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猫は逃げたのmanamiのレビュー・感想・評価

猫は逃げた(2021年製作の映画)
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今泉力哉監督×城定秀夫脚本。
まずは初っ端から大いに気になること、サービスランチのセットでパフェついてくんの?ミニパフェ的なのじゃなくて、あんなちゃんとしたパフェが?なんて素敵な喫茶店なんだ!
まぁ、ランチパフェはひとまず置いといて、お話の方は四角も四角、正四角関係。関係性もやってることも正しくはないけど。なんなら不適切だけど。
まず分かりやすく強烈なのは真実子(手島実優)。親権問題にブチ切れて悪酔いする。ハリボ撒く。ハリボ並べる。撮る。盗む。シンプルにこえぇよ。
彼女が執着している広重(毎熊克哉)。「しゃきっとせぇ!」って背中をバシンッとしたくなる。でもあんなんだからこそ、沼る女が現れるのかしらね。
彼の妻、亜子(山本奈衣瑠)。「木枯らしに抱かれて」は私も好きよ。
彼女とビミョーな関係にある松山(井之脇海)。足攣って中断とかお気の毒様。
4人が一堂に会しちゃうの、空気悪過ぎて悪循環過ぎて、こっちまでお腹痛くなりそう。辛い。あんな喧嘩、犬も猫も食わないよ、逃げたくもなるよ。
そして劇中のむっちゃくちゃつまんなそうな映画に、瀬戸康史が声だけ出演してたらしい。アガペーとかエロースとか言ってた人ってこと?気付けなかった〜残念〜。その映画の監督役はオズワルド伊藤、ちょうど良い感じにバカウザくてさすがね。(朝ドラ出たりしないかな🐯🪽)

ところで今作に限らず、女性が服を脱ぐシーンのある作品でいつも思うんだけどいつもいつも書き忘れちゃうこと、今回こそ書いとく!!みんなブラと素肌の上に、直で服着るの?着ないよね?最初に真実子が着てたピタッとした前開きのやつなんて特にさ、胸のとこのボタンの隙間からブラ見えちゃうよ?お腹も見えちゃうよ?夏なんて汗ジミもできちゃうしさ、ランチパフェに負けず劣らず気になる問題だわ。

78(1787)
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