり、案内人と心を通わせたり‥と色々ありましたが、復讐の瞬間は割と>>続きを読む

われらが背きし者(2015年製作の映画)

4.0

良いですね。渋いです。ディマと妻の雰囲気がとても好きでした。静かな抱擁に深い愛情を感じます。

ハラハラが最後まで持続して、舞台も次々に変わるので退屈することなく。最後の隠れ家は欲しいほど素敵。

複製された男(2013年製作の映画)

3.9

全編不穏な雰囲気、暗い画面。内容はやや難解ですが面白く鑑賞。理解できなくても気にならないので最後の唐突さも嫌いじゃないです。鑑賞後に解説も興味深く拝読。

ふがいない僕は空を見た(2012年製作の映画)

3.0

原作既読。『ふがいない僕は空を見た』というタイトルがとても好き。この作品も悪くないけど長いですね‥

結構しんどい内容ですが、助産院で働く元ヤンみたいな助産師の単純さと、コンビニの先輩のアドバイスに救
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二つの光(2017年製作の映画)

4.5

良作。温かくて可愛らしくて、切ない。痛みや可笑しみも含んでいて、30分で色々な感情を味わいました。最後の母親と息子のくだりはちょっとズルいですね。

英雄都市(2018年製作の映画)

3.6

こんな人の良いヤクザなんているのかな?って感じの主人公でしたが、一目惚れした女性の言いなりになる所がかわいいです。二人の身長差にもキュン。

ドラマみたいな軽さがあって気楽に楽しめました。悪い時のチェ
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空気殺人~TOXIC~(2022年製作の映画)

3.4

タイムリーな内容。誰でも被害者になり得る怖さを強く感じます。終盤はドラマチックな展開。実話ベースのものはもう少し単調な方が好み。

調査委員会の会議での公務員の立場も辛いですね。自分の気持ちに正直に加
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オペレーション・ミンスミート ーナチを欺いた死体-(2021年製作の映画)

2.5

面白くなりそうなのにならなくて、結構退屈。原因は恋愛要素の有無でしょうか‥
コリン・ファースなので最後まで。

83歳のやさしいスパイ(2020年製作の映画)

4.3

おばあさんたちに寄り添う誠実なセルヒオの存在が孤独で凝り固まったおばあさんたちの心を溶かすようで、途中からセルヒオが天使に見えました。

任務中は老人ホームのリアルな様子が映し出されるので、明るいトー
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ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

3.3

🐭は苦手ですが、ちょっと面白かったです。リアル🐭が一度も登場しなくて助かりました。

苦手なウェス・アンダーソンでしたが、ちょっと慣れてきたかも。今作は色味も好み。

白鳥(2023年製作の映画)

3.0

ウェス・アンダーソンが短編を映像にするとこんな感じになるんですね。

ウェス・アンダーソンは合わないかと思って諦めていたので、愉しめて嬉しかったです。

明日に向かって笑え!(2019年製作の映画)

2.5

経済が破綻した状況のアルゼンチンで銀行を信じる人がいるのかな? という疑問が強かったです。当時はまだ信じている人もいたのかな‥

映画自体は全く新鮮味がなくて昔の作品のようでした。勇敢なバカがない知恵
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タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

3.5

鑑賞中、起こりそうだなと思うこと全部起こりました。グロいのは苦手ですが、明るいのであまり気にならず。でも、よくよく考えると明るい方が怖いですね。

べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

2.0

殺し屋女子高生のキャラもヤクザ側の人たちのキャラも合わず。面白くなかったので、途中から流し見で。

苦役列車(2012年製作の映画)

3.5

原作未読。どうしようもない北町くんでしたが、なぜか憎めない感じの人間的可愛らしさがありました。森山未来だからかな。
高良健吾には驚くような事実が隠されているのかと思ったら普通の大学生で拍子抜け。

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女の子ものがたり(2009年製作の映画)

3.0

原作者の西原理恵子と世代や育った環境が違うせいか、映画の中の女の子たちに共感するところがあまりなく、特に主人公の友だち二人がDVを受け入れている感覚は全く理解できず。実生活で女の人に手をあげたり、声を>>続きを読む

京城学校 消えた少女たち(2015年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

途中まではちょっと退屈でしたが、後半少し面白くなり、パク・ボヨンが力を使い出してからは結構笑いました。それほど怖くないB級ホラーという感じ。とはいえ、気持ち悪くて直視できないシーンも何度か。

ストー
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WEEKEND ウィークエンド(2011年製作の映画)

2.2

2回目のチャレンジ。主体となる男性二人の会話に興味が持てず、今回も気づくと流し見に。何度か好きなカットあり。

春なれや(2016年製作の映画)

2.5

春めいた映像とタイトルが好き。春になると繰り返し思い出される情景。春なれや、春だからでしょうか。

この監督の作品はまだ二作目ですが、不意に終わらせるのが好きなのかなと思いました。
ぷつりと終わる感じ
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わさび(2016年製作の映画)

2.0

飛騨の風情、終わりがけの山の景色が素敵。
内容は監督のノスタルジーでしょうか。
監督、脚本は高齢の方かなと思ったら若くて驚きました。短編で良かったです。

ブライダル・ウォーズ(2009年製作の映画)

2.5

二人の大騒ぎに疲れました。最後は仲直り。どうでもいいかな。登場人物に大切なことをすべて語らせる終わり方もあまり好きではないです。あと、何度見てもアン・ハサウェイの顔が苦手。

コンフェッション ある振付師の過ち(2014年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

話が動き始めてからが面白いです。気づけば鬱陶しく感じていたスチュアートに感情移入していて、後半何度かぐっときました。

思いがけない展開も良いです。長い長い勘違い。苦しい時間も自分の中に落とし込んで、
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エル ELLE(2016年製作の映画)

4.0

面白かったです。理解や共感がなくても面白いものは面白いですね。あんな変な女の人を違和感なく演じられるイザベル・ユペールをすごいなと思いました。

エンパイア レコード(1995年製作の映画)

2.5

買収されそうなバイト先のレコード屋さんを守りたい若い子たちのドタバタを音楽と共に。映画の中の子たちと同世代だった1995年の上映時に見ていたら結構好きだったかも。今となっては買収側のミッチに少し共感。

アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

2.5

今にも自爆テロを起こそうとしているテロリストの隠れ家を爆撃し、テロを回避するための軍事作戦を実行中、テロリストの隠れ家の近くに住む少女が巻き込まれそうになり、作戦が停滞します。多数を救うために一人の少>>続きを読む