kyameruさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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シャザム!~神々の怒り〜(2023年製作の映画)

2.5

あの最低な映画シャザムの続編とあれば見るしかない。あの最低を超える最低を期待したけど、まぁ普通だった。やはり大人に変身すると偏差値が下がる現象が気に食わない。

怪物(2023年製作の映画)

3.7

悪くなかった。いろんな人の目線に立つ話なので、ネタバラシ的な展開は構造がしっかりしすぎてる分、テクニックが前に出過ぎていて白ける部分もある。正直、最初のマザーとティーチャーはいらなくて、子供たちの心の>>続きを読む

aftersun/アフターサン(2022年製作の映画)

4.2

ほぼ同い年である主人公の話は刺さる部分があった。少しの時間だけだから、できるだけ良い人間であろうとする人の哀しさが良かった。ラスト、終わらせ方が頭が良く、おおおって感じだった。主人公の破滅的な人間性に>>続きを読む

ノスタルジア 4K修復版(1983年製作の映画)

4.2

とりあえずすごかった。壊れた第九と焼身自殺のシーンは何回も見たけど、大画面で見た時、本当にぞわーっとした。

キャビン(2011年製作の映画)

2.9

ホラーのドキュメンタリーに出てきたので見た。ホラーというかコメディ。

マジェスティック(2001年製作の映画)

3.3

ハリウッドの赤狩りについて見たかったので見た。古き良き。ジムキャリーはやっぱ良い顔。

オズの魔法使(1939年製作の映画)

3.8

ハリウッドの闇、ジョディガーランドについてドキュメンタリーを見たので見た。マンチキンがキモくておもろかった。全体的に昔の子供番組にあるゾッとする感じが良かった。

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

期待値が高すぎたからか、冒頭の疾走感がうわーすごいかもって思ったせいか、ロジャーの家に移った後は僕的には思ってたほど良くなかった。。。ミッドサマーのような限られた空間の方が完成度は高い。アリス的な世界>>続きを読む

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

4.0

ミッドサマーにしろ、ドラッグや心霊現象、精神病的な映像表現がちょうど良くて、うまかった。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.1

長いけど、入り込むと結構あっという間だった。不穏な空気感、緊張感は時間を忘れさせますね。アリアスターの人気がわかる作品だった。

タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密(2011年製作の映画)

3.0

時々いる外人さんの、この前髪だけモコッとしたタンタンヘアーってどういうセンスなんだろうって不思議に思う。異文化やね。
タンタンとおじさんしか出てこない。双子の警官がよかった。

実写みたいなスタイルの
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リトル・ダンサー(2000年製作の映画)

4.3

感動的だった。言葉じゃなくて行動で変えていくっていいね。最後もよかった。フィクションなのであれば、コーチが寂しそうにする必要はなかったと思った。なんかかわいそうだった。でもそれ以外はとても幸せな気分に>>続きを読む

ファニー・ページ(2022年製作の映画)

4.0

ウォレスはとても優しい人だった。ちゃんと自分の下絵を持ってきてくれたり、不器用なりに優しくなろうとしてくれていた。ロバートは若さゆえの軽さや無鉄砲な部分もあるけど、人の容姿や性格の危うさだけで人を判断>>続きを読む

ガンジー(1982年製作の映画)

4.0

映画自体が良かった!というわけではないけど、ガンジーさんについて思いを馳せるには良い時間だった。詳しくは彼の本をちゃんと読まないといけない。最近、キング牧師のドキュメンタリーも見たので、ガンジーさんの>>続きを読む

エンター・ザ・ボイド(2009年製作の映画)

3.7

表現の面白さと、作者の意思や物語で伝えたいことの空虚さが相反する映画だった。このようなクールだけど中身のないものをシンプルに受け取っていていいのか、と警戒してしまう。サイケデリックな表現自体はイマイチ>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

3.3

本当は往年の鬼畜SFがしたいだけって感じだった。全体的にすべっていて、オチはしらけた。なんの成長もない。全体的に古臭い想像力だった。冒頭のシーツの絵のシーンが好きだった。エマストーンは体張ってます役者>>続きを読む

窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

3.4

声優の子供たちが上手すぎるからか、ヘンリーダーガーみたいな不気味さが漂っていて、中盤まで物語に入り込みにくかった。その不気味さが面白いとも言えるけど、作品の意図から完全にずれるところにあるので、ただ不>>続きを読む

ロー・タイド(2019年製作の映画)

