人間さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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葬送のカーネーション(2022年製作の映画)

4.6

予告編を観てからずっと観たいと思っていた作品。まず自分の境遇や文化的な背景とは全く異なる物語を体験できてとても良かった。ハリメが牛乳を渡された時、『大人は判ってくれない』や『理由なき反抗』などで出た「>>続きを読む

(1960年製作の映画)

-

久しぶりにこんなにハラハラする映画を観た。音と視線によって不安が蓄積していく、まさにサスペンス映画。ロランとマニュが地下通路をある程度歩いたとき、カメラが引いてる気がするんだけど自分だけかな…地下通路>>続きを読む

ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

-

数年ぶりに観たけどやっぱり面白いな…
異国の地に埼玉県警のパトカーあったり、銃のエイム悪すぎたりツッコミどころあるけどそれもご愛嬌って感じで好き。カーチェイスとユーモラスなセリフがとてもいい。五右衛門
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水をかけられた散水夫(1895年製作の映画)

-

トリュフォーの『あこがれ』を鑑賞して、もしかしてと思ったらやっぱりこの作品のオマージュがあった。クスッと笑えるのいいな…リュミエール兄弟すごい

16(2024)

あこがれ(1958年製作の映画)

4.3

5人の憎めないクソガキたちが面白い!途中『水をかけられた散水夫』のオマージュがあってトリュフォーの映画愛を感じられた!自転車のショットとか逆再生で実験映画的な側面も見られた。

15(2024)

ゴースト・トロピック(2019年製作の映画)

3.6

『here』と同じように光が綺麗。特に窓に反射した街並みや人物のショットが好みだった。『here』以上に物語の解釈を観客に委ねる姿勢があるような気がした。それでもベルリン、ブリュッセルという移民が多い>>続きを読む

Here(2023年製作の映画)

4.6

シュシュが物の呼び方を忘れるところとラスト、シュテファンの名前を知らないことに気づく。一見なんともない誰にでも起こることだけど、信じられないくらい鳥肌が立った。おそらくこれはストーリーが起こしたもので>>続きを読む

ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地、ジャンヌ・ディエルマン/ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン(1975年製作の映画)

4.3

去年色々な劇場で上映されてて、気にはなってたけどタイミングを逃して観れてなかったので初めて行くmorc阿佐ヶ谷で鑑賞できて良かった!徐々に壊れていくジャンヌ・ディエルマンが日常のルーティンの綻びから見>>続きを読む

リバー・オブ・グラス(1994年製作の映画)

-

『ショーイング・アップ』で知って、『ファースト・カウ』で好きになったライカートの処女作!衝動的でしょうもない愚かな2人組の話だけど、ライカートの独特なタッチですごく惹き込まれたし、綺麗でさえとも思えた>>続きを読む

ノスタルジア 4K修復版(1983年製作の映画)

4.7

何かとんでもないものを観た感覚。
タルコフスキーの映画は観たことなかったけれど、彼の作品のメインビジュアルをよく目にするのでとても楽しみだった。宗教的かつ抽象的なストーリーだったから正直内容はいまいち
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.2

フェミニズムなフランケンシュタインって感じ。色彩豊かな部分は割とすきだった。冒頭のモノクロはドイツ表現主義っぽい。啓蒙的なセリフが下品というか、自分にはあまり合わないと感じた。

世間の評価と自分の評
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千年女優(2001年製作の映画)

4.3

今敏映画を劇場で初鑑賞。
立花源也のキャラが物凄く好きだった。ラスト千代子が「だってあたし、あの人を追いかけているあたしが好きなんだもの」って言った時不意にPUNPEEの『scenario』が脳内に流
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突然炎のごとく(1961年製作の映画)

-

アメリカン・ニューシネマの恋愛映画っぽい。あまりにも身勝手な男女の感じが理解できない。倫理観の違いなのか、、、ニューシネマ自体がそういうものなのか。そのせいで「気持ち悪い恐ろしさ」みたいな感情になった>>続きを読む

ファースト・カウ(2019年製作の映画)

4.8

まず、世界観が好きすぎた。終始地味な映像だが川のせせらぎや鳥の声のおかげか一気に惹き込まれる。クッキーとルーの価値観は違っているけれど、最終的に行き着く先が同じ。これはルーがクッキーの性格に刺激された>>続きを読む

TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー(2022年製作の映画)

