なんとな〜く4歳娘と一緒に鑑賞、
そしてお父さんの方がハマる。
最初の5分で、ディズニーにわか勢の自分でもなんだかディズニーぽくない💡(そもそもピクサーだけど)って感じましたが、この作品はいい意味で変わってるなぁと。
キャラの造形も観てるうちにだんだんかわいくみえてくる不思議。
小さい子供が観てもレッサーパンダかわいい〜🥰ってなるし、大人は本作のメッセージ(思春期のカオス、親離れ等)について思うところもあって、観る人の世代、性別によっても楽しむポイントが変わる作品になってるんじゃないかなぁと。こういうのをもっと出してくれよ、ディズニー•ピクサー。
原題のTurning Redは、”感情の高ぶりで赤くなっちゃうこと”で、
”コントロールの効かない感情や体の変化に戸惑う様子を描くため、英語で「レッサーパンダ」という意味の“Red Panda(レッド・パンダ)”がメタファーとして使われているんだそう。”(↑ネットからの拾い情報)
これは、日本人によくある原題の意味を知って、ほぉ〜ってやるやつ。インサイドヘッドも原題はinside outでちょっと違う。レミーのおいしいレストランはRatatouille。塔の上のラプンツェルはTangled。
シュガー・ラッシュ・オンラインはRalph Breaks the Internet(まじ?全然印象違う)
ベイマックスは Big Hero 6ですけど、これは邦題をベイマックスにしたのは英断ですよね💡(興行的には)。今のベイマックス人気をみるに絶対よかった。
監督のドミー•シーさんは、中国生まれのカナダ国籍で公開当時32歳!ピクサーで2人目の女性監督!言われればたしかに新しくて女性ぽい描き方だったなぁと。
日本のアニメの影響も受けてるらしいので、欧米にはなさそうな独特なアニメ演出も監督の作家性?なのかも。目が🥺🥺ってなる演出かわいくて自分好きでした。
いわゆる”通過儀礼を迎えることに対する喪失”のお話なわけですが、大人になること=純朴な感情を閉じ込めてしまう、っていうのは少々言い過ぎでは?と。
ただ、大人になった今だからそう思えるだけで、たしかに当時は大人になることへの漠然とした不安ってあったわ…と。その意味では、忘れかけてたあの時の自分を思い出させる(数々の黒歴史と共に…)作品となりました。
子供向けであるけれど、”赤い花が咲いた”っていう台詞がちゃんとあったりするのも、そういうダイレクトな表現も入れちゃうんだ💡とちょっとびっくりしました。
クライマックスで、アイドルの歌と儀式の呪文がマッシュアップするの面白い(笑)
そして、コロナ禍の影響でほぼ配信オンリーだった本作ですが、今年アメリカでも日本でも劇場公開されるみたいです!
2023年12月20日、ウォルト・ディズニー・ジャパンは本作品並びに『猫とピットブル』(同時上映作品)を2024年3月15日に日本国内で劇場公開することを同社サイトにて発表した。
口コミでよさが広がったってこともあるのかな?そうであれば、それも納得の作品なのでオススメです😋
※配信スルーした作品全部公開するんですね💡