3.7

主人公の一人がずっと見たことあると思ったら、名作 it それが見えたら終わり 2 の男の子だった。もちろんその子は良かったし、ギプスの男の子が良かった。ショーシャンク的な裏をかく王道的な物語構成で見や>>続きを読む

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.0

結局ふたりはジャイエヌーブのどこが好きになったのか謎なのだけれど、最後の雪合戦良かった。ずっと歌ってた。

スライス(2018年製作の映画)

1.9

冒頭のタイトルの出方が笑えたので期待したけど、絶望的につまらず、途中から 作業用 BGM みたいな感じで見た。悪いB級の生ぬるさを感じた。一応A24。

運命の回り道/リンボー(2020年製作の映画)

4.0

スコットランドの離島で難民申請が許可されるのを待ち続ける難民たちの話をカウリスマキやロイアンダーソンのようなユーモラスで無機質な世界観の中で描く。よりドキュメンタリーっぽくシリアスに描くこともできるテ>>続きを読む

WAVES/ウェイブス(2019年製作の映画)

4.0

Animal Collective が好きなので冒頭からテンション上がった。終始、エモさが襲ってくる。若気の至りで許される範囲を大幅に超えてきて、なかなか見るのが辛かったので前半パートは3回くらいに分>>続きを読む

in-side-out(2020年製作の映画)

2.7

森山未來は最近僕の中でキャンドルジュンと同じカテゴリーに分けられている。

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.5

普通に笑える。この作品は馬鹿馬鹿しいが、この世界も馬鹿馬鹿しい。お酒飲みながら銃を片手に見ると、とても楽しい気持ちになりそう。

M3GAN/ミーガン(2023年製作の映画)

3.3

王道の人形ホラー。新しさはないけど、普通に楽しい。怖くはなかった。もう一人の家族のシーン、ホラーから急にマーベルみたいになって面白かった。

TAR/ター(2022年製作の映画)

4.2

オチ以外は良かった。Tarは可哀想な人だった。指揮者という職業は自分だけが一流では意味がない。自分の美的な基準を他者に求めることを傲慢さと言えるか。一人の人間としての彼女は救いようがない。権威を持って>>続きを読む

ザ・キラー(2023年製作の映画)

3.7

フィンチャーの新作。冒頭のタイトルとクレジットの入り方、勢いが良くて良い。格好つけたハードボイルド男が格好をつけようにも、なかなか格好がつかない。自意識を吐き出すセリフも行動が格好つかないのでコメディ>>続きを読む

レオノールの脳内ヒプナゴジア(半覚醒)(2022年製作の映画)

3.3

アピチャポン的な世界観で現実と監督の脳内をめぐる話。僕がメタ構造には慣れてしまっているせいで、すごい!と思う作品ではなかったけど、トトロの田舎のおばあちゃんみたいな顔の主人公のおばあちゃんの表情は良か>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

4.4

瓶詰めのチョコレートが目の前にあれば、誰でも幸せな気持ちになれるでしょ、と言う希望への信頼を疑わない映画だった。マジックは人を喜ばすためにあるんだ、と言うことを思い出す映画だった。

(2023年製作の映画)

4.1

劇場でなかったら途中でやめていたかもしれない。だから見に行ってよかった。名作とは思わないけれど、興味深い作品だった。

僕のハイライトは荒川良々の緊迫した切腹とビートたけしら羽柴三人組のコント的な会話
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ディア・ハンター(1978年製作の映画)

3.5

若かれし日のクリストファー・ウォーケンが見たくて見ました。とにかくクリストファー・ウォーケンの顔がいい。それに尽きる。

まず、冒頭が長い。早よ戦場に行ってくれって感じになる。それは昔の映画なので我慢
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RRR(2022年製作の映画)

1.3

シンプルに面白くない。これが面白いってどう言うセンスや。全てがすべってる。これが流行る世界に希望がない。

インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

2.5

この映画のハイライトは冒頭のアトミックカフェから始まり、冷蔵庫に隠れて防ぐ核実験までだと思う。なぜ核実験の描写が必要なのか分からないが、核のスペクタクルな演出の装置としての役割は果たされていた。人形た>>続きを読む

ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

3.2

自分たちがやってることに自信がありすぎる。自己批評性のない映画だった。ラストがすごい、みたいな説明を読んだけど、フリッカー効果は安易でありきたりで、新規性はない。しかしフリッカーになる直前からフリッカ>>続きを読む