おのさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ザ・マジックアワー(2008年製作の映画)

3.5

三流役者に殺し屋を演じさせて、本物のギャングのボスを欺こうとするコメディ映画。
これぞ三谷幸喜監督作品という感じ。絶妙な台詞ですれ違いコントみたいになってる部分が何回もあって、しかも上手く切り抜けられ
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

4.0

タイムマシーンを手に入れた大学生たちが壊れたリモコンを救うためにタイムトラベルするコメディ。
タイムマシーンを手に入れてすることが、リモコン救助なのとても良い。夏休みの大学生の時間を持て余している感じ
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盲目のメロディ~インド式殺人狂騒曲~(2018年製作の映画)

4.0

盲目のフリをしてるピアニストが殺人現場を見てしまったことをきっかけに事件に巻き込まれるインドのクライムコメディ。
インド映画にしては短くて観やすい。
見えているのに見えていない振りをしないといけないこ
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カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

4.0

ヤクザとそのヤクザから歌のレッスンをお願いされた中学生の不思議な関係の日常コメディ。こうゆう類のコメディ作品とっても好き。シュールな笑いと綾野剛さんの魅力と齋藤潤さんの演技力が輝いてた。
本作だけでな
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笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

3.2

大喜利番組への投稿から劇場の⼩屋付き作家⾒習い、そしてラジオのハガキ職人から芸能の世界に入るために上京したツチヤタカユキの私小説をもとにした映画。
一心不乱に純粋に笑いを極めようとする姿は多くの周りか
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Brooklyn Brothers Beat the Best(原題)(2011年製作の映画)

3.0

悲観的な曲しか歌わないシンガーと、新しい音楽を追求しようとしているミュージシャン2人のロードムービー。
音楽がむちゃくちゃ良い。楽器はおもちゃだったり色んなもの使っていて面白い。 
ヒューマンドラマと
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劇場版 SPY×FAMILY CODE: White(2023年製作の映画)

3.0

スパイファミリーの映画バージョン。完全オリジナルストーリー。
想像以上に子供向けに寄せて作られている印象だったけど、作り側のここ笑うでしょって作ったであろう場所では子供たち笑っていなくて、結構地味な部
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トランスポーター2(2005年製作の映画)

3.0

ジェイソン・ステイサム主演、トランスポーターシリーズの2弾目。
ジェイソン・ステイサムと子どものやりとりに癒やされる。1とは違い、カーアクションだけでなく身体を張ったアクションもあり。終わり方も渋くて
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空の青さを知る人よ(2019年製作の映画)

2.5

年の離れた姉妹の家族愛と不思議な恋愛の話。
高校生のときに想像した大人の自分と今の自分との対比を考えさせられるのは面白いけど、全体的に色々と設定が甘い気がしてモヤモヤするので好きじゃなかった。

スパイの妻(2020年製作の映画)

3.5

太平洋戦争前夜の日本を舞台に国家機密を知ってしまった夫と夫を信じて支えようとする妻の夫婦愛と駆け引きの話。
衣裳、美術、台詞が素晴らしかった。
蒼井優演じる妻が最初は無垢な世間知らずな妻だったのに、だ
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.4

適度にアルコールを飲み続けた方がパフォーマンスが良くなるんじゃないかと教師の男友達4人が実験するデンマーク映画。
マッツ・ミケルセンを堪能する映画だった。何しててもどの状態でも美しい。ダンス最高。
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アメリカン・アンダードッグ(2021年製作の映画)

4.0

実話を基にした伝説のクォーターバック、カート・ワーナーの伝記的作品。
アメリカンフットボールの知識はなくても楽しめた。挫折があっても自分を信じてひたすら来たる一瞬のチャンスで力を発揮できるように夢を近
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

3.5

2008年の墓場鬼太郎の1話に繋がる鬼太郎誕生前のお話。 
水木しげるテイストを多少は感じるものの、映像はおどろおどろしい感じはなくてちょっと残念だった。でも、バディ映画として面白いし、経済競争という
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アレックス・ストレンジラブ(2018年製作の映画)

3.0

自分のアイデンティティに迷いがある高校生の男の子の恋愛成長ストーリー。グミゲロがすごい。
ドラマの「ユニークライフ」で好きになったニック・ドダニ目当てで観たけど残念ながら出番は少なかった。
アメリカの
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何がなんでも!ファミリー・リユニオン(2022年製作の映画)

2.8

家を出た子どもたちがあまりに寄りつかないので、両親が大嘘をついてクリスマスに一緒に過ごそうとするイタリア映画。
コメディではあるけど、気が重くなる。親も親だし、子どもたちも薄情なので、最後綺麗にまとま
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マーベル・スタジオ スペシャル・プレゼンテーション:ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル(2022年製作の映画)

3.7

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのクリスマスのショートムービー。ピーターを励ますためにマンティスとドラックスがクリスマスを祝う準備をしに地球へ行く。
マンティスめちゃくちゃ可愛い。ショートムービーな
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コヨーテ・アグリー(2000年製作の映画)

3.0

実在するクラブバー「コヨーテ・アグリー」で働くソングライターを夢見る主人公と夢見る女性たちのストーリー。
女性たちのパフォーマンスが素晴らしい。挫折、友情、家族愛、克服とわかりやすいサクセスストーリー
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7人の女たち(2021年製作の映画)

3.3

フランソワ・オゾン監督の8人の女たちのイタリアバージョン。(こちらはミュージカルテイストじゃなかった)
クリスマスイブにお屋敷で家主が殺され、雪に閉ざされた密室状態のお屋敷にいた女性たち全員が容疑者と
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モネ・ゲーム(2012年製作の映画)

