おのさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

プレステージ(2006年製作の映画)

3.5

確執がある2人のマジシャンの命をかけた争いの映画。ずっと騙し合いをしてるので、観てる側はマジックをずっと見せられている気分になる。(胸糞悪い系ではあるけど)
伏線が緻密に時系列の中に忍ばせてあって流石
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ザ・インターネット(1995年製作の映画)

3.0

サンドラブロック演じるプログラマの元にFDが送られてきて、その中には国家機密のデータが入っており陰謀に巻き込まれて奮闘するというサスペンスアクション。データ上で自分のデータを消され、自分自身の存在を証>>続きを読む

リング(1998年製作の映画)

3.5

観ていたことを忘れていたので少なくとも2回目くらいは鑑賞してる。あまり決定的なものを前半に出さなくて雰囲気だけで怖くしてるのがいい。後半は期待に応えてくれる。貞子の爪が印象に残る。

テイキング・ライブス(2004年製作の映画)

3.0

アンジェリーナ・ジョリー演じるFBI捜査官が他人を殺してはその人になりすますシニカルキラーを追うサイコ系の作品。原作は小説『人生を盗む男』。
結構な冒頭で犯人には気がついてしまうので、演出で冷める瞬間
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嘘八百 京町ロワイヤル(2019年製作の映画)

3.0

シリーズ2作品目。今回も贋作を作る話。贋作ではあるものの、いろんなプロが力を併せて真剣に作り上げていくシーンはやっぱりワクワクする。でもこちらの方が前作より仕掛けは多いけど、わちゃわちゃしているので1>>続きを読む

嘘八百(2017年製作の映画)

3.3

犬猿の中の古物商と陶芸家とその友達が力を併せて贋物を作るというコメディ。とても面白かった。贋物を作る過程は以外と短めだったけど、文化祭前夜のような熱気と勢いがあって気楽に見れるクライム?映画。
中井貴
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マイ・ニューヨーク・ダイアリー(2020年製作の映画)

3.2

「プラダを着た悪魔」の出版社バージョンのような感じだった。
仕事をしながら自分と向かいあって、何がしたくて、何がしたくないのか見つけ出す部分を丁寧に描いていて、静かな雰囲気ではあるけどとても明るい作品
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シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011年製作の映画)

3.0

2009年の映画『シャーロック・ホームズ』のあとの作品。このシリーズのシャーロック・ホームズは格闘能力にとても長けているのでアクションシーンがとても多い。原作からはかけ離れているけど、エンターテイメン>>続きを読む

ゴーストバスターズ(2016年製作の映画)

2.5

周りの評価が高かった気がするけどこの作品はあまり好きじゃなかった。クリヘムの愛すべきバカっぷりはすごく良かったし、ゴーストバスターズだからと思ってなめてかかっていたら最初にビビらされて楽しかった。でも>>続きを読む

クジラの島の少女(2002年製作の映画)

3.5

ニュージーランドの東海岸にあるマオリ族の小さな村を舞台に特殊な能力を持った少女の物語。英語の授業で本も読んだ。
クジラはタイトルに入っているもののメインではなく、男の子が継ぐという固定概念でなかなか村
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わたしの可愛い人 シェリ(2009年製作の映画)

3.0

高級娼婦と問題児の青年のロマンス映画。20世紀初頭のパリが舞台で、美術、撮影、衣装が素晴らしかった。(パリが舞台だけど、主人公たちは英語で話してる)親子ほど歳の離れた恋になかなか感情移入できなかったけ>>続きを読む

花田少年史 幽霊と秘密のトンネル(2006年製作の映画)

3.0

漫画『花田少年史』の映画化で当時母親と映画館に観に行った。
ストーリーは交通事故にあった少年が突然幽霊を見えるようになり、幽霊達から相談や依頼をうけるという話。ハートフルでありつつコメディ要素もあって
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怪物(2023年製作の映画)

3.2

あまりはまらなかった…。
三部作のようになっていて、母親目線、先生目線、息子目線で切り替わる。
目線が変わることで話が大きく変わり、作中で出てくる「怪物だれだ」のゲームがうまく効いてくる。土砂を拭って
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タリバン統治下に生きる アフガニスタンの子どもたち(2022年製作の映画)

3.6

BSで流れていて鑑賞。カブールを舞台にタリバン政権下で教育を受けられず家族を養うために街頭で靴磨きをする少女2人と、タリバンに所属する父親を持つ"エリート"な少年2人のインタビューが交互に流れる対比構>>続きを読む

恋するベーカリー(2009年製作の映画)

3.0

10年前に離婚した夫婦が再会しお互いにまた惹かれ合うラブコメ。「恋するベーカリー」という邦題はいかがなものか...。
歳をとっても人生が楽しめそうな感じがして希望を感じる映画だった。

最後まで行く(2023年製作の映画)

3.0

韓国映画のリメイク版。刑事が事故を隠蔽しようとした結果更に大きな事件に巻き込まれるサスペンスアクション。
最初は主人公の刑事も汚職をしていて決して善良ではないところが見どころかと思いきや、人間性に惹か
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.0

ゲームでお馴染みのマリオの冒険を描いた作品。ストーリーはちょっと物足りないけどルイージマンション、スーパマリオブラザーズ、マリオカート、ドンキーコング、マリオギャラクシーなどなど色んなゲームをうまく話>>続きを読む

ゾッキ(2021年製作の映画)

3.7

派手ではないけど終始ちょっとした笑いを入れてくる「秘密と嘘」をテーマにしたヒューマンコメディ。個人的にはすごく好き。
原作のエピソードをもとに3人の監督が手掛けたいくつかのストーリーが群像劇のように絶
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まほろ駅前多田便利軒(2011年製作の映画)

