アー君

LAMB/ラムのアー君のレビュー・感想・評価

LAMB/ラム(2021年製作の映画)
3.0
陰鬱なアイスランドの風景を見るだけでも満足なのだが、なぜ羊なのかは国教はキリスト教が占めているので、おそらく北欧神話をベースにしたとしても、肝心のプロットが薄口でもう少し何かをして欲しかった。ラストも私には響かず結構微妙でした。(実は正体が故・安岡力也であれば驚きますが。そっちは山羊か。。変な事を言ってゴメンナサイ)

気になったのは役作りのためにダイエットしたのか? カメラマンの撮り方なのか? マリアを演じたノオミ・ラパスがいつもと雰囲気が違うかなという感じがした。個性的な顔立ちで良い意味で印象に残る女優なのだが演技チカラの表情であれば大したもんである。

パンフレットはいつもと違い少し大人しい感じがした。欲をいえば本文はヴァンヌーヴォで斤量をもう少し抑えてギリギリ薄くするのも見たかった。マンガがインターミッションとして入っていたが、無理して加工して合わせずに「小さな投げ込み」でも良かったのではないかと思う。

(A24が配給だけどクレジットに表記されてたかな?)

[新宿ピカデリー 18:50〜]
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