いいんちょさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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パルス(2006年製作の映画)

3.1

当初はネットを介して広まる『リング』のような伝播型怨念ホラーだったのに、それがコロナみたいに拡散しまくって人類社会時代が崩壊一歩手前のポストアポカリプスみたいな話になってきてワロタ。確かに『リング』も>>続きを読む

インフィニット(2016年製作の映画)

3.2

手品で生計を立てながら幼い妹を育てる青年が、関わりを持ってしまったギャングのいざこざに巻き込まれ…という導入。すごい変な、悪く言えば中途半端なバランスの作品で、SFっぽさもあるけど、その方向に突き詰め>>続きを読む

パスト ライブス/再会(2023年製作の映画)

4.0

A24印の洗練された恋愛映画。「あの時ああしていれば私達は結ばれていた?」というコテコテな題材だけど、人種的な要素も絡むのが面白い。典型的ニューヨーカーな夫が「君たち韓国人男女にとって僕は邪魔者じゃん>>続きを読む

アルピニスト(2021年製作の映画)

4.2

アマプラで配信が終わる前に観てよかった。功名心なく、ただ困難な登山に挑みたいだけという異色の登山家マーク・アンドレ・ルクレールに密着し、彼ら登山家がなぜ死と隣り合わせの挑戦を続けるかを問う衝撃的なドキ>>続きを読む

ゴーストバスターズ/フローズン・サマー(2024年製作の映画)

3.1

いやほんと前作の感動を返してほしい。とにかく話に火がつくまでの導火線が長すぎる。例のアンサイクロペディアのロゴみたいな球体を持ってあっち行ったりこっち行ったり。予告でのビーチのシーンまで1時間30分ぐ>>続きを読む

メン・イン・ブラック(1997年製作の映画)

3.7

定期的に見返してしまう『メン・イン・ブラック』。設定自体は超ありふれてるんだけど、キッチュで一昔前の宇宙人やメカのデザイン、この2人のキャスティング、そして何より「軽さ」が良かったんだと思う。今までの>>続きを読む

あちらにいる鬼(2022年製作の映画)

3.5

広末涼子が夫の不倫を耐え忍ぶサレ妻役って、今思えば冗談のようなキャスティングで、因縁めいたのものを感じる。対するトヨエツ演じる人権派作家、遠くの差別や貧困には敏感なのに、近くの女達を泣かせまくる「人権>>続きを読む

逃げた女(2019年製作の映画)

3.5

結婚後5年、毎日夫婦で行動を共にしていた女が、夫の出張で生まれた空白の数日、全く違う生き方をする旧友の女達と交わすダイアローグ。次第にヒロインは「私の人生これでいいの?」と人生のオルタナティブに想いを>>続きを読む

BECKY ベッキー(2020年製作の映画)

3.6

面白かった。ティーンの少女が、人質に取られた家族を救うため、自分より力の強い凶悪な脱獄囚達を知恵を使って次々惨殺する。構造はまるで『ダイ・ハード』だが、マクレーン刑事よりかわいくてマクレーン刑事より殺>>続きを読む

ヒッチャー(2007年製作の映画)

3.5

若いカップルが春休みの旅行中、ヒッチハイクで乗せてあげたのがとんでもない殺人鬼だった!というスリラー。容赦ない展開と節々をあえて説明しない簡潔さそして1人しか生き残らない潔さが好き。殺人鬼役は『ゴール>>続きを読む