3.9

ホラー映画を初めて映画館で観た。(いつもは怖そうで敬遠しちゃう…)
始まる前から緊張してたけど、めちゃくちゃ楽しめた。途中エディット・ピアフのla fouleをサンプリングした曲が出た時は怖いとか感情
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太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

-

原作がパトリシア・ハイスミスって知って気になった。イタリアの街並みが綺麗。市場のエイの顔が映る所はちょっと面白おかしかった。切れた魚の頭部に目をやるのは殺人を犯すことを示唆してるようにも感じた。
終わ
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ショーイング・アップ(2022年製作の映画)

3.6

A24特集で1番見たかった作品!
美と芸術が乖離している現代芸術にやや抵抗あるけど、そこよりもミシェル・ウィリアムズの演技力に惹かれた。フェイブルマンズとは打って変わって無気力な感じが凄く良かった。
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ファニー・ページ(2022年製作の映画)

2.8

下品なだけでユーモアを感じなかったし、ラストの長回しにエンドロール被せるのなんで?
ウォレスの言葉が自分に跳ね返ってくる皮肉な構造は面白かった。

1(2024)

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.7

鑑賞中ずっと「綺麗だな」って思ってた。綺麗っていうのは哀愁を感じる綺麗さ。あんなに綺麗に現代の東京を撮れる人は中々いないと思う。歳を重ねるごとに鑑賞したい。

PERFECT DAYじゃなくてPERF
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イントロダクション(2020年製作の映画)

-

20歳前後ならある程度誰しもが共感出来る作品な気がした。海に入って「寒い」って嘆いてたけど、あれは世の中があまりに冷酷だっていうメタファーなのかな。
195

ペパーミント・キャンディー 4Kレストア(1999年製作の映画)

5.0

最後の「いい夢だといいね」のセリフが…
走馬灯みたいな映画
光州事件の加害者であり、被害者でもあるんだな

枯れ葉(2023年製作の映画)

5.0

リアルタイムでアキ・カウリスマキの作品を観れたことがまず嬉しい!
日常に溶け込んでるような演技で出てくる独特の雰囲気やっぱり好きだな。アルマ・ポウスティから色々裏話も聞けて満足すぎる。

@角川シネマ
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理由なき反抗(1955年製作の映画)

-

もっと世に対する不条理さに反逆するかと思ったけど、メロドラマ的な要素が多くて意外だった。しかもロミオとジュリエットみたいな流れだったけど、そいつが死ぬのか!ってなった。社会の縮図を更に別の形に変換する>>続きを読む

インビクタス/負けざる者たち(2009年製作の映画)

-

伝記映画だから面白いんじゃなくて、映画として面白かった。たまに心臓に悪いシーンあったし
音楽もとても良かった

華氏451(1966年製作の映画)

3.7

俺も本の人々になりたい
アルファヴィルもそうだけど、現代のvfxゴリ押しsf映画では得られない養分がある

190

十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

4.8

リメイク版よりテンポよくて演出もいい
12人の会話劇にも関わらず、あれだけ分かりやすいのは演出のおかげじゃないかな。ショット/リバースショットがクローズアップであったりとか。

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

-

気持ち悪すぎる展開だった
時間が長いせいか意外とクライマックスの所にサプライズ感ないような気もした

188

インソムニア(2002年製作の映画)

-

ノーランっぽくはないけどサスペンス映画としてはめちゃくちゃ面白くない?なんで評価低いんだろ…
地の利を生かした映画で面白い
最後の「眠らせてくれ」でオチるのめちゃくちゃいい

12人の怒れる男 評決の行方(1997年製作の映画)

3.7

なんかホラーのイメージが強かったからフリードキンがこの映画をリメイクしたの意外すぎる。
リメイク版の良さは、人種的な問題により焦点を当てたところ

ゴジラ(1954年製作の映画)

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戦争と核の恐ろしさを怪獣を通して伝えるのって凄すぎる。絶望でしかなかった

劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

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少ししか出てないけど、ななみんと三輪霞がいいんだよ!ぼちぼち2期も観るか…

184

カッコーの巣の上で(1975年製作の映画)

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狂うのか、狂わせられるのか
マクマーフィーとチーフとの関係が好きだったから最後のシーンはすごく切なかったけど、あれで良かったとも思えた。
ジャック・ニコルソンの演技力半端ないな

コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

4.4

心があたたまるロードムービー
リョーハの事がだんだん好きになる

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.6

音楽かっこいいと思ったらハンス・ジマーだったわ
rotten tomatoesではイマイチの評価だったけどあれはアメリカだからだね…
ビジュアル好みだった