上海十月さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ゴジラ×メガギラス G消滅作戦(2000年製作の映画)

2.2

今放送中の「ウルトラマンブレイザー」の特撮が素晴らしく、本作観ながら20年以上も経つと同じくらいのクオリティーになるんだなぁと。パラレルワールドで大阪首都というのは面白い設定だが、話が今ひとつ。田中美>>続きを読む

ゴジラ FINAL WARS(2004年製作の映画)

2.0

ちょうど、上海に赴任した時で上海の撮影所でゴジラエキストラで参加したファミリーが多かった。日中関係は、悪くもなく良くもなくの状況だった。映画を作るには安い環境だった中国。ファイナル・ウォーズとまで銘打>>続きを読む

キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

2.8

再見して、見れば見るほど不思議な映画だ。Vol.1と比べてアクションシーンはおとなしめだ。パイメイの修行シーンが笑える。服部半蔵の刀が全編通じて出てくるがVol.2は、香港映画愛に満ちている。エンディ>>続きを読む

キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

4.2

2024/5/2
ブックオフでDVD眺めていたら720円で日本公開版販売していたので思わず購入。USA版でモノクロだったシーンを確認。カラーになっていた。本作は、全編カラーが望ましい。評価を4.2に変
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バービー(2023年製作の映画)

3.5

上映時間も朝だったり夕方だったりと日本での上映時間が不遇だ。しかし、なんでアメリカと中国で大ヒットしているか、チョイと不思議な作品。深読みすればするほど政治的な映画。男のバカさを見るには世界共通か。映>>続きを読む

ゴジラ ミニラ ガバラ オール怪獣大進撃(1969年製作の映画)

1.3

子供の時、このガバラをカッコいいと思ってたら、いじめっ子だった。トサカみたいなのが光るんだなぁ。話は、完全に子供向けで過去作の流用ばかり。映画の斜陽を見ることができる。

こんにちは、母さん(2023年製作の映画)

2.8

小津安二郎オマージュ満載の映画で驚く。吉永小百合でなく大泉洋主演でサブストーリーとして母の恋愛持ってきた方が笑える所が増えそうな気がしますね。観客の高齢化が心配されるほどヨロヨロした人が劇場へポップコ>>続きを読む

トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

2.5

トランスフォーマーは、相性が悪い。中二病をこじらせた感じで見ていて気恥ずかしい。今回は、結構真面目ボーイ・ミーツ・ガール。なのでセクシーお姉さんとかは出てこない。ペルーの戦いは、こうじゃなくて古代文明>>続きを読む

ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

4.0

久しぶりにスパイク・リーで面白いと思いましたね。映画内映画で「國民の創生」が出るのは必然だ。これが実話なんだと言う事に驚きだ。映画的面白さにトランプ政権下での分断を揶揄している。十分皮肉っているのはわ>>続きを読む

ナイルの宝石(1985年製作の映画)

2.3

何か前作よりテンポが悪い。ゼメキスでなく誰?と言う監督。強いて言えば「クジョー」が有名か。ナイルの宝石とは?と言う点は面白いが妙なモタモタアクションが全く笑えない。ラストにウェディングドレスが桂由美デ>>続きを読む

ロマンシング・ストーン/秘宝の谷(1984年製作の映画)

3.5

ゼメキスが手堅い娯楽映画の名手と認識した作品。マイケル・ダグラスがインディ・ジョーンズ物に手を出した印象。キャサリン・ターナーは、当時セクシーお姉さんな印象でマイケル・ダグラスがセックス依存症で、単に>>続きを読む

妻は告白する(1961年製作の映画)

3.3

「別れる決心」観て、本作どうだっけと再見。法廷物なんだが、奥さんと若い男の無防備な感じが、どうかしている。増村保造演出で、自分の欲望のまま突っ走る。そしてテンポが早い。

プライベート・レッスン(1993年製作の映画)

1.8

エグゼクティブプロデューサーに、ユーな人。ご縁と御恩な感じで製作された感の映画。なぜ、これを稲垣吾郎で?アメリカ主体な作品。ジョアンナ・パクラがいやらしいが、ストーリーが酷すぎて辛い。ユーとしては稲垣>>続きを読む

ゾン100 ゾンビになるまでにしたい100のこと(2023年製作の映画)

2.0

発想は面白い。しかし長すぎてコメディとして間伸びして面白くも何ともない。ドンキのあたりは結構面白く見たけど、後半はなぁ予定調和すぎだなぁ。

祇園囃子(1953年製作の映画)

3.8

深作の「おもちゃ」は、「祇園の姉妹」妹役の源氏名から来てる。ただ、本作見直すと、どっちかと言うと本作の方に話は寄せてる気がする。若尾文子は初々しい。民主教育が始まっているのに封建主義で男尊女卑の社会で>>続きを読む

別れる決心(2022年製作の映画)

4.0

パク・チャヌク監督は、変態監督なんで、ミステリーだけども、変態ラブロマンスにだんだんなっていくのが凄い。タン・ウェイは、美熟女になってスクリーンに戻っていた。「ラスト・コーション」の性表現と役柄のせい>>続きを読む

妖怪の孫(2023年製作の映画)

2.4

前作より0.1ポイントアップ。理由は、アニメパートが少なくなった事。監督には、申し訳ないがアニメ全く面白くないし関連付けしたい気持ちはわかるが関連性が納得できない。ホンニ、アニメパートやめた方がいい。>>続きを読む

福山市長に1日密着してみた(2022年製作の映画)