3.2

贋作詐欺のクライムコメディ映画。
コリンファース、キャメロンディアス、アランリックマンという最高の布陣。コメディに合う。アラン・リックマン=スネイプ先生のイメージで観るとめちゃくちゃギャップがあって楽
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ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語(2023年製作の映画)

3.0

40分の短い作品の中にウェス・アンダーソン監督の個性いっぱい詰まってる。どのシーンも飛び出す絵本みたいで美しいし、セットの変わり方が舞台のような仕掛けで観てて楽しい。
ストーリーはロアルド・ダールの著
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翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~(2023年製作の映画)

3.0

翔んで埼玉第二弾。相変わらず自虐ネタが炸裂していたけど今回は埼玉だけでなく滋賀の自虐ネタも満載。
この前の埼玉県民の日に埼玉住みの知り合いが本当にディズニーランドへ遊びに行っていたので、自虐ネタもかな
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ジュマンジ(1995年製作の映画)

3.2

初代ジュマンジ。今観ると流石にCGにはチープさを感じるけど話自体はやっぱり面白い。ファミリー映画だなとは思うけど、小さいときに観たときは普通に怖かった気がする。ロビンウィリアムズの演技が最高。

コーポ・ア・コーポ(2023年製作の映画)

3.5

原作大好きなので鑑賞。ぼろアパートにいる少し訳ありの住人たちの群青劇。
とくに大きな物語があるわけではなくとても地味だけど心地よい。色んな背景を背負いながらも、少しだけ世離れしたユートピアのようなアパ
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銀魂オンシアター2D バラガキ篇(2023年製作の映画)

3.3

銀魂20周年、テレビアニメの再編集版。最後に特報あり。
今回は土方さんメインのお話なので、神楽と新八がいないのがちょっと寂しい。

私がやりました(2023年製作の映画)

3.3

女優と弁護士の女友だち同士が人生逆転の大芝居を法廷でするフランス犯罪コメディ。
フランスっぽいコメディの中にフェミニズム、ルッキズム、階級制度への皮肉も結構入っててかなり見応えある。弁護士のポーリーヌ
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Ricky リッキー(2009年製作の映画)

3.0

背中に羽根が生えた子供の家族のヒューマンドラマ。ポスターだけだとコメディかと思うけど、笑いはあまりなく着地点は結構現実的だった。(生々しい翼を結構ホラーにも感じる)後味は悪め。
お姉ちゃん役の子役の表
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はじまりへの旅(2016年製作の映画)

3.8

森で自給自足しながら生活し、サバイバル能力と英才教育で圧倒的な知識を持った子供たちと父親の物語。
色合いがとても可愛くてオシャレ系の映画かと思ってたら、学ぶとは、考えるとは、普通とは何かを考えさせられ
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アフリカン・カンフー・ナチス(2020年製作の映画)

2.9

ガーナ、日本、ドイツの合作の不謹慎B級映画。第2次大戦後、ヒトラーと東條英機が実はひっそりガーナに逃亡して人々を洗脳して帝国を築こうとしてるという設定で、主人公はカンフーを極めて止めようとする。
洗脳
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.3

高機能自閉症の主人公が会計士として裏社会を暗躍する話(ポスターに殺し屋って入ってるけど殺し屋ではない)。
自閉症を扱っているけど、決して社会への適応に苦しんでいる話ではなく、そこを克服して、ただならぬ
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人生に詰んだ元アイドルは、赤の他人のおっさんと住む選択をした(2023年製作の映画)

3.0

タイトルの通り人生に行き詰った元アイドルが他人のおじさんと同居して自分を再発見しようとする話。
主人公とおじさんの関係が気にかけてないわけではないけど、程よいてきとうさで心地よかった。
あれだけ人目や
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北極百貨店のコンシェルジュさん(2023年製作の映画)

3.0

動物しか訪れない百貨店の新人コンシェルジュが成長するほのぼのストーリー。原作は未読。
接客業の大事なマインドがいっぱい詰まってた。人間しかコンシェルジュしていないなと気になっていたら、動物がお客で人間
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.5

中国で実際にあった集団不正入試事件をもとにした話らしい(この作品ではタイが舞台)。天才がカンニングビジネスをはじめて受験戦争に勝ちたいお金持ちたちから稼ぐが…というクライムもの。
テストのカンニングな
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スプリング・フィーバー(2009年製作の映画)

3.5

ロウ・イエ監督特集で鑑賞。南京を舞台に登場人物たちの恋愛が絡み合う話。
家庭用デジタルカメラで撮っているらしく映像は粗いけどその分リアルに感じる。
周りから隠れながらの同性愛、旦那の不倫相手が男性とわ
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パリ、ただよう花(2011年製作の映画)

3.3

恋愛体質の主人公のフアが色んな恋愛関係をふわふわ移り動くところをパリと北京を舞台に描いた作品。
どの関係も健康的な関係ではないので、最初は逃げろ逃げろと見てたけど、主人公も主人公で苦悩はしつつも意外と
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BAD LANDS バッド・ランズ(2023年製作の映画)

3.3

特殊詐欺で生計を立ててる姉弟の話。原作未読。
コテコテの関西弁で字幕がほしいくらいだったけど徐々に慣れてきた。原田監督の作品は後半あたりから知らぬ間に前のめりに作品の中に引き込まれる。
罪の意識は基本
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ラスベガスをぶっつぶせ(2008年製作の映画)

3.8

数学が天才的な主人公が確率の計算でカジノで大儲けする実話をもとにした作品。
序盤のモンティホール問題のシーンが理解できず、作中ずっと考えていて見終わったあとに調べてやっと理解できた(作中の主人公の解説
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