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シティーハンターのSSDDのレビュー・感想・評価

シティーハンター(2024年製作の映画)
4.3
◼︎概要
新宿にてスイーパー(始末屋)を行う男と、元刑事のパートナーの元に行方不明者の捜索依頼が飛び込む。
一方界隈では人体の身体能力を超えた異常な能力を発揮する攻撃性の高い人間による事件が散見されていた…。

◼︎感想(ネタバレなし)
鈴木亮平さんの役者魂がすごい。
役どころに合わせて肉体改造するのは過去作からも多いが、今回も冴羽の肉体美をほぼ再現した肉体を作っていた。

そしておふざけモードの時の声が原作にそっくり。
その上アクションのキレは凄まじい。
普通であればノールックで後ろを撃つシーン、昔の日本のアクションではバタバタして射撃精度がどうみても悪そうとなるのだが、カメラワークや演出と相待って説得力のあるモーションがアニメよりも説得力を感じられた。

ここまで大絶賛だがストーリーは若干チープなスリル。
わざと原作の古めかしい感じを再現したのかなという敵役達はもうコントなんでしょうか。
あくのそしき感が凄まじい。

そんな香ばしさもありましたが、全体的に流石Netflixだと思わされてしまう完成度。
アクションシーンだけでも十二分に楽しめる作品になっていたし、ノスタルジーな気持ちにもさせらる良作でした。











◼︎感想(ネタバレあり)
・ナレーション
冴羽の声の神谷明氏というのは憎い演出。

・冴子
木村文乃さんが出てきて冴子は似合っていましたが、よく考えたら原作でも優秀感あるけど所詮活躍は主人公の引き立て役でしかないからこんなもんでしたね。

・香
この女優さん知らなかったんですが、初めは違和感ありましたが、うんまぁこんな感じすかね。
なんかゴリ押しタレントとかでぶち込まれたとかそういう感じもしないので。

・総評
アクションのキレの良さや、冴羽の完全無敵感などアニメを超えた描写を感じられるのが素晴らしい。

もう何回アスファルトでタイヤ切れ割かれてんねんという主題歌。擦り倒されてもまぁ名曲ですよね。
ただ私としては当時のED曲もすごく好きだったので、STILL LOVEHER 失われた景色もTMNだし流してくれても良かったんじゃないかと。

続編いくらでもやれそうですので、鈴木亮平さんのシティーハンターまた観てみたいですね。
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