3.3

便利屋を営む主人公のもとに元同級生が転がり込みふたりの生活が始まる。
ゆるゆるの空気だけど、子供の頃の嫌な経験を乗り越えようとする行天と自分の過去の行いを償いたい多田の葛藤の末の優しい物語なのでたまに
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理想の彼氏(2009年製作の映画)

3.0

理想的だった旦那と離婚したあとにかなり年の離れた年下の男性と出会い恋する恋愛映画。
高校当時歳上の男性に惹かれていた私には年下男性の良さが理解できずうーん程度の反応だったけど今観るとわかる(それでも愛
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もしも昨日が選べたら(2006年製作の映画)

3.3

時間を早送り・一時停止・巻き戻しできるドラえもんの道具っぽいリモコンを手にした主人公の話。早く終わってほしいものを早送りしたい願望はめちゃくちゃ理解できる。
ストーリーがベタなので読めるけどすごく感動
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セールス・ガールの考現学/セールス・ガール(2021年製作の映画)

3.2

モンゴル映画初めてだったので、ロシア語話す人も多いんだとかボルシチやっぱり食べるんだとか文化を垣間見れたのが楽しかった。
ストーリーはアダルトグッズのお店でアルバイトすることになった主人公の成長物語。
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それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)

3.0

スペインが舞台の恋愛劇。バルセロナの風景や建築物とペネロペクルスが美しい。
アントニオが女性の気質や性格を判断して、相手にあったアプローチで口説こうするシーンは、確かに魅力的なのだけどなんかこれでいけ
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世界でいちばん不運で幸せな私(2003年製作の映画)

3.0

今思うとザ・フランス恋愛映画...という感じ。無茶な要求に絶対Noといわないゲームを子供のころからしていた2人の愛憎?劇。
映像の美しさと可愛らしさはあるけど途中から雲行きが怪しくなり(最初からぶっ飛
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.3

初代「ゴーストバスターズ」。幽霊退治というB級映画になっても全然おかしくない作品なのに、あれだけのヒットになったのはやはりビル・マーレイ率いる3人のコミカルかつ圧倒的な演技力だなと思う。あとテーマ曲と>>続きを読む

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3(2023年製作の映画)

4.7

シリーズ3作目、集大成。素晴らしかった。今回はロケットをメインに仲間思いのはぐれものの集まりが奮闘する。
1曲目から暗めの選曲だったので、暗くなりそうだなと思っていたら案の定ロケットの過去が壮絶で動物
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遺灰は語る(2022年製作の映画)

3.3

イタリア映画祭で鑑賞。イタリアのノーベル賞作家ルイージ・ピランデッロが亡くなって灰になってからの話をブラックユーモアを入れながら描いた作品。
ゆっくりした静かな白黒の映像の中で遺灰が色んな思惑や都合や
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ギャラリー 欲望の画廊(2009年製作の映画)

2.7

35億円の名画をめぐって繰り広げられる人間模様を描いた群青劇。ジャンル的にはエロティックサスペンスとなっていたけどそこまでではなかった。豪華キャストは出てるけど登場人物が多すぎてまとまりがなかった。何>>続きを読む

ステキな金縛り(2010年製作の映画)

3.3

殺人事件の弁護で被告人のアリバイを唯一証明できる落ち武者の幽霊を法廷に引っ張り出そうとする弁護士の奮闘を描いたコメディ。
ラブラドールのラブちゃんが可愛い。ペットを亡くした人にとって夢のようなシーン。
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ウルトラ I LOVE YOU!(2009年製作の映画)

3.3

少し変わっているクロスワードパズル作家の主人公(サンドラブロック)が一目惚れをしてどこまでもがむしゃらにアタックしていく恋愛コメディ。
ラジー賞を受賞していたけど個人的には結構好きなラブコメ。サンドラ
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スパイキッズ3-D:ゲームオーバー(2003年製作の映画)

3.3

小一のときにスパイキッズ1を見て大好きでその後も2,3と観たけど3はアトラクション感覚で楽しむ感じ。今観返すとかなりチープで派手なCGで笑ってしまうけど当時映画館で観てそれなりに楽しかった記憶がある。>>続きを読む

ホーム・アローン3(1997年製作の映画)

3.3

シリーズ3作目。個人的には1に並ぶくらい好きでなんやかんや3回以上は観てる。
泥棒四人組を相手にいろんな仕掛けで主人公だけで家を守るというお決まりのパターンだけどクリスマス感あまりはない。
悪者役を演
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死ぬまでにしたい10のこと(2003年製作の映画)

3.0

自分を後回しにしながら生きてきた主人公が余命宣告を受けて少しわがままにしたいことをしてみる話。
ドラマチックにし過ぎていないところがとても良かった。自分なりの終活をするために、自分にとって大切なこと、
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【推しの子】Mother and Children(2023年製作の映画)

3.5

アニメ映画観ようかなと思って観たらなんと長尺のアニメの1話だった。画期的。恐らくこの作品を通常通りに3話に分けていたら途中で離脱する人もいると思うけど、長尺で存分にストーリーに入り込ませた上で真骨頂を>>続きを読む

東京島(2010年製作の映画)

2.5

無人島に漂流した主婦と男たちの話。サバイバル感強いのかなと思っていたけどサバイバルものとしてもヒューマンドラマとしても中途半端だった。無法・無秩序の中での社会の再形成という設定が面白そうなだけに残念だ>>続きを読む

ダウト 〜偽りの代償〜(2009年製作の映画)

3.3

法廷で無敵の検事とその検事は実は証拠を捏造して無実の人間に罪をなすりつけているのではないかと疑いを抱いた記者の対決のサスペンス。
午後のロードショーでやってそうな作品だけどテンポとスピード感がとても良
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