ゆさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

ゆ

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帰れない山(2022年製作の映画)

4.8


山がタイトルでもあり舞台だか、主役ではない、けれども山という存在が有るからこそ成る物語

ブルーノは山を愛して、山に愛された
そして、最後は山に変化したのだと思う。
まさに山男。

感情が溢れ出ると
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⻘いカフタンの仕立て屋(2022年製作の映画)

5.0

ルブナ・アザバルの演技が素晴らしい。
見事に「病気の人、病人の目」をしていた。メイクや演出で何とかなるレベルではなく本当に気怠く、心から沈みかかる身体が表現されていた。
因みに、死体の演技はなかなか難
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ザリガニの鳴くところ(2022年製作の映画)

4.2

君に読む物語的な 一生追いかけちゃうんだからねっ!的精神の男が登場してくれたので、私の中の一途な男大好きフラグが猛烈に反応した。

そして絵が綺麗。

ひと昔の話だが現代社会に蔓延る偏見の目や無意識に
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

4.0

♯下書き
これは良きです。
高橋一生ファンとして益々、この俳優さんが大好きになりました。 好意増幅

岸辺露伴シリーズを映画化とすると、


黒い輪廻に

エリザベス(1998年製作の映画)

4.0

エリザベス1世=鉄の女と云われる所以が理解できた。
それにしても血流れすぎやろ、

TAR公開記念  
おケイト様祭りキャンペーン
ここから加速していきます!!

ケイトブランシェット この演劇界を生
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アダマン号に乗って(2022年製作の映画)

4.4

仕事もプライベートも精神科漬け(非患者側)で東京の作業所を駆け巡ってた看護師2年目が走馬灯の様に想起され号泣。

素敵な個性と優しさを伝えてくれた多くの患者さんにスクリーンで再会できた
精神疾患ケアに
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

5.0

今この世の中に求められる映画。

優しいってなんだろう
他人と関わりたいけど、傷ついたり傷つけちゃったり、
どう思われるかを意識して楽しくなくなっちゃう。自分と他人の中間地点を探り合う作業とっても苦手
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SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

2.8

アクションもストーリー性も中途半端な感じ
コンユ様を見る映画。
初見パクボゴムでした、この髪型だと楽しんごにしか見えなくて見るたびにドドスコ脳内変換してしまった 笑 
韓国期待の星なのね、おじさんキラ
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ザ・ホエール(2022年製作の映画)

5.0

傑作 
人生は他者だ。
それ以上でも、それ以下でもなく
人はかけがえの無い他者の存在があってこそ生きることに希望を見いだし、救い、愛し抜くことができるのだ。

薄暗い孤独の海でただそこに潜む鯨の光とは
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5時から7時の恋人カンケイ(2014年製作の映画)

4.2

NYを舞台に これだけでロマンチック…
フランス人になれば生きやすい人生でした。
今の気分に最高な一作

抱きたいカンケイ(2011年製作の映画)

3.4

無難に観れて、とにかくナタリーポートマンが可愛いすぎエグい。

トワイライト〜初恋〜(2008年製作の映画)

5.0

高校時代はこれで恋愛脳がバグった。
これくらい夢中にならないと男子から好かれてないんだと勘違いしてイタイ子促進しましたね。

燃ゆる女の肖像(2019年製作の映画)

3.8

女性の美、フォルム美を叙情的に表現できている傑作。
激しさと静けさとが波のように交わりあう

ガール・ピクチャー(2022年製作の映画)

4.5

レディバードの再来!最高の女の子映画!

何者かにならないといけない、何か成し遂げないといけないと無闇に思い込む10代の私 

20代に突入して更に感じてるこの焦燥感に名前をつけたい。
何者にもならな
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さよなら。いつかわかること(2007年製作の映画)

5.0

久しぶりにヒットな映画見た。
自分にがっちりハマるの観れた時の充足感はいいよね〜 

ストーリーや構成はシンプルであるけど家族の喪失という出来事が観ている側の心に深く刻まれるシーンの数々や演出に拍手 
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心と体と(2017年製作の映画)

4.4

幻想的で 含みのあるカット 
人と心地よい距離を取ることは難しい、
距離はそれぞれ違ってもいい

フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

5.0

映画って悲しい時も嬉しい時も残酷にも全てを紡ぐもの。
自分の心に正直に生きること、何よりも素敵なことですわ。
ありがとうっ スピルバーグ監督

逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

5.0

面白い、面白すぎる。
精神的な居心地の悪さ一級

疑問を投げかけて議論を巻き起こす巧さ

リューベンオストルンド監督好きだわ!
何故もっと早く出会えなかったんだろう、
ありがとうシニカル、ありがとう哲
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.5

うーん、ダニエルズのクリエーター作品としては好き。映像作品としてはとてもユーモラスで想像し得ない映像作品
ヒューマンコメディとしてハマらなかった
主題の割長尺と言った感じ
あと題材が私的に重くて、、辛
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別れる決心(2022年製作の映画)

3.8

ベルベット 色彩の光沢としなやかさに欲情できる脳の持ち主は理解できると思う

エロティシズムは美 
パクチャヌクとしたい
惹かれる男に会う為に旦那殺せるこんな女私はとても好きよ
狂おしいほど誰かと愛し
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BLUE GIANT(2023年製作の映画)

4.0

冒頭1分からもう違った。
保身だらけの人生アルゴリズム作って、最初から負けにびびって逃げてきた私とは全く違う人間がそこには立っていた。
一つの夢に努力できる人間はやっぱり格好いい。

ただ予算がなかっ
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イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

5.0

コリンの眉毛が全てを物語る。

1・27初日、アカデミーノミネートに釣られて観に来た人はきっと退屈してるだろうなという気持ちを心に仕舞い鑑賞。

節々に感じる現代に繋がりを持つメタファーを忍ばせながら
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アバター:ウェイ・オブ・ウォーター(2022年製作の映画)

4.4

日本吹替版 試写会 
よくぞよくぞ13年ぶりに作ってくれました 
あっという間に引き込まれまれた3時間
とにかく映像が綺麗!!海の波、水の粒、雫や草の輝き全てが美しい
これは映画館でぜひ!!

パラレル・マザーズ(2021年製作の映画)

3.5

複雑という言葉の意味を初めて知りました


南欧のインテリアとかファッションすごくカラフルで派手なのに邪魔し合わないし
その土地の人とうまく馴染みまくってる凄い👏
あースペインまた行きたい スペインオ
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シスター 夏のわかれ道(2021年製作の映画)

4.0

よく本土で上映できたな
今こうして芸術という形で世に出てるからこそ家父長制度への批判を抑圧されず上手くすり抜けて民に届けられているのかも

個よりも家を重んじる中華にとって心地よくないと思うある一定数
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ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

3.7

インテリアと音楽彩り全て好き 
とってもfancy♡
脚本も緊迫感も楽しめて甘ったる過ぎず 
バランス取れてる

クリスパインがいつも狼に見えるの私だけかな

ここはユートピアと謳う土地ですが
あくま
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

4.5


梅干し…笑

軽快!エゴそのまま表現されてる

美食というジャンルに限らず極めれば極めるほどキリがないこの世の中
あなたの今目の前にある物は何?
あなたには何が見えているの?
拘り抜かれたその存在は
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アフター・ヤン(2021年製作の映画)

3.5

足りなければ補う事をせず、ヤンの過ぎ去ったあとを埋める存在はどこにもない、
人間と人工知能の境目にはなにがあるのだろう そう遠くない将来の出来事

ヤンの瞳を通した一瞬の輝きはどれも愛おしくて尊い、だ
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