おのさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.0

コカインを食べてハイになった熊が人を襲う映画。コカインを食べた熊がいた部分は実話らしい。
コメディ要素もう少し多めかなと思ったけどちゃんとした?スプラッター系の動物パニック映画になってて楽しめた。(て
>>続きを読む

名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊(2023年製作の映画)

3.0

今回はハロウィンの夜のベネチアを舞台に呪われた屋敷で事件を解決しようとする。
音で脅かす系のホラーテイストだった。ベネチアはいつでも美しい。
ミステリー要素はそんなに強くなかったけど、テイストがシリー
>>続きを読む

プロヴァンスの贈りもの(2006年製作の映画)

3.0

イギリスに暮らす仕事人間の主人公が叔父の遺産相続で南フランスで少しの間過ごして生き方を考え直すヒューマンドラマ+恋愛もの。
話自体は想像通りだけど、南フランスの美しい田園風景とヨーロッパの田舎のゆった
>>続きを読む

お家をさがそう(2009年製作の映画)

3.6

カップルが妊娠を機にどこで住んでどんな家族になろうか考えながら知人を訪ねて旅をするロードムービー。
出てくる知人のライフスタイルは様々でコメディ要素も少しありながらその人たちの姿を見て自分達、子供にと
>>続きを読む

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.0

犬は無事。シリーズ2作目もストーリーはとてもシンプルな復讐劇。アクションは素晴らしい。せっかく取り返した車を秒でボコボコにしてて笑ってしまった。
話が一辺倒すぎてキアヌ・リーブス好きじゃないとシリーズ
>>続きを読む

ミステリと言う勿れ(2023年製作の映画)

3.3

遺産相続に巻き込まれた主人公が一家の謎に迫る話。多少切られてる部分はあるけどドラマ同様原作に忠実。
ただの遺産相続のいざこざで、誰が犯人とかではなくその裏の思惑や謎がじわじわと明かされる感じが楽しい。
>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

3.0

冒頭で犬が辛い目に合ってからずっとテンション下がって鑑賞。
伝説の殺し屋が私情で復讐するために裏の社会に復活する話。執念でどこまでも敵を追い続けていくジョン・ウィックのアクションが美しかった。
2は犬
>>続きを読む

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.0

グランツーリスモのゲームプレイヤーがプロのレーサーになる実話をもとにした映画。
ストーリーとクオリティが素晴らしかった。丁寧にゲームプレイヤーからプロになる過程を写し、周りから受け容れられない逆風の中
>>続きを読む

バービー(2023年製作の映画)

3.0

バービーは外見至上主義の権化と思っているので観るか悩んだけど、評判がとても良いので鑑賞。
人間界に感化されたケンがバービーワールドをケンの帝国(ケンダム)にしようとするという、人間界とバービーワールド
>>続きを読む

アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.3

砂漠の中の街で科学大会があり、そこに宇宙人がくるという話を劇でやるというややこしい二重構造。
パステルカラーと美しく計算された映像とシニカルな笑いがあってウェス・アンダーソンワールド全開。演じるキャラ
>>続きを読む

劇場版シティーハンター 天使の涙(エンジェルダスト)(2023年製作の映画)

3.0

アニメを観ていないにも関わらず誘われて観てしまった。なぜかルパンもいた。
あまりにもひとつひとつの演出やセリフが古すぎてむしろ新鮮。客層も年配の方が多くてみんな楽しそうにしてたのでよかった。

オジさん、劇団始めました。(2022年製作の映画)

3.2

いつの間にか仕事人間になってつまらなくなってしまった自分を変えようと中年サラリーマンが劇団に入るというヒューマンコメディ作品。
場面の切り替えが少なく、演技も舞台演劇よりで映画を観ているというよりも舞
>>続きを読む

ヴィーガンズ・ハム(2021年製作の映画)

3.7

店を襲った過激派ヴィーガンを肉屋の店主が殺してしまい、処理に困ってハムに加工したら奥さんが売り物として出してしまったら人気商品になってしまったというフランスのB級ブラックコメディ。
とっても不謹慎(褒
>>続きを読む

SAND LAND(2023年製作の映画)

3.0

悪魔と魔物と保安官が水源を求めて冒険する作品。
とても道徳的で平和的でニコニコ見てられる。少しマッドマックスに似てるキャラもあり。ベルゼブブがとても可愛い。悪者がああなるオチを久々に見ました。

ワン・モア・ライフ!(2019年製作の映画)

3.0

死神?の計算ミスで92分の猶予をもらった男の話。イタリアらしさ全開。浮気とかなしにしても主人公の性格に欠落がありすぎてなかなか納得がいかない。

トッド・ソロンズの子犬物語(2015年製作の映画)

1.0

犬がひどい目にあったので問答無用の1。最初から雲行き怪しかった

パリ、テキサス 2K レストア版(1984年製作の映画)

4.0

4年前に失踪した主人公が息子と再開し妻を探しにいくロードムービー。
多くは語らずに比喩や隠喩に魅せられた。目指しても目指してもたどり着けないパリスは望んでも築けない主人公の理想の家族の形としてのシンボ
>>続きを読む

トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.0

薬物依存の主人公とその友だちの日々。ポップな色合いと汚さのコントラストが激しい。這い上がろうとして失敗を繰り返して刹那的に瞬間を楽しんでしまう主人公たちにエネルギーを奪われる。