1.5

福山市は、年に仕事で2回から3回出張するので馴染みがある。福山城の隣のホテルによく泊まる。U-NEXTで有料配信だったが、意外にコメントが好意的だったので視聴。うーんテレビ酔いする。ブレアウォッチプロ>>続きを読む

上海要塞(2019年製作の映画)

2.3

モロ、「インディペンデンスデイ」。人間ドラマは、美熟女スー・チーに憧れる青年が縦軸。まあ、面白くない。スー・チーの昔の映画と写真集を見たからだろう。美熟女スー・チー軍服姿かっこいいが、そんなに活躍しな>>続きを読む

おもちゃ(1999年製作の映画)

2.5

1998年公開で深作欣二の文芸路線の最終章だ。公開当時も今時?これやる?と思いました。昭和33年の話なのに、なぜかJRが思いっきり映る。これは、現代にタイムスリップモノなのか?水揚げがフィナーレで「祇>>続きを読む

BUG/バグ(2007年製作の映画)

3.5

追悼フリードキン第二弾ですが、人を選ぶ映画ですね。アシュレイ姐さんは、美人なんですけど仕事を選ばない。フリードキンは、割と舞台劇の映画化するんで密室劇は結構得意ですね。この辺りは、舞台劇寄りに映像化す>>続きを読む

スー・チーのSEX&禅(1996年製作の映画)

1.8

スー・チーも今や国際女優で47歳かぁ。ロレッタ・リーも今でも香港で活躍中。3級片と言われるプログラムピクチャーだ。東映ポルノ時代劇の香港版というところだろうか。ストーリーが陳腐極まりないが女優陣の身体>>続きを読む

英雄の条件(2000年製作の映画)

3.0

追悼フリードキンで鑑賞。ベトナム戦場から始まり、フリードキンらしくないなぁと思っていたら法廷物に。イエメンのアメリカ大使館への暴動で海兵隊よる市民83人の虐殺をベトナム戦の戦友を弁護するハメに陥るトミ>>続きを読む

地球へ・・・(1980年製作の映画)

2.0

実写映画の監督に声優でなく俳優を使った作品。アニメ的にはアクションがあまりない作品だった。

マッハ’78(1978年製作の映画)

1.5

もはや「お笑いウルトラクイズ」にしか見えない。梶原一騎製作三共映画だなぁ。

ハート・オブ・ストーン(2023年製作の映画)

3.0

なるほどデッドレコニングメンバーな作品。派生系ですなぁ。みんな大好き、「私を愛したスパイ」&「ムーンレイカー」。ガル姐さんアクション最高!でも、ちょっと地味かなぁ。「VIVANT」見てるせいか最近こう>>続きを読む

青春の門(1981年製作の映画)

3.0

公開当時観に行った、冒頭から松坂慶子の濡れ場で驚いた記憶がある。この時の松坂慶子は、最強。ある意味「俺の空」みたいな話でモテモテで羨ましい信介しゃ〜ん。浦山桐郎版は、信介というより大竹しのぶの織江が印>>続きを読む

華の乱(1988年製作の映画)

2.0

関東大震災100年なんで再鑑賞というわけでもありませんが。深作と優作が組む映画で文芸映画?と言う事で期待もせず見ていると、吉永小百合とのラブシーンは、「火宅の人」と同じバックに炎が!企画が岡田裕介なん>>続きを読む

ペン偽らず 暴力の街(1950年製作の映画)

3.5

埼玉県本庄市で起こった本庄事件を基に映画化。戦後5年!そして事件は、48年に起こっていて実際まだ燻っている状態で映画化。最近の邦画に求められるのは、速攻性と時代性だなぁと。東宝争議の示談金で製作してた>>続きを読む

氷点(1966年製作の映画)

2.8

なんでも撮れる山本薩夫。ある意味大映ドラマの原型。落語番組笑点は、氷点が流行っている時にシャレで談志が命名した事で有名。若尾文子が主演映画にしか見えん。

女ざかり(1994年製作の映画)

1.8

目まぐるしいカット、変なワイプと、大林宣彦節全開。ほぼついていけない。よく許したな吉永小百合。

警視庁捜査一課 ルーシー・ブラックマン事件(2022年製作の映画)

3.0

事件は、覚えているが、これほど酷い性犯罪だったとは!警視庁捜査一課も威信をかけて捜査していたのがよくわかる。そして、日本の六本木風俗や女性による捜査が開始された時代である事を描いていて現在に続いている>>続きを読む

赤い陣羽織(1958年製作の映画)

2.0

没後40年山本薩夫で観る。歌舞伎座が製作している。しかし、この題材でやるかなぁ?所謂、艶笑喜劇なんで、芸達者な伊藤雄之助なんか配置してるんだけど、格別面白いわけじゃない。山本薩夫は、なんでもやるなぁと>>続きを読む

真空地帯(1952年製作の映画)

3.8

没後40年山本薩夫。戦後7年なんで生々しい。山本薩夫自身が初年兵訓練した佐倉連隊旧兵舎が残っていたので使用しているという徹底さ。まだ戦争の記憶が残っている時に映画化するところに山本薩夫の反戦主義が凄す>>続きを読む

シャイニング(1980年製作の映画)

3.5

劇場公開時観に行って、初ホラーだったのでビビりながら行ったら怖くなかった。DOMMUNE町山&平山解説で爆笑しながら納得。キューブリックは、SFとして作っている。スティーブン・キングは、ゴースト。キン>>続きを読む

ふるさとポルノ記 津軽シコシコ節(1974年製作の映画)

2.0

川村真樹は、元タカラジェンヌ。相手役の住職は、小林旭にしか見えん。昭和のヘンリー塚本な作品。今なら怒られるぜ。