人生の有限性とそこで何を選択してゆくか。
ちょうど私たちの世代には響く作品
コメディ色が強いが、ひとシーン毎に紡がれる台詞の数々、含蓄の深さがある。
好きのオンパレード コッポラの可愛さに胸がきゅん詰まりを起こしていた。
女の子に生まれてよかった
フォギーな光、ファンシーな女の子部屋
ポニーテルのシフォン モリスの壁紙
恋に落ちた瞬間の>>続きを読む
初期のノーラン
プロットと仕掛けはシンプルなので見やすい
ぁぁ、これが原型なのか、今後こうなってゆくのだなとインスピレーションの原石を観れた。
若き日の思い出はいつも美しい
あるがままを蒸し返し、何かをひっくり返そうとしない方がいい。
何年後かに、再び見返したいなと思った
孤独感この言葉がこれだけ深く映像として映し出されていることに感動した
感情が映像になる
親を失うこの現象がどういう事かまだ分からないな。
現実が記憶に変化し>>続きを読む
兎に角、眠った。
2人合わせてひと作品の尺は眠りへ誘われた
リヴェットの魔法、その澱粉が私の袖先にも少し降りかかったみたいな気分だった。
誰かとみる映画とても楽しかった
疎な座席、雨の日曜>>続きを読む
思わずいい作品と出会ってしまった。
恋は盲目、監獄に入れられて何でもいいように解釈してしまうあたり人間、恋と相手のことしか考えられない状況下に置かれるとそんな思考パターンになるのだなとしみじみ。>>続きを読む
前半ガン寝してしまって、よく分からなかったが覚醒しスクリーンを見つめる毎に
あり得ない程完璧な構図が待ち受けている。
とにかく何を描きたいのか分からない、だが「審美」という言葉の意味がこの作品の中でふ>>続きを読む
やはり、私にはダウンビートというかスロウ過ぎると退屈してしまう傾向にある。
ライカート特有の持ち味はすごく好き
枯渇という言葉ほど自信を苦しめる環境はないですな
誰もが感ずる彼女に宿る美は、瑞々しい感情の発露や偽ることをせず、実直に自己に向き合い曝け出す様に由来するのだろうと感じた。
そして、驕りなく揺るぎない誇り。痛みと地べたを這いずり回ったからこそ培った人>>続きを読む
「オスカー・ピーターソン」
音楽と歴史は共に刻まれる。
世代も背景も違うのに、彼の奏でる音楽は私をいつも惹きつける
とびきりの自由と、足枷のない今という時間を存分に生きて感情の波にどっぷり浸かれる>>続きを読む
でた、よく分からない系作品。
変態性が高くて、とりあえずシンメトリーが好きなのだと分かった。
ただ、この旋律に身を委ねたい
言葉という物理を超えて伝わる、肌の熱と感覚に漂い、酔いしれたいと思ふほどの欲望は他には見当たらない。
背徳というトリガーほど色艶やかに人間を彩ると感じる作品
うつつの余>>続きを読む
めっちゃ良かった。
抑圧された女たちが風を切って荒野を自由に走り抜ける姿にやられた。
素晴らしく気持ちいい物語でした
ケリーライカー、「ショーイング・アップ」な質感でとても安らげた。
安寧、そのもの。
「多くを語らない自然体市民」が シンプルな展開により
「深い人生の悲哀」 を感じさせるというところも納得。
語りすぎない、何気なく飾り気のない日常。
名もなき人々をここまであからさまに描くというのが>>続きを読む
とても穏やかな作品
世の中が眠りにつく夜に、働らき、生き絶え、支える誰かがいる。
ある清掃員の女性が見つめる夜を通して、
様々な人の生きるを丁寧に描いている。
この世界はちょっとした、だけれども>>続きを読む
人間の断面
人はただ一点、その幾重にも重なった人生の一部しか知る由もない。
これが方程式でなく解剖学なのは
その事象への探究が左から右への=の羅列ではなく、答えの無い想像をより深く上から下に潜>>続きを読む
あー、私は90年代のラブロマンスがとても好きなのだとこんな作品に出会うたびに思う。
コスパも、タムパも全部無視された、ただ絡れて、焦ったくて甘いロマンティックがすぎてこんな恋愛に溺れたいしムードに酔い>>続きを読む
これから先、貴方とハッピーエンドにならないって分かってるけど、巡り会えた縁と過ごしたほんの少しの時間は決して無くならないし私はあの感覚は覚えてるから。
ただ、あの時はずっと大切な時間で来世で巡り逢えた>>続きを読む
凄まじい映像体験
キマッタ!!
ただ、アメコミのTobe continue …の応酬はあんまり好きじゃない。
傑作。
私の羅針盤に出逢えた
女性としての成長と学び得ることの喜び、加速する自立性と奔放さのシグナルが合いすぎて彼女と共に男性優位社会でもがき泳ぐどころか波に乗れた感覚
ラストシーン主人公の充ち足り>>続きを読む
本当に好みな作品。
ティルダスウィントンの魅力が最大限に活かされている。
限定的なある空間を通して、時間や記憶という概念が上手く表現されるといった手触り。
ファッション、建築様式、インテリア
色と>>続きを読む
この神経質さ、あながち分からなくもない。
感性で生きてる人ってナイーヴだと感じる。
自然光と室内に差し込む光、揺れる木漏れ日。
部屋の静けさと、微かに響く生活音。
何気ないを表現する力。
そして、彫>>続きを読む
表情といい、アングルといい究極的な映像芸術
顔面のどアップでほぼ構成されているけど
傲慢さと嘲笑、絶望の淵に立たされた人間の性が存分に伝わる。
ルイーズ・ルネ・ファコネっティの演技力、実に暴力的。
傑作
男女の恋愛学を全て煮詰めたような作品。
感情の機微がとても繊細に捉えられている。
想い、偲ぶことの尊さと切なさ。
恋の春から冬まで、男女が出会い、恋に落ち終わるまで。初めから終わりまで。
相>>続きを読む
ケリー・ライカート監督って、
草木が風に揺らめいてる瞬間とか、荒涼したどこか寂しさ広い平原とか、一瞬の切り取りが上手いなと思う。
孤独を抱えてる人間の抑鬱感の描写が上手い。
十数年ぶり、、?
スプラッタ好きには堪らない作品だね!!
昔見た時よりも、官能への美学が堪能できた気がする
痛みと快楽は表裏一体、
背徳は快感への入り口という処。