ももんがぁ

偽りのないhappy endのももんがぁのレビュー・感想・評価

偽りのないhappy end(2020年製作の映画)
2.3
過去のトラウマから主人公が携帯の着信音聞いたら発狂するんですが恐らく観ている人の99%が思った事を一つ言うとしたら

とりあえず携帯マナーモードにせえて


それで解決ちゃいますのん?って話。


東京で暮らす姉の元に急に妹が引っ越して来たんですが、引っ越して早々に行方不明。
周りの人に助けを求めるものの皆んな良くあることよ。と諭されるばかりで居ても立っても居られません。
そんな折、姉は同じく行方不明の妹を探すヒヨリと出会うのだがやがて琵琶湖から若い女性の水死体が発見され、、、

って言う序盤までのサスペンス風な感じまでは良かったものの後半から完全に姉が暴走し過ぎてて見ていて疲れる。

ってか風俗店のヤクザ擬きみたいなんがめちゃくちゃ親切に重要書類を見せてくれるんもどうなんよ?
しかも完全に濡れ衣を着せられて殺される可哀想さ然り、

妹の話完全忘れ去って終始姉のキチガイっぷりを見せられるだけの結末がハッピーエンド言われたらグゥの音も出ませんでしたが偽りの無いすかしっ屁は出ましたよね。プスゥ〜


そもそも結局のところ事件は何も解決しないどころか行方不明の妹の存在やヒヨリの妹の顛末なんかも全て明後日の方向に丸投げして、体裁を守るクソ姉の暴走と一々携帯の着信にパニックになるギャーギャーっぷりを永遠に見せられる謎の伏線回収に園子温の弟子っていう監督の肩書きで全て溜飲が下がる内容になっております。

まぁただ雰囲気で誤魔化しているだけのポンコツ映画でしたが妹役の河合優実だけは良かった思います。
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