ヘイヘイ

ある男のヘイヘイのレビュー・感想・評価

ある男(2022年製作の映画)
4.6
「私は誰の人生と生きてきたの?」

私を私たらしめるもの。
世の中に在るもので、名前がついてないものなんてもうないでしょう。

冒頭とラストに映る絵画は、この作品で初めて観たのですが、ルネ•マグリットの『複製禁止』という題名の作品らしいです。

名前を失くしたわたし(鏡に映らぬ自分)は、一体誰なのでしょう。

行き場のないアイデンティティを抱えながらみな(上手に)生きている。
ヘイヘイ

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