おのさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

良いビジネス(2017年製作の映画)

3.0

宇宙生物に人間が武器を売るという話のアイルランドのショートムービー。宇宙生物が甲殻類チック。カニや蜘蛛みたいな頭の箇所から脚生えてる系はたしかにエイリアンっぽく見える。
短いながらにちゃんと皮肉が効い
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ドッペルゲンガー(2017年製作の映画)

2.8

パリとニューヨークとロサンゼルスのそれぞれの街で自分のドッペルゲンガーにあって死期が近いことを悟る3人の女性のショートムービー。
自分から逃げている姿が、自分を理解しようとせず現実逃避をしたい様子比喩
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カパエマフの魔法石(2020年製作の映画)

3.5

ハワイで伝承される強力な癒しの力を持った4人のマフ(男でも女でもない第三の性)の伝説を描いたショートアニメ。
光や火の演出がとても暖かくて綺麗で寝る前とかにみたい作品だった。
全てハワイ語で語られてい
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ドライビング・バニー(2021年製作の映画)

3.2

子どもと監視付きの面会しかできない主人公がなんとか活路を見つけようとするニュージーランド映画。ロードムービーではないし、ポスターが可愛い感じだけど八方塞がりで暗い系だった。
バニーの頭の回転の早さをも
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薬の神じゃない!(2018年製作の映画)

4.3

上海でインドの怪しい強壮剤を売ってた主人公が白血病の薬の密輸をし始める実話をもとにした中国映画。
コメディ要素は少なめのかなり作り込まれた社会派の良い映画だった。白血病の薬が異常な額かつ保険がきかない
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哀れなるものたち(2023年製作の映画)

4.0

自殺した女性の身体に赤ちゃんの脳を移植するSFヒューマン映画。原作はスコットランドの作家アラスター・グレイの小説。とても面白かった。ちょっとフランケンシュタインっぽい。そして演出、衣装が美しい。
最近
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.0

ラッセル・クロウがエクソシストとして悪魔と戦うホラー?映画。
被害が少ないかつ、怖さはあまりないので観やすい。
ラジー賞にノミネートされてたけど、演技より脚本のせいでは…と思う。悪魔を煽って退治してる
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劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

3.5

春高3戦目の音駒VS烏野戦!緊張感あって最高だった。試合時間ぴったり85分に作品の時間も作られているけど、もっと長く観たかった。
原作やアニメファンのための映画という感じで必要最低限の設定説明以外はな
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ハリー・ポッター20周年記念:リターン・トゥ・ホグワーツ(2022年製作の映画)

4.0

ハリー・ポッターの撮影秘話をキャストや監督たちが語ってくれる最高なドキュメンタリー。
主要キャストたちが当時どんな思いで演じていたのかや共演者やスタッフとの関係性が見えて心が温まる。
本も映画も小学生
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アリ・ウォンの魔性の女になりたくて(2022年製作の映画)

3.0

女優業もしているアリ・ウォンのスタンダップコメディ。
女性だけの飲み会でアルコールが完全に回ったくらいのときに出てくるレベルのどぎつい下ネタのオンパレードだけど、女性としての苦労や男尊女卑への批判など
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バーナデット ママは行方不明(2019年製作の映画)

3.2

人生の停滞期の中にいる主人公が自分を見つけ出す+家族関係の修復を描いた映画。
親子関係が素敵だった。人にはそれぞれ波長があると思うけどそれがピタッと合う人がこの親子みたいに身近な人だったら凄く最高だろ
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スーサイド・ショップ(2012年製作の映画)

3.0

自殺道具を家族経営で売る一家に明るい子どもが産まれて徐々に家族が変わっていくフランスのアニメーションミュージカル映画。
アニメーションのテイストがすごい好き。期待していたブラックジョークではあまりなく
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ジミー・O・ヤン:人生おいくら?(2023年製作の映画)

3.5

ジミー・O・ヤンのスタンダップコメディ第二弾。こちらもアジア人のステレオタイプネタをベースに日常で起こった話をしてくれるので前回に引き続きとても楽しみやすい。今回は日本の米軍基地にいた人の話も出てくる>>続きを読む

ジミー・O・ヤン:人生はお買い得(2020年製作の映画)

3.5

俳優としても最近活躍してるジミー・O・ヤンの本業のスタンダップコメディショー。
香港系アメリカ人としてアジア人あるあるやアジア人の親あるあるなどとても親近感が湧くテーマでとっても面白かった。
アジア人
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.0

世界的なベストセラー小説の翻訳でお屋敷に集められた各国の翻訳家たちのミステリーサスペンス映画。
一人一人の説明少ないのでシーンの多さなどで流出させたのは誰かは結構早めの段階でわかってしまい楽しみが減っ
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リバー、流れないでよ(2023年製作の映画)

4.0

温泉旅館で2分間のタイムリープが発生するSFヒューマンコメディ。
とても面白かった。2分間という超短いタイムリープなのに展開が豊富で全く飽きない。むしろ2分間という制限があることでひとつひとつのミッシ
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リベンジ・スワップ(2022年製作の映画)

3.1

学校カースト1番にいた主人公が立場を剥奪されて、共通の利害をもつ子とリベンジを交換するというティーン学園もの。
制服、ファッションがめちゃくちゃ可愛い。ユマ・サーマンとイーサン・ホークの娘のマヤ・サー
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DEATH NOTE デスノート the Last name(2006年製作の映画)

3.0

デスノートの続編。月とLの攻防戦が本格化するし第二のキラが現れる。
原作と違うオチではあるけどうまくまとめているなと思う。月と総一郎の原作ではなかった会話がとても良い。

DEATH NOTE デスノート(2006年製作の映画)

