じぇいらふ

まわり道 4K レストア版のじぇいらふのレビュー・感想・評価

まわり道 4K レストア版(1975年製作の映画)
3.8
🧳ヴィム・ヴェンダースレトロスペクティヴ&彼の作品観まくらんかシリーズ①

ヴェンダースの特集上映😆ジャームッシュと並ぶ学生時代の人気映画作家やった。かなり久しぶり。観てない作品もあるのでこの機会に制覇💪するぞ❗️(とりあえず意気込みだけ)

まずは『まわり道』初鑑賞。いわゆるロードムービー3部作の一つ。ロードムービーて言葉、ヴェンダースで知ったなあ。脚本は『ベルリン・天使の詩』のペーター・ハントケ、撮影は『パリ、テキサス』の盟友ロビー・ミューラー。そりゃ最高か✨

タイトル 空撮 部屋に男 大音量ロック 窓ガラス拳で割る なんか困った奴😅〜はじまり

書けない作家志望のヴィルヘルムは、母の勧めで旅に出る。途中、老人と孫娘、女優、詩人青年、自殺願望大富豪と、様々な人々と出会う。。。というおはなし

旅は道連れ、、、だんだん連れが増えていく桃太郎行脚。全員年齢不詳で何かしら訳ありな人達の、だからといって何か劇的なことが起きる訳ではない、だらーとヴェンダースな旅。

ヴィルヘルムと女優テレーゼ:ハンナ・シグラと並んで走る列車で見つめ合うシーンが素晴らしい✨列車の横運動🚃窓から出す頭と風を感じる動き。

なんとナスターシャ・キンスキー14歳のデビュー作⁉️謎の孫娘役。この時から目力ヤバイ❤️引き込まれる。街中でボードヴィル、側転しまくる、逆立ちする、めっさ身体能力高いんだな😆

14歳とはいえ、ナスターシャ・キンスキーが夜すっぽんぽんで入ってきたら、自制する自信ないです続行❤️、、、ヴィルヘルム偉い笑

旅をする事で何かを得るというより、何を得たいのか?もわからないまま、再び1人になる寂しさだけがわかるという、あんまり元気の出ない旅ばなし。

ロビー・ミューラーの絵は相変わらず素晴らしいですが、作品的にはこのダラダラ展開は慣れないと寝ます笑。最近ダメだ😵気がついたらエンドロール、、、配信で見直し、、、こんな話やったんや、、、まさに『まわり道』🤣