Taihamachiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

トレマーズ(1990年製作の映画)

3.7

怪物そのものの質感は、ふわふわしてそう。それは仕方ない。地面が隆起して、それがだんだん迫ってくる表現が、チープさをカバーして恐怖感を演出してた。
こういう系のB級パニック映画は、「B級好きな人はこうい
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Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)

3.9

ヒーローとして、人として家族が成長する。
姉貴だけ能力2個持ってんのはなんでなん?

夜を越える旅(2021年製作の映画)

3.7

とりあえず大人になってからの、大学時代を懐かしむような雰囲気からの急転直下のホラーはほんまに心臓に悪かった。
しかも大きな音でビビらしてくるんじゃなくて、静のホラーというか、スンッみたいな感じで怖かっ
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あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

4.1

生まれた環境のしがらみによって生きにくくなってた主人公たちの関係が描かれてた。
そのしがらみを、「関係ない」と一蹴して前に進もうとする。これは自分たちの戦いであると。
「相手を憎んだ方が勝つ」というボ
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あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

4.0

幼少期、大人から必要とされなかった者たちが、心を通わせる。
新次と健二が過去を打ち明けて、さらに仲を深めるシーンが良すぎた。
まあただ実際はそう上手くいかんねやろな。振り切ったはずの過去が追いかけてき
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.5

堤真一文字通りカエル化。
鎌倉の世界と音楽がマッチして、いい感じの異世界感。
堺雅人が好きなのと、高畑充希があざと可愛くて見れた。内容は無いに等しい。

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

3.9

見る前は正直不安やった。八割くらい人間ドラマ見させられるんちゃうかと思ってたけど、ちゃんと怪獣映画してた。
特に初上陸のシーンは迫力がホンマに凄かった。初代ゴジラを生で見た人は、これ以上の衝撃を受けた
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.6

ちょっともの足りへんのはつづきあるから?
長女肝座りすぎ。
音を立ててはいけないという設定上セリフはやっぱり少なめ。そのせいか、息をするのも忘れることが多々あった。
そのおかげで、多少長女の視点に立っ
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ドロステのはてで僕ら(2019年製作の映画)

3.7

正直途中から因果が分からんくなるんはタイムループ系あるある。
あんまり深く考えんくてもいい。
ただこの発想はかなり天才。
女の子が藤子・F・不二雄SF短編集読んでたんテンション上がった。

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.5

とりあえず馬乗って天才的な銃の腕前見せるジャンゴカッコよすぎる。
ほんで悪役に気合い入りまくってるディカプリオ。
ほんでやっぱタランティーノは台詞回しがかっこいい。紳士な言葉遣いも乱暴な言葉遣いもどっ
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犬猿(2017年製作の映画)

3.6

兄弟姉妹は結局これくらいの距離感でいい。

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

4.5

序盤の、各々の症状が垣間見えるシーンはカオスすぎて笑った。
全編通して、嫌な奴1人もおらんくていい。全員好きになるけど、特にネイティブアメリカンの大男がいい。
ウインクのシーンかっこよすぎて声出た。
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それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

3.8

法によって許された時、何故こんなにも非道になれるのか。
ただこの当時の白人を差別する気にはなれない。根本の正義が揺らいでいた。文字通り夜やった。
当時の彼らの苦痛は計り知れないけれども、映像からでもそ
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奈落のマイホーム(2020年製作の映画)

4.0

個人的にはすごく面白かった。
災害系のパニックは、シリアスすぎると息が詰まってしまうので、これくらいハートフルでコメディ寄りの方が見やすくていい。
ただ助かるなら取り残された人全員行ってほしかったな。

FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.7

塔の上にいるだけの話なのに、なんかすごい見れた。
助かる方法を実践するも、ことごとく上手くいかんのは絶望感あった。
途中と最後で、主人公の顔つきめっちゃ変わったんかっこよかった。

BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

4.0

序盤から中盤で丁寧に積み重ねた人間模様を、終盤で一気に回収する。
関西弁によって、高い解像度の裏社会模様が描かれてる。
全編通して、1個もいい方向に進まんねんけど、どこか幸福感と疾走感があって悲壮感が
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

4.0

エドワードホンマに可哀想。
わけも分からず人里に降ろされた挙句に嫌われ者になるとか。
主人公家族手ハサミのやつ一日で受け入れられるんなんでなん。

エイリアン(1979年製作の映画)

4.6

どう考えてもスゴすぎる。
機械的な面をとってしても、生物的な面をとってしても、40年前とは思われへん表現の連続。SFの金字塔と言ってホンマに差し支えない。
映像面での凄さだけじゃなくて、地球外生命体な
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バイオレント・ナイト(2022年製作の映画)

4.1

サンタという仕事に嫌気がさしていたサンタも、結局の行動理念が「子供のため」っていうのがめっちゃ良かった。
思ったよりアクション色強め。
アメリカのクリスマス文化もいい。

