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ザ・ヒューマンズのSSDDのレビュー・感想・評価

ザ・ヒューマンズ(2021年製作の映画)
1.0
◼︎概要
ある家族が感謝祭に集まる、引っ越したばかりのNYの古いマンションでは、ひっきりなしに上から大きな音が鳴り響く。
団欒の時間の中、仲が良い家族達から不穏な言葉がちらほらと話され始め、呼応するように明かりが消え、不気味な音が響き渡る…。

◼︎感想
間違いなく今年一の駄作を引き当てたと言っても過言ではないと思われるA24製の戯曲を元に作られた本作。
ヒューマンドラマとしても、シニカルなコメディとしても、ホラーとしても全てにおいて理解不能。唯一良かったのは楽曲のみであり、部屋の一室だけで行われる会話劇の内容もどうでもいい。

宗教感、性的嗜好、仕事、住居、金銭、過去といった家族なら心配になり互いに会話する内容だろうが他人の自然な家族の集まりに無縁な人間が呼ばれたような感覚になる点は、脚本が秀逸なのか?

一ミリも物語と呼べることはなく、知らん家族のそれぞれ抱える問題を徐々に明るみに出して明かりが消えて、軽いジャンプスケアが入るというどうでもいい仕組みで成り立っている。

攻めた映画だとか、芸術性とか思想感のズレを楽しめだとか言われようともはやどうでもいい、クソほど退屈で死ぬほど時間を無駄にさせられます。

今一度言っておくと今年まだ1月ですが、後にもここまで思い出したら腹が立つほど意味のない映画は観ないだろう。

貴重な休日を無駄にしてくれてありがとうA24。貴様はやはり簡単に私を楽しませる気は無いのだな。

0.1を付けらないのが悔しい…。
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