ティンク

翔んで埼玉 ~琵琶湖より愛をこめて~のティンクのレビュー・感想・評価

3.3
『うーん、解説には偽りありだけど…』


昨日、聖地MOVIXさいたまで見てまいりましたよ。昨日の1日の上映回数が19回、おかしいでしょ。と思ったら滋賀では23回のところもあったの?(滋賀県民に絶対京都で鑑賞させない作戦とか(笑))

そう副題にもある通り、琵琶湖のある滋賀県が今回の主役。

「日本埼玉化計画・第Ⅱ章 東西対決〜遥か西の地・関西へと飛び火したこの事態は東西の天下を分かち全国をも巻き込む大事件へと発展していく。」

という解説はちょっと偽りあり。今回は滋賀県の関西勢への復讐、埼玉県はその側方支援という感じ。もちろん、武蔵野線で始まり武蔵野線で終わる埼玉ネタもふんだんにありますが。(ちなみに武蔵野線は貨物線として昔からあったんだけどね)
越谷に海をつくるということなので、てっきりレイクタウンだと思ったらあっちだった。

関西ネタはわからないものも多いので、どれだけ地元では受けたんだろう。

あまりにもネタを盛り込んだおかげで、ちょっと演出が冗長になったかな。踊りも長いし、唐突に水晶玉がフィーチャーされる脚本もちょっとうまくない。

でも、こんだけの茶番劇をまじにお金をかけて作って上映できる世の中はまだ捨てたもんじゃあないかも。杏さん、あーんな恰好して真面目に演技して成立するんだからすごいもんです。お父さん超えたんじゃない?

今回一番びっくりしたのは、「社会イノベーションの日立」。
日立さん、あれをよく許したな。
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