ロンドンゾンビ紀行(2012年製作の映画)

3.7

ゾンビ映画で、「ゾンビ」という概念の共通認識を登場人物が持ってるかどうかで、話の進み方が変わってくると思う。
この映画はみんなその概念持ってたけど、そっちの方が進めやすいんやろな。無駄な説明が要らん。
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.7

コメディ寄りの推理。
設定以外は王道のミステリーではないのでしょうか。
納得いかない推理は特になし。
個人的にはクリス・エヴァンスの吹き替えがキャプテンアメリカと同じなのがおもろかった。

スワロウテイル(1996年製作の映画)

3.7

英語とか中国語だけじゃなくて、カタコトの日本語の演技まで上手いとかどういうこと?
移民や二世の生きづらさをと生き様が、独特の色彩で描かれてた。
やけどあんまり悲壮感は無くて、どこか希望に満ちて見えた。
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食べられる男(2016年製作の映画)

3.5

「寝るだけ、食うだけ、起きるだけ」の誰にも必要とされなかった男が、初めて人から必要とされる。
前半はそんな男の、常識からズレた感じが描写される。
しかし、後半になるにつれて、生への喜びを覚える。食べら
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宇宙人のあいつ(2023年製作の映画)

4.1

これくらいの雰囲気が好き。
世界観が宇宙すぎて最初は置いてかれる。
けどそれに慣れたらただの家族映画。
写真撮る時の「幸せになれる人、笑え」がめちゃくちゃいい。

戦慄怪奇ワールド コワすぎ!(2023年製作の映画)

4.3

ファンならやっぱりこの感じは好きやろな。僕は好き。
いつも通り本筋のタイトルから脱線しまくって最終的に闇鍋みたいな感じになるのとか。
ただ、時代の流れ的に、工藤がめちゃくちゃ情けなくなってた。バケモン
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戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ! FILE-02 暗黒奇譚!蛇女の怪(2015年製作の映画)

3.7

冒頭部分は確かに冗長なようにも感じられたけど、後半のあの桜井感情の出し方を考えれば、必要だったかもしれない。
確かに他とはちょっと違ったテイストだったかもしれんけど、もう10回近くの怪奇現象に立ち会っ
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戦慄怪奇ファイル 超コワすぎ! FILE-01 恐怖降臨!コックリさん(2015年製作の映画)

3.5

前回の世界線がリセットされてる。
ただ前回の終わり方から考えると、なんか感動する。
工藤が大幅弱体化は悲しい。ヤバさが半減して、口だけのおっちゃんになってる。
弱ってきた弱ってきたほんまに笑った。
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ!最終章(2015年製作の映画)

3.8

全部回収するとは恐れ入った。
カメラマンの田代にフォーカスが当たることで、そういえばモキュメンタリーだったと再認識させられた。それくらい世界観に入りこんでいた。
路地裏から黄泉の国まで、さすがにB級深
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 史上最恐の劇場版(2014年製作の映画)

3.6

路地裏で口裂け女追ってただけやのにすごいことなってるけど。
最初は客観的に、B級感を楽しみながら見てた感じやったけど、だんだん回を追うごとにそんなものどうでも良くなってきて、自分もこの撮影クルーの一員
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! 劇場版・序章 真説・四谷怪談 お岩の呪い(2013年製作の映画)

3.5

良かった、まだ続いてて。
異世界とかいう壮大すぎるテーマなってきたけどこっからどう広がっていくん。
ほんでついに身内に被害者が。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-04 真相!トイレの花子さん(2013年製作の映画)

3.6

タイムリープしていいならもう題材とかなんでもいいやん。
秘密アイテムの髪の毛手放したんは寂しいけど代わりに強キャラの先生入れてくんのな。
まだ残ってる謎めっちゃ多いで。どうすんの?

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-03 人喰い河童伝説(2013年製作の映画)

3.7

前回よりも怖い。
秘密アイテム信用しすぎ殴りすぎ。
呪いと妖怪と陰陽師、ほんで終いにはゾンビ化とかもうなんでもありやん。ほぼアベンジャーズやん。
物語的にも視聴者的にも慣れてきて、笑いが勝つシーンが多
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戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-02 震える幽霊(2012年製作の映画)

3.7

1話完結的な感じかと思ったらまさかの続き物。
口裂け女からその足で来たみたいな雰囲気。
やけど工藤の横暴さが前回よりも増してるし、予想外さも斜め上。

戦慄怪奇ファイル コワすぎ! FILE-01 口裂け女捕獲作戦(2012年製作の映画)

3.6

この演技とリアルさやから怖いみたいなところある。
明らかにクオリティ低いホラー風やと思ったけど意外とちゃんとしてた。
工藤がいかつすぎて途中は怖くない。途中は。