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

新文芸坐でトップガンとトップガンマーベリックを2本続けて鑑賞。
古き良きアメリカという感じ。前作と同じ画角の同じシーンから始まったりとリスペクトを払いつつも、断然こちらの方が前作よりもストーリー性が強
>>続きを読む

トップガン(1986年製作の映画)

3.2

ありがたいことに新文芸坐でトップガンとトップガンマーベリックを2本続けて連続上映していたので鑑賞。
選りすぐりのトップパイロット養成する訓練所に入ったトム・クルーズ演じる主人公の成長物語。
シンボリッ
>>続きを読む

シャーク・ド・フランス(2022年製作の映画)

3.0

仕事人間VSサメのフランスのサメ映画。想像以上にフランスっぽい感じだった。
若いお姉ちゃんたちが喰われるなどサメ映画あるあるの様式美はなかったけど、サメにプロテストしてたり独特なシニカルな笑いがちょこ
>>続きを読む

ザ・タウン(2010年製作の映画)

3.0

ベンアフレックが監督・主演したクライムアクション映画。恋とFBIと強盗集団の騙し合いが見どころではあるけど、あまり派手なシーンやどんでん返しもない地味な作り。アイルランド系アメリカ人のマフィアを題材と>>続きを読む

ライフ・イズ・ミラクル(2004年製作の映画)

4.5

内戦勃発直後のボスニアを舞台に息子が敵側の捕虜になり、息子の捕虜交換要員である敵側の女性と恋に落ちた父親という本当ならシリアスになりそうな話がとっても明るくコミカルに描かれてる。
ちょこちょこ登場する
>>続きを読む

セックス・アンド・ザ・シティ2(2010年製作の映画)

3.0

映画としてはあまり面白くないけどSATCらしくファッションと友情は健在。ファッションとアブダビの風景を楽しむなら◎

セックス・アンド・ザ・シティ(2008年製作の映画)

3.0

ハードルを上げてしまったかもしれない。やっぱりドラマがいい。
ウォークインクローゼットのシーンはとても好き。あんな感じの友人関係を歳が取っても持ち続けたい。

寫眞館(2013年製作の映画)

3.4

写真館の店主が決して笑わない1人の女性のお客さんの笑顔の写真を撮ろうとするショートアニメーション。台詞はなし。
戦前、戦中、戦後と世の中が移ろう中での主人公の店主と女性の変化が丁寧に描かれていて素敵だ
>>続きを読む

ヤング≒アダルト(2011年製作の映画)

3.0

シャーリーズ・セロンが過去の栄光に縋がる物凄くイタイ女を熱演している作品。一応ジャンル的にはコメディに分類されるとは思うけど、激しい思い込みや高すぎる自尊心を見ているととても怖い。
愛犬のチワワはとて
>>続きを読む

天使にラブ・ソングを2(1993年製作の映画)

3.0

2は高校が舞台なので1と違いラップがあったりダンスがあったりとエンタメ性が高い。相変わらず全員とても楽しそうかつ気持ちよさそうに歌っているし、長尺で歌をちゃんと聞かせてくれるので満足感がある。

モア・ザン・ア・ゲーム(2008年製作の映画)

3.3

NBAのスター選手レブロン・ジェームズや他の若手のバスケ選手を映したスポーツドキュメンタリー。子どもの頃から全国バスケット選手権大会に進むまでの9年間の映像。
バスケには詳しくはないけど無名チームが全
>>続きを読む

サラエボの花(2006年製作の映画)

3.4

ボスニア内戦から10年近く経ったサラエボで母と娘の物語。設定はもちろん暗いものの、ドラマティックではなくサラリと話が進んでいく。親子を通して紛争の残酷さや悲惨さの中に再生や希望も見える。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

3.2

アクション素晴らしかった。アクションシーンをいっぱいいれるために多少テンポは悪い気がしたけど、トム・クルーズのアクションなのでそこはご愛嬌。
ベネチアやローマなど美しいイタリアの街が舞台で、特にローマ
>>続きを読む

劇場版TRICK 霊能力者バトルロイヤル(2010年製作の映画)

3.0

「トリック」シリーズの映画の三本目。霊能者の後継者を決めるための大会が行われる村が舞台。山田は村の財宝をネコババしようと画策して巻き込まれる。
映画としてどうかと言われると正直ファンくらいしか楽しめな
>>続きを読む

この愛のために撃て(2010年製作の映画)

3.0

事件に巻き込まれてしまい妻を助けるために主人公が奔走するサスペンス映画。派手さはないけどテンポが良いのでハラハラドキドキできる、そして悪役が慈悲がないので引き締まる。主人公が一般人だけどただひたすら妻>>続きを読む

白いリボン(2009年製作の映画)

3.4

後味抜群に悪いドイツのモノクロ映画。第一次世界大戦前夜のドイツ北部の閉鎖的な街で事故が次々に起こって街全体に陰湿かつ不穏な空気が流れていく。悪意、嫉妬、復讐など人間の卑しいネガティブな感情がより弱い存>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

2.8

今までの色んなジブリ作品の雰囲気はあった。自分はどうやら宮崎駿の描く男性像が苦手ということもわかった。

TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.0

まさにタイムイズマネー、時間が通貨で富裕層は永遠の命、貧困層はその日暮らしでぎりぎり生き延びる世界の話。ガタカの監督作品。
時間が通貨という設定と資本主義社会への疑問定義はとても好きだったけど、かなり
>>続きを読む