3.0

名前を書かれたら死ぬデスノートを手に入れてダークヒーローとなった主人公月と警察の攻防の話。前編なのでこちらはLとの頭脳戦が本格的に始まる手前。
面白いけど原作の漫画もそうだけどセリフや説明が長いので映
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オペラ座の怪人(2004年製作の映画)

4.0

ミュージカル映画の名作。 仮面舞踏会のシーンが素敵。
ジェラルド・バトラーが醜い顔のファントムという設定はなかなか無理がある(色気がありすぎる)。クリスティーヌ役のエミー・ロッサム当時は何も思わなかっ
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ルパン三世 ルパンVS複製人間(1978年製作の映画)

3.5

ルパン三世の長編映画1作目。小さいときから金曜ロードショーでやるたびに観てたから3,4回?観てる気がする。クローン人間と不老不死をがテーマ。
アクションがコミカルで楽しい。昭和を感じるシーンもあるけど
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(2023年製作の映画)

3.0

ウェス・アンダーソン監督のショートムービー。毒ヘビがお腹の上にいて動けない男とそれを助けようとする男と医者の会話劇だった。緊張感が良い。
最終的に逆ギレして医者に毒を吐いてたのでそうゆう意味じゃないの
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ハリー・ポッターと魔法の歴史(2017年製作の映画)

3.0

ハリーポッターの展示をするために集めてきた魔法に関する歴史的な記録とその背景を見るBBCのドキュメンタリー。
何を参考にあの世界観や設定を作ったのかなど、JKローリング本人が語っていてとても面白かった
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.0

「チャーリーとチョコレート工場」の前のウィリー・ウォンカの話という設定だけどパラレルワールドっぽくて繋がりはほぼなかったしこちらのウォンカはとても性格が良かった。
ミュージカルテイストでかなりエンタメ
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ハート・オブ・マン(2019年製作の映画)

3.0

メル・ギブソンの「ハート・オブ・ウーマン」のリメイク。こちらは男ばかりの会社で働く主人公が男性の心の声が聞こえるようになって仕事で活かそうとする話。下ネタは多めだけど、安定安心のストーリーで気楽に観れ>>続きを読む

ボンベイ・ローズ(2019年製作の映画)

3.5

インドのムンバイに住む女性カマラを主人公にしたアニメーション映画。貧困、男女差別、ヒンドゥー教とイスラム教の対立などどうしても重くなる要素をファンタジーを混ぜたアニメーションを通して描いているので見や>>続きを読む

ニューヨーク・オールド・アパートメント(2020年製作の映画)

3.3

透明人間のように扱われる不当移民の家族のマンハッタンでの暮らしを描いた作品。
ポスターほどポップではなくて、かなりヘビーなストーリー。少しミステリーチックに話が組み立てられていて面白い。
搾取されまく
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僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

3.0

母親と息子のすれ違いの話。
大きな喧嘩があるわけではないけど、確実に溝がある感じの表現が絶妙だった。
自分の得意なジャンルに相手を無理やり引きずり込むような感じは見ていて辛くなる。父親の言った悪い意味
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オットーという男(2022年製作の映画)

3.4

妻に先立たれて悲しみと怒りで溢れている主人公が少しずつ人との向き合う姿勢を変えていく話。スウェーデンの「幸せなひとりぼっち」のリメイク。
若き日の主人公を演じたのはトム・ハンクスの本当の息子さんらしい
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弟は僕のヒーロー(2019年製作の映画)

3.0

ダウン症の弟を持つ思春期の主人公の葛藤を描いたイタリア映画。実話ベースではあるけど、そこまで道徳的にちゃんと描いた感じではなく明るい部分多めだった。
弟との関係性をどう築いてきたかをあまり映してないの
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ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還(2003年製作の映画)

3.0

ロード・オブ・ザ・リング3作目。
サム大活躍!献身的すぎるのでフロドにはもっと感謝してほしい。
山頂から山頂へ次々に灯される烽火のカメラワークが美しくて最高だった。
闘いのシーンはガンダルフ全然魔法は
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ゴールデンカムイ(2024年製作の映画)

3.5

アニメ鑑賞済み。想像以上に忠実に作られていて満足。時間内に収めないといけないので、原作内で結構あるコメディパートやアイヌ料理パートは少なめなのは残念だったけど、しっかりストーリーが破綻しないように組み>>続きを読む

Put Grandma in the Freezer(英題)(2018年製作の映画)

3.0

少し前に飛行機の中で観た作品。おばあちゃんの年金に頼っていたらおばあちゃん亡くなってしまったのでタイトルの通り冷蔵庫に入れて偽装する不謹慎イタリアンコメディ。
かなりポップに作られていて、恋愛要素も入
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ネズミ捕りの男(2023年製作の映画)

3.0

ウェス・アンダーソン監督のねずみ駆除のショートムービー。
「ねずみの気持ちがわからないと駆除はできない」と言う駆除の専門家がついにはねずみのようになる奇妙な落語みたいな話だった。残酷なシーンは見せない
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セットアップ: ウソつきは恋のはじまり(2018年製作の映画)

4.0

人遣いがヤバめなプラダを着た悪魔みたいな上司を持った主人公たちがお互いの上司同士をくっつけて解放されようと企んで始まるラブコメディ。
もちろん恋愛要素もちゃんと作り込まれてるけど、それぞれ上司との掛け
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好きだった君へのラブレター(2018年製作の映画)

3.0

好きな人ができるとラブレターを書いて渡さずに心の中で完結させてた主人公のラブレターが本人たちに渡ってしまって始まるラブコメディ映画。
むちゃくちゃ王道だったけど、安定感あって良い◎そして良い人